食い合わせにはご注意を
書くこと無いんで自己紹介でも
モンハン3流 男
好きなこと 寝ること 小説書く事
好きな人 空知英秋先生 いや、そういう意味じゃないから。
好きな漫画 銀魂 さいきくすおの災難 トリコ
読んでみたい漫画 ジョジョの奇妙な冒険
まぁ、まずはこれくらい
摩天楼高校
「ねぇー武蔵ちゃん。お願い聞いてくれる?」クラスのマドンナ幽髪礼子が椅子に座っている武蔵に話しかける。長髪に整った美顔で今日も男子生徒を釘付けにしている。
「なに?」「実はね私最近ストーカーに追いかけられているの。」武蔵は椅子に座って刀を磨いていたので礼子は一歩下がりながら話す。
「スカート?スカートに追いかけられているって怖いね礼子ちゃん。」あまり地球用語を知らない武蔵は天然ボケのように話す。
「ちがう。ストーカーよ。ここんところ私の帰路で変な人がついてきている気がするの。」
「へぇ、それは災難だね。でもそれを私がどうすればいいの?」
「それでね、武蔵ちゃんの腕をかって、退治してほしいんだけど。大丈夫かしら?」
「なに?つまりそいつをぶっ潰せばいいの?」武蔵が女子にあるまじき言葉を言う。
「ちょ!武蔵なに引き受けてんの!?」武蔵の隣の席で「ハリーボッテー聖者の剣」を読んでいた旭は顔を上げる。
「どうしたの旭?何かおかしい?」礼子は不思議そうな顔をする。
「おかしいも何も!あんたはこいつを危険なめに合わせる気か!」
「危ないめってなに?」武蔵は純粋な眼でこっちを見てくる。
「なにって・・・・女子一人で怪しいストーカーと戦わせなんかしたら・・・なんかこう・・・いけないだろ!」旭は勢いでごまかす。
「大丈夫って!武蔵ちゃんの強さはストーカーなんかには負けないでしょ!」玲子は武蔵の肩をたたく。
「そうそう!だからそれぐらいの事心配しなくてもいいわよ!」ほめられている武蔵はちゃっかり玲子の依頼を受ける事にした。
「・・・・まぁ、そりゃあそうだけどよ・・・・・・。」旭はしょうがないというように読書に戻る。
あの日・・・・・武蔵がエイリアンを倒したときに三色たちは旭たちから武蔵の情報を聞き出してきた。
「・・・・・なるほど、つまりお嬢さんはあるグループを追ってここまで来たと。」三色はエイリアンの死体を見ながら武蔵に聞いてくる。
「そうです。」武蔵は刀の血を水で落としている。
「そのグループの名前は?」三色は手帳に必要事項を書き込む。
「それがまだ私にもわからないんです。そいつらは何も名乗らずに襲ってきたので。」
「そりゃぁ、大変でさぁ。宇宙的重大犯罪者かもしれないですね。」無双は校庭のありんこの巣を崩している。
「後リボーンの採取も目的に入っています。」武蔵が忘れてはならない事を言う。
「それでこの地球を征服したいと?」「はい、そうですが?」武蔵がだからなに?見たいなノリで首をかしげる。
「だめですよ隊長!こういうやからは育つと危ないやつですよ!政府本部に護送しましょう!」無双は携帯で政府に電話を入れようとしている。
「だーーー!待て無双!こいつらはどっか宇宙人とは違って平和的に侵略をするらしいからな。大丈夫だろ。政府にも黙っておこう。そうすればこのエイリアンの一件で俺たちは手柄を上げたことになって昇格は確実だぞ。」三色がうまい事を言って無双をなだめる。
「まぁ、なんだ。お前らの対応は俺たちがする。安心して侵略でもがんばるんだな。そのグループとやらも調べておいてやるよ。」三色たちは旭たちに名刺と連絡先を教えるとヘリで帰っていった。エイリアンの死体は後日引き取るらしい。
その後旭たちは体育館へ戻り、静かにすごした。幸い先生たちは今までの事には気づいていないらしい。
翌日生徒と先生一同はエイリアンの事件に驚き、政府の三色たちが退治したという形で終わった。
そのおかげで武蔵のものすごい剣さばきは学校にもれなかったが、誰か生徒が偶然が見ていたのか生徒の間だけ武蔵の強さがいつの間にか広がり、礼子のような依頼が来ることがある。
先生には知らされていないのでまぁ問題は無い。
だが武蔵にとっては頼まれる事はうれしいが彼氏との付き合いができないのが難点であった・・・・・・。
「じゃぁ、旭。今日の夜張り込みのついでにデートをしましょう!」
「はぁ?何で僕まで!」
「だって私たちカップルなのにデートらしいことしていないじゃない。」
「でもおまえ、張り込みしながらデートってどこのバカップルだよ!」
「いいから!彼氏は彼女の言うことを聞きなさい!」無理やり決めようとする武蔵。胸を近づけながら訴えてくる武蔵に旭はこういうしかなかった。
「わ・・・・わかったよ・・・・・・。」
夜9時。幽髪邸・・・・・。
旭たちは礼子の帰り道を見届けた後、礼子の家で見張りをしていた。こんな時間だと警察に怪しまれる可能性があるが武蔵がどうしてもというのでこの時間まで見張りをしていたのであった。
「・・・・もういいだろ、武蔵。ストーカーはこんな時間まで起きてるほど暇じゃないはずだ。」旭は家の近くの草むらで武蔵と話している。
「そうね、さすがのスカートも今夜は出なさそうね。」武蔵はスーパーで買った何十個ものアンパンを食べている。3本くらいあったイチゴミルクももう無い。
「てか、甘いもの食いすぎだろ武蔵。糖尿病になるぞ。」
「いいの、ていうか私は甘いものしか食べれないから。」
「なんじゃそら。すききらい激しすぎるぞ。」
「ちがうわよ。私の星のパーチェ星では甘いものしかなかったの。だから地球の食べ物で甘味以外のものを食べると体が拒絶反応おこすのよ。」武蔵が最後のアンパンをたいらげる。
「面白い体してるなお前ら。」旭は散らかったごみをかたずける。武蔵はこの体質のため学校の弁当も甘いクッキーやケーキばかり入れている。本当に大丈夫か心配だ。お米すらも蜂蜜と砂糖をかけないと食べれない。
それはそうと旭たちは今日のところは引き上げ、また後日という事になったのであった。
「まったく、デートとか言われてこんな警察まがいの子としてたらきり無いぞ。」旭はぶーぶーいっている。
「ねぇ、旭。なんかおなか減らない?」
「まぁ、減ってるけど?」旭がそう答えると武蔵はコンビニへ行こうとする。
「何か買いましょう。旭のおごりで。」
「はぁ?何で僕が!お前さっきありえん数のアンパンかってただろ。」
「あれは張り込みようの夕食よ。夜食にアイスを少々。そのために今日呼んだんだから。」
「なに!?つまり僕はパシリ同然の扱いで誘われたという事か!」
「そうだけど?彼氏は優しくないと♪」武蔵はご機嫌でアイスを選ぶ。旭は財布を見てため息をつく。
「これもかおっと♪」武蔵はゴリゴリ君プリン味に手を伸ばす。それと同時に最後のゴリゴリ君を武蔵と同じ速さで手にした者がいた。二人の手がアイスの上でかさなる。
「あっ、すみません。」武蔵は誤るが手を放さない。相手も同じである。武蔵はその人の顔を見て驚く。
「あれ?無双さん?」「こりゃあ前日のカップルさんじゃねぇかい。」無双は親父くささの混じった話し方で武蔵にはなしかける。旭も無双に気がつく。
「無双さんじゃないですか?どうしたんですか?こんなコンビニに?」
「ちょっと三色隊長に張り込みを命じられてて商店街を張り込んでたんでさぁ。」
「商店街に?何でまた。怪盗が現れるわけじゃないでしょ。」旭たちと無双はコンビニの外で話す事にした。
「大食いエイリアン?」旭と武蔵は声をそろえる。無双は武蔵から勝ち取ったアイスをほうばりながら旭達に説明をする。
「ここらの商店街は食べ物の売っているところが多いだろ?金がねぇのか太った風貌のエイリアンがその食べ物店に夜忍び込んで荒食いしてるそうなんだ。もうこれで6件目。シャッターも粉々らしい。俺たち政府も張り込みして犯人をつかまえてくれといわれてしょうがなく俺だけ派遣されたんだ。」
「大変ですね。がんばってください。」旭は一応応援をしておく。
「そういえばあんたらで思い出したんだけど校庭のエイリアンの死体がいつの間にか消えてたんだが何かしらねぇか?」
「えっ?無双さんたちが引き取ったんじゃないんですか?」旭は首をかしげる。死体は2日前に校庭からなくなっていて、てっきり三色たちが引き取ったと思ったのだ。
「あれ?しらねぇか。まったく最近あんたらとあったりエイリアンが消えたり不思議なことが多く起こるな・・・・・・。」無双は立ち上がる。
「まぁいいや。めんどいことは全部隊長に任せるしな。あんたらもデートはこんな遅くまでしてたら、逮捕するぞ。」無双は夜の道へ消えていく。また張り込みをするのだろう。
「私たちも今日は帰りましょう。無双さんのいうとおりにしないとタイホされるらしいからね。」武蔵は家のほうへ向かう。旭もその後についていく。
「・・・・・・なぁ、武蔵」旭は武蔵に帰り道はなしかける。
「なに?」「お前はよ。何で俺なんかを選んだんだ?」「なにに?」
「・・・・・彼氏にだよ・・・・。」旭は頭をかく。
「えーーーーと・・・・・・なんとなく。」武蔵は道の向こうを見ながら答える。
「なんとなく・・・・・か・・・・・。」旭は内心少しがっかりした。武蔵にとっては自分は彼女が安全であるという事を知らせる道具に過ぎないのだと感じた。家も近いし。
「でも・・・・旭はほかの人とは違うと思ったからでもあるよ・・・・・」武蔵は旭のほうを向く。
「なんじゃそら。」旭も武蔵のほうを向く。目が合ったので旭は目をそらす。
「やっぱりなんでもない。」「は?」「な・ん・で・も・な・い♪」武蔵が怖いこえでにやける。
「な、なんだよ・・・・・。」武蔵の言葉の意味を知りたかった旭であったが家の前に着いたのでやめておいた。
「それじゃ。」武蔵が家の中へ入る。
「あ、あぁ・・・・・。」ぐだぐだのまま武蔵と分かれる旭。旭はその場で何秒か立ち止まったままため息をつくと自分の家へ戻るのであった・・・・・・。
商店街。肉屋・・・・・。
がたがた!ガタガタ!ガタタ!
シャッターを揺らす音が聞こえる。
「ちょっとあんた。起きて。」肉屋のおばさんは騒音で目を覚ます。
「んだよ寝かせろよ。こっちは疲れてんだ。」親父さんは寝返りを打つ。
「だってあの音。近頃うわさの大食いエイリアンじゃないの。」
「・・・・・・・」おばさんは親父さんが起きないのがわかると一人で見に行く事にした。政府からもらったエイリアン退治用スプレー(一部のエイリアンに有効)を所持する。
ガッシャン!ガタガタ・・・・・・何者かが店内へ入っていくのがわかった。おばさんを動かす力は店のものを食われたくないのと大食いエイリアンにかかっている懸賞金である。いままでおおくのみせをあらしてきたやつの懸賞金は20万くらいはある。
スーー・・・・・・くちゃくちゃ・・・・・ショーウインドーを空けて肉を食っているでかい生物の姿が物陰から見ているおばさんの目に留まる。
くちゃくちゃ・・・・・ヒレ肉を食っているエイリアンは満足しているのか口から吐息を漏らす。
いや、腹のほうから息をしている?エイリアンは肉が多く並べてある所へ移動するとでかく肥大した腹を突き出す。
ピッ・・と音がしたかと思うとエイリアンの腹に裂け目ができる。そのまま横に裂け目は大きくなっていくと、腹が開く。その中にはいくつもの歯が生えており、ちゃんと舌もあって人の口のようになる。
まだ、途中でごんす。