リセットボタン
『一ヶ月一日一詩キャンペーン』第八詩!!
雅紀さんからのリクです↑↑
人生にやり直しはないって言うけれど
人生は一度きりって言うけれど
人生は儚いって言うけれど
僕らは生きている
仕事を失敗した事もある
親しき人を傷つけてしまった事もある
間違った選択をしてしまった事もある
大切な人を守れなかった事もある
でも 僕らは生きている
例えばの話
僕らがリセットボタンを手にしたならば
この世はどうなるのだろうか
きっと心配性の人間のことだ
色んな所にセーブフラッグが
建てられるに違いない
きっと潔癖症の人間のことだ
ちょっとしたミスだけでも
そのボタンを押すに違いない
きっとズル賢い人間のことだ
警察に捕まったら
そのボタンを押すに違いない
その時
僕らは幸せだろうか?
その時
満足感はあるのだろうか?
その時
信頼はあるのだろうか?
全てが作為された世の中に
完璧と称された人の中に
何があるってんだろう
例えるならば
ゲームを改造して
俺ツェェェェェェ!!とか
言ってるという事
じゃあ
カジノとか
失恋経験とか
それさえも無くなるのかな
人生が無作為にならないなら
何が無作為になるのだろう?
でも
人はリセットボタンを
誰でも持っている
前向きに生きようとする心
吹っ切ることができる心
ひたむきに生きようとする心
その全てが
リセットボタン
ちなみに僕は、どう●つの森の中で、リセット●んが一番好きです。
感想ヨロでーす(ペコリ)