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Infinity called ZERO〜名の無き者達の物語〜  作者: Mark.Ⅵ.
L'IMMAGINAZIONE E DIVERTENTE...!
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LINK AND ZERO-TEN AWAKENING

宇宙 ECHOエコー-COREコア 第10研究所 実験データ収集室



「0816の起動準備はどうなっている?」


コンピュータの中のAIに聞く。


『本体もリンクも問題無いです。』


AIから女性の声で返答が返ってきた。

そしてそれに淡々と答える。


「こいつで10番目だな。

1番2番ともに成功、その後は失敗続きだが、今回の成功率はどんだけだ?」

『64%です。微妙ではありますが50を切らないあたりはなかなか良い率かと。』


画面にはZEROゼロ-TENテンと0816を繋ぐGSgeRジスゲルの同調率、意識とZERO-TENに組み込まれているシステムとのリンクの成功確率などが数値化されて表示されていた。


「ではリンクを始める。

予定では1時間後に起動だ。

上手く間に合わせろ。」

『了解。』


AIは言われるがままにZEROゼロ SERIESシリーズの1機であるZERO-TENと強化人間である被験体0816の意識のリンクを始めた。



争いが絶えず、人が生きることなど出来なくなったこの地球は無法地帯と化した。

半数以上の地球民が争いに巻き込まれ滅亡、残った地球民は宇宙に拠点を置くしか無くなった今、地球は無数に存在する資源の貯蔵庫として、取り合いの戦争が続いている。

今では組織同士の地球を巡る戦争を起こしていた。

地球での国家は宇宙の国家に吸収され戦争は黙認状態。

中にはちゃんとした組織に入らず傭兵として戦う者も出てきたほどに。

科学で人の意識を機械に移せる今の時代、戦闘機械に人の意識をリンク、さらには臓器をも移植することが可能だ。

それでも戦闘機械はほとんどは有人式のものが多かった。

意識のリンク、そして臓器を移植するには失敗する確率が大いにあった。

だからリンクか移植するものは望んだ者、そしてそれらに当てはまらない”例外者“のみ。

こうして人々はもはや意味のない戦争を続ける日々を生きていた。


『被験体0816、リンク完了。

0816覚醒後RgX-Ⅹ ZERO-TEN起動に移ります。』


少々不恰好で肉食動物を思わせるような姿の二足歩行の戦闘機械のツインアイに、静かに青い光が灯った。


『被験体0816覚醒確認。起動、並びに任務を開始します。指示に従って進んで下さい。』

RgX-Ⅹ (アールジーエックス-テン)

RgXはECHO-CORE所属戦闘機械の識別型式頭文字。

この世界は識別型式頭文字でどの企業の所属かが分かる。

傭兵の場合は識別型式が無くなり、自身で傭兵名を決めなければならない。傭兵の中には搭乗機体名を名乗る者もいる。

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