ただ、それだけの真黒記念館
とある日の朝日を受けながら、るかは思い出す。 あの透明なカラスと出会ってからの日々のことを。 あの優しさに触れて以来、るかはことあるごとに思い出す。 彼のことを、彼の言葉を。 僕は今でも、その言葉に――
*カクヨムにも投稿しています。
*完結まで毎日投稿します。
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それはなんてことはないただの退屈で
2023/10/01 18:00
やはりそれもただの退屈で
2023/10/01 19:00
履歴書は僕を語るのか
2023/10/01 20:00
嘘をつくのは寂しいからで
2023/10/01 21:00
きっと、嘘をつかない理由も寂しさで
2023/10/02 21:00
大学生に居場所はない
2023/10/03 21:00
翼は大学生の特権で
2023/10/04 21:00
告白は頭を丸めてからするべきだ
2023/10/05 21:00
鮮明なのは今だけで
2023/10/06 21:00
出会いの語り手は別れ
2023/10/07 21:00
情緒とは過程、退屈に行きつく
2023/10/08 21:00
劇毒は幸福足り得る
2023/10/09 21:00
振り回されて、嫌になって、諦める
2023/10/10 21:00
大人でも子供でもなく、僕らはただの若者で
2023/10/11 21:00
思い返せば恥ずかしい
2023/10/12 21:00
視線を下げてくしゃっと笑った
2023/10/12 21:00
退屈と呼ぶにはまだ早い
2023/10/13 21:00
ある日突然、流麗な形を持つ
2023/10/14 21:00
愉快と言える愉快さを
2023/10/14 21:00
そして、いつか
2023/10/15 21:00
どうして、書こうと思ったのだろう
2023/10/16 21:00
多くのことを、笑えるようになっていた
2023/10/17 21:00
いつか出会った、誰かに向けて
2023/10/18 21:00
残り物には福がある
2023/10/19 21:00
薄く溶けて広がって、全てになる
2023/10/19 21:00
それを今は、静かに眺める
2023/10/20 21:00
優しいカラス
2023/10/21 21:00
人の恋路はどうして美しく見えるのだろう
2023/10/22 21:00
触って気づく凝り固まったもの
2023/10/22 21:00
小さな音が、時々聞こえる
2023/10/23 21:00
酒を飲むことに意味はあるのか
2023/10/24 21:00
『真黒記念館』
2023/10/25 21:00
まだここに
2023/10/26 21:00
意外と覚えているもんですね、鮮明に (完)
2023/10/26 21:00