恋人姉妹の初クリスマス
恋人で姉妹の二人がクリスマスにいちゃつくお話
【登場人物】
彩歌さくら:高校一年生。姉とのクリスマスを楽しみにしつつ、複雑な想いを抱えている。
彩歌もみじ:高校三年生。妹とのクリスマスを楽しみにしつつ、将来のことも考え始めるお年頃。
クリスマスもすぐそこまで近づくと学校の中も活気に溢れてくる。
クリスマスのお祝いをするのが楽しみ、というのもあるだろうが一番は冬休みが始まるからだ。二週間程の短い休みとはいえ連休は連休。遊びに行くもよし正月に家でゆっくりするもよし。クラスでは冬休みの遊ぶ予定を楽しそうに話す声もちらほら聞こえてきた。
ただ、私に限っていえば楽しみより寂しさの方が強い。
日にちが過ぎる、月が変わる、新しい年が始まる。それはなにもいいことばかりではない。
「ねぇねぇ、さくらはサンタさんになにお願いする?」
下校中、姉が白い息を弾ませながら嬉しそうに尋ねてきた。辺りはすでに夕方から夜へと変わろうとしている。近頃はあっという間に日が落ちてしまう。
「もうサンタって歳じゃないんだけど」
「そういうことじゃないよ~。おねえちゃんサンタにお願いしたいこととかないの?」
「あぁそういう。うーん……でもお母さんにはもう伝えたし、特にはないかな」
「今年は何にしたの?」
「カバン。中学から使ってたやつがボロボロになってきたから」
彩歌家では中学校からサンタを廃止する代わりに欲しいものを両親に自己申告するようになっている。そこで価格や用途が協議されて、可決となればクリスマスにプレゼントしてくれるのだ。
「もみじねぇは何?」
「私はまぁ服とか。そっかぁ、じゃあ他に欲しいものもない?」
「うん。もともと物欲はあんまりないし」
「別に物じゃなくてもいいよ。おねえちゃんサンタにして欲しいこととか。なんでもしちゃうよ? なんでも」
強調する姉の顔からどことなくいやらしさを感じた。多分私がお願いしたら本当になんでもしてくれそうだ。
色々と公共の場では憚られる事柄が頭に浮かんだが考えないようにした。
「……もみじねぇは来月センターでしょ。私のことはいいからそっちに集中しなよ」
「ずっと試験勉強ばっかりだと気が滅入っちゃうんだって~。だから息抜きもかねてさくらにご奉仕させてよ~」
「言い方っ」
姉の腕をばしっと叩く。外にいるのに誤解を招くような言い方はやめて欲しい。誤解ではないが。
むー、と膨れる姉の手を軽く握る。手袋をしていない手は冷たかったが、触れたところからじんわりとあたたかくなってくるように感じた。
小声で姉に尋ねる。
「逆にもみじねぇはお願いないの? その、いもうとサンタに」
「え!? なんでもしてくれるの!?」
「そこまでは言ってない」
きゅっと姉の手を握って続ける。
「――けど、可能な限りはきいてあげても、いいよ」
可能な限り、なんて口だけで多分ほとんどきいてあげると思う。そう思えるくらいは色々と姉との仲は深まっている。態度には表しづらいが。
姉はおちゃらけた態度をやめて優しく笑った。
「ありがと。その気持ちだけで嬉しいよ」
「…………」
こういうとき、あぁやっぱり姉なんだな、と思う。どれだけこどもっぽく見えても言動が自由でも、妹を気遣うことだけは忘れない。
そんな姉だからこそ、私も好きになったんだ。
「まぁサンタにお願いしなくても、さくらはだいたい私のお願い聞いてくれるし」
「……その一言は余計」
せっかく人がときめいてたのに。姉の言っていることが事実だとはいえ。
「んっふっふ」と姉が思わせ振りに笑ってから繋いだ手を前後に揺らす。
「でもせっかくのクリスマスに何もしないってのももったいないよね~」
「家で一応ケーキと鶏の足食べるけど」
「それは家族でのクリスマスでしょ? 恋人とのクリスマスはもっとロマンチックじゃなきゃ」
姉が言いたいことが分かってきた。横目で期待に満ち溢れた姉の顔を窺う。
「じゃあ……25日の終業式終わったらデートする?」
「うん!」
12月25日の朝。寒さに顔をしかめながら目を開けると枕元に何故か紺色の靴下が一足置いてあった。サンタの贈り物でないことは確かだ。その靴下の色には見覚えがある。
靴下の隣にメモを見つけた。そこには『今日はこれ履いてね。おねえちゃんサンタより』と書かれていた。
てっきりこういうのはしないと思ってたのに。苦笑してから体を起こし、学校へ行く準備をする。制服に袖を通しているとドアがノックされた。
「さくら入るよー」
部屋に入ってきた姉はすでに制服に着替えていた。私と目が合うと満面の笑みを浮かべる。
「メリークリスマース!」
「……メリークリスマス」
朝からテンションが高い。姉は私の足元を見るとわざとらしく驚きながら近づいてくる。
「あれ!? あれれ!? 私の靴下がこんなとこに! これはもしかして、さくらがサンタさんからの贈り物ってこと!?」
「……それがやりたかったの?」
「ちょっとちょっとさくら~、そうじゃなくて私の靴下にも気付いてよ~」
姉の足元に目をやる。黒い靴下を履いていた。多分私のだ。
「えっと、これはもみじねぇがサンタから私への贈り物?」
「偶然だね! お互いに欲しかったものがこんな身近にあったなんて! こういうのを幸せの青い鳥って言うのかな!」
姉が勢いよく私を抱き締めた。制服が皺になろうがお構いなしのようだ。まぁ私も気にしないが。服がしわくちゃになることより姉に抱き締めてもらうことの方が大事だ。
「……満足した?」
「うん。とりあえず朝のさくら分は補充できた」
軽くキスをしてから「先に下行ってるねー」と姉が部屋を出て行く。クリスマスの朝でも賑やかなのは変わらない。
ふぅ、と息を吐いてから姿見の前で制服を整える。目線は自然と靴下の方へと向かった。
(私がもみじねぇへのクリスマスプレゼント、か。恋人だったらそういうのもよくあることなのかな。……いや、うん、もうあげてた)
姉の誕生日に指輪と自分自身をプレゼントしたことを思い出し、顔が熱くなる。たとえ何度姉と体を重ねようが恥ずかしいものは恥ずかしい。
ぱたぱたと手で顔をあおぎ、深呼吸を繰り返してから私もリビングへ向かった。
25日の学校は授業はなく、HRの後に終業式をやって昼過ぎにそのまま下校となる。終業式後はみんな解放感に満ちた表情をしていた。私も友達のあゆちゃんと一緒に教室を出て姉と御園先輩に合流する。少しだけ話をした後に二人とは別れて姉と共に学校を出た。
あゆちゃんたちは今から御園先輩の家でクリスマスデートをするらしい。ケーキを食べたりプレゼント交換したりするんだ、とあゆちゃんが幸せそうに話していた。御園先輩も笑っていたが、目の奥の光が少しだけ不気味だった。多分色々と考えているんだろう色々と。
四人で昼食をとも思ったが、さすがに二人の邪魔はしたくない。私と姉は駅近くのファストフードで昼食を軽く済ませ、電車で繁華街へ移動した。
クリスマスだけあってどこもかしこも人だらけだ。私達と同じように制服姿の生徒も何人か見かけた。当然カップルらしき男女もいた。
ふと姉に問いかけてみる。
「……私達ってどう見られてるのかな」
「姉妹か友達か、って感じだと思うよ」
「まぁそうだよね」
「なに? さくらは恋人に見られたいの?」
「そ、そういうわけじゃないけど」
「簡単だよ。腕組んでべたべたいちゃいちゃしながら歩けば誰がどう見ても恋人になれるよ」
「や、やらなくていいから!」
腕を組んでこようとした姉を押しやる。人通りも多いなかで出来るわけがない。
「じょーだんじょーだん」
あははと姉が笑う。いつもと変わらないやりとり。それが今はこんなにも胸をしめつける。
胸中でかぶりを振った。せっかくのクリスマスに嫌なことは考えないようにしよう。姉とのデートを楽しまないと。
気持ちを切り替えてから二人でお店を見て回った。冬用の帽子や手袋を試着したり、メガネをかけてみたり、ジュエリーショップのディスプレイを眺めたり。買い物をしなくても姉と一緒にあれこれ話をするだけで楽しかった。
「行きたいところがあるんだけどいい?」
日が傾き始めたころに姉が言った。
「どこ行くの?」
「公園。すぐ近くの」
姉に連れられて公園へと向かう。園内のベンチや石段には恋人たちがあちらこちらで座り、二人だけの世界に浸っていた。人目なんて気にしていないのか、キスをしているカップルもいて思わず視線を外した。まだ明るいのになんでこんなに集まっているのか。
「ほらさくら、あれ」
姉が指さす方を見て、カップルの多さに納得した。公園の中央の木に電飾がほどこされている。まだ明かりはついていない。みんなこのイルミネーションがつくのを待っているのだろう。
あまり人目につかない端の方のベンチに腰掛ける。
「もう少しで点灯すると思うからここで待ってよっか」
「うん」
姉と並んで座ったままぼうっと中央の木の方を眺める。あんまりきょろきょろしても不審だ。だからといってここで姉といちゃいちゃ出来るほど精神が強くもない。
「さくら、手、握ってもいい?」
「……うん」
せいぜいこっそりと手を繋ぐくらい。たったそれだけでも体のどこかが触れ合えていると安心する。外が寒くても心があったかくなる。
「何か悩み事?」
姉の質問は突然だった。視線だけで横を見るが姉は正面を向いたまま世間話のようなトーンで続ける。
「今日ずっとどこか無理してるようだったから。違う?」
違う、とは言えなかった。姉に嘘はつきたくない。
「……違わない」
「私には話せないこと?」
小さく首を横に振った。視線を落とし、私の胸の底に溜まった感情をゆっくり解きほぐしていく。
「もみじねぇはさ」
「うん」
「今日からはもう学校に行く必要ないんでしょ?」
「そうだね。卒業式までは自由登校だね」
「受験のためっていうのは分かってるし、もみじねぇが頑張ってるのも知ってるから絶対受験に失敗して欲しくないって思ってる」
「うん」
「でも……冬休み終わったら、登校も下校も、私ひとりになっちゃうんだって思ったら…………寂しい」
私のわがままなのは分かってる。自分勝手だとつくづく思う。それでも姉との学校生活が終わってしまったことがどうしようもなく寂しい。ずっと今の一年間が続けばいいのにと願ってしまう。
「ご、ごめんね。もみじねぇは全然悪くないのに。多分そのうち慣れると思うし――」
急に姉が距離を詰めてきた。太ももや肩が触れ合うほど近づいて、私の手を強く握る。夕闇が広がりつつある園内で、姉が優しい瞳を向けてくる。
「寂しいなら寂しいっておねえちゃんに言って? そうしたら、寂しくなくなるまでずっとそばにいてあげるから」
私は静かに息を飲んだ。その言葉がどれだけ嬉しかったか。どんなに私が寂しくなっても、それ以上に姉が私に安らぎをくれる。だったらもう寂しさなんて無いも同じだ。
「……うん」
か細い声で頷いた。ここが外じゃなければキスをしにいっていたかもしれない。そのくらい私の中を『好き』が埋め尽くしていた。
「あ」
イルミネーションが点灯した。木の先から等間隔で続いていく淡い白色。それが放射状に地面まで広がっている。雪の降り積もったクリスマスツリーを表しているのだろうか。現実から浮いたその姿はとても幻想的で綺麗だった。
私達はしばらく無言でイルミネーションを見つめていた。何組ものカップルが木に近づいては写真を撮って去っていく。
帰る前にイルミネーションだけ撮っていこう。私がそんなことを考えていたとき。
「いっこ、さくらに伝えておかなきゃいけないことがあるんだ」
その声音から、多分良いことじゃないんだろうなと思った。本当は聞きたくなかったが、姉を困らせたくはない。
「……なに?」
私が聞き返すと、姉は小さく深呼吸をしてから答えた。
「私、大学に行ったら一人暮らしする」
「………………」
一瞬頭の中が真っ白になってから、すぐに『なんで? どうして?』でいっぱいになった。取り乱しそうになるのを奥歯を噛んで堪えた。みっともない姿を見せるのは嫌だった。
「……そばにいてくれるって、今言ったのに」
唯一絞り出した声は震えていた。悲しいと思ってもいないのに涙が滲んでくる。
胸に去来する寂しさは姉が高校を卒業する寂しさとは比べものにならない。姉が家を出る。朝起きても姉の『おはよう』がない。夜寝るときも姉の『おやすみ』がない。やだ。そんなの耐えられない。私の寂しさを安らぎで埋めてくれるって言ったのに!
「嘘じゃないよ!」
姉が強く私を抱き締めた。私の頭の後ろが優しく撫でられる。
「さくらが寂しいって言ったらすぐにさくらのそばに行く! 深夜だろうが早朝だろうがさくらのところに駆けつけてこうやって抱き締めてあげる!」
「……ほんと?」
「ホント! だから、理由だけ先に聞いて? ……さくらに泣かれると、私も……」
徐々に涙声になっていく。涙に弱いのはお互い様だ。姉の涙で多少冷静さを取り戻した。背中をさすってあげて優しく尋ねる。
「もう泣いてないから、理由教えて」
「うん……」
姉が落ち着かせてから体を離した。手だけはずっと繋いだままだ。
「最初は大学も家から通おうと思ってたんだ。別に行けない距離じゃないし。でもこのままさくらと一緒にいるのはよくないんじゃないかって思うようになって」
「なにがダメなの?」
「絶対勉強に支障が出る」
「……そう?」
「絶対。私が日頃どれだけ鬼の心でさくら欲を耐えてるかわかる?」
「……わかんない」
「本当は今すぐさくらの部屋に行って抱き締めてキスして恥ずかしがるさくらをめちゃくちゃにしてやりたいのに、それが出来ないんだよ? 拷問だよ?」
「めちゃくちゃなことを言ってるのは分かった」
「いやいや真面目な話なんだって。私でさえこんなにきついのにさくらが耐えられるわけないから」
「そうかなぁ。っていうかそれなら離れ離れになっても変わらなくない?」
「それについては理由3で話すから」
「理由3!? 何個あるの!?」
「みっつだけだよ。じゃあ理由2ね。ふたつ目は、生活力を身につけたかったんだ」
「生活力?」
「自炊とか家事とか、身の回りのことを全部出来るようになりたい。将来さくらと一緒に暮らすために」
「……それ言われたら、私もう何も言えないよ」
「うん、ごめん。そういう反応になるのも分かってた」
私だっていつかは姉と二人で暮らしたいと思ってる。両親のことを蔑ろにしたいわけじゃなく、誰の目を気にすることもない姉と二人の生活に憧れがあるのだ。
「で、まぁなんだかんだで理由3が一番重要だったりするんだけど――」
姉がちらちらと私を窺う。
「その、ね?」
「なに?」
「一日中ベッドの上でいちゃいちゃ出来る場所があったらなぁって」
「…………」
「そ、それだけってことじゃないよ! 平日は勉強、土日で私の部屋に泊まりに来るってなったらメリハリつくでしょ? 週末を自分へのご褒美にすることで勉強も頑張れると思うんだ。別に私のところに来て勉強してもいいし、予定があったら無理に来なくてもいい。あぁでもそうなったら私が禁断症状出ちゃうかも。せめて土日のどっちかだけ……もしくは金土で泊まりでも……」
ぶつぶつと考える姉を見て、こんなので本当に一人暮らし出来るのだろうかと心配になる。いや、さっき姉が言っていたことが本当なら心配することはないか。
「寂しくなったら、いつでも会えるんだよね?」
「――もちろん!」
「じゃあ、いいんじゃない? もみじねぇがどうしても我慢できなくなったら、私から会いにいってあげるし」
「さくら……!」
感激する姉を横目に本音を付け加える。
「私も、もみじねぇの部屋に一日中いたいし」
「――――」
姉がはっと目を見開いて私に迫ってくる。唇に向かって、一直線に。
「ま――!」
反射的に姉の顔を両手で挟んで止めた。
「ふぎゅ」
「待ってって……いきなりなにしようとしてるの」
「きしゅ」
ぺい、と姉の顔を放す。
「キス、じゃないよ。場所考えて」
「もう暗いしさ、周りの人達は自分の恋人しか見えてないよ」
「そうかもしれないけど……」
すでに周囲は夜の帳が落ち、街灯がなければ近くの人の顔すら分からない。そして今この公園には他人の動向を観察しているような人はいない。
「ということであらためて、キスしよ?」
「でも……」
「私達の初めてのクリスマスなんだよ? いっこくらい想い出作りたくない?」
私と姉が恋人になって初めてのクリスマス。イルミネーションを見ながらキス、なんてきっと一生の想い出になるだろう。たとえ誰かに見られたとしても私達を特定するのは無理だろうし、少しくらいなら……。
「……うん。想い出、私も作りたい」
「さくら――」
「だけどその前に文句は言わせて」
「へ?」
「一人暮らしするって決めたんならもっと早く言ってよ! こんなとこじゃなくてさ!」
家にいるときにいつでも話せただろうに、わざわざクリスマスに言うことないじゃないか。納得をしたからこそ怒りが湧いてくる。
「ご~め~ん~。いつ言おういつ言おうって思ってたんだけどタイミングがなくて。今だったら雰囲気も良かったし、さくらもすんなり受け入れてくれるかなと」
「完璧逆効果だったよ」
「うぅ、反省してます」
「ほんとに?」
「ホントだよ~。お母さんたちに今年のクリスマスプレゼントは無くていいって言うくらいは殊勝な心構えだったの~」
「え、なんで?」
「一人暮らし始めたら色々かかるでしょ? せめて今は物とかねだるのはやめようと思って」
「……だったら私があげたのに」
「もう貰ってるよ」
「?」
首を傾げると姉が私の足元を指さして微笑んだ。
「靴下に入ったプレゼント」
「…………」
私がいてくれることが何よりの贈り物だと、姉は幸せそうな表情で言った。
ずるい。本当にずるい。私だって同じ気持ちなのに。
「……じゃあ早くそのプレゼント受け取って」
私が少しだけ唇を突き出すと、姉がくすりと笑う。
「それじゃ、私の方のプレゼントもあげよっかな」
私達のキスは幻想的なイルミネーションに溶け込んでいった。それはきっと、この公園にいる他のカップルたちと同じように。
「……ねぇさくら、ちょっとうまいこと思いついたんだけど言っていい?」
「なに?」
「唾液と唾液を交換するから、キスってプレゼント交換会じゃない?」
「全然うまくないんだけど」
そのあともしばらくプレゼント交換会は続いた。
終
お待たせいたしました。クリスマスぎりぎりですが。
月日が流れるのは早いですね。彼女たちの高校生活を書けるのもあと少しというのは寂しいです。
12月14日で百合小説投稿開始から一年経ちました。(pixivの方から数えて)
いつも読んでいただいてありがとうございます。