何度でも
今日8月31日 また、時間が巻き戻った
「この世界は巻き戻っている」
薄れ行く記憶の中また始まりの時間7月21日へと戻って行く
-7月21日-
「彰久降りて来なさい!! もう11時よ!!」
俺 龍王子彰久は中流家庭に生まれた平凡な高校一年生だ、少し変わっているとすればヘンテコな苗字にヘンテコな名前少しコンプレックスだったりする。
「彰久ー! ご飯片付けるわよ!」
[ごめん母さん今行くよ!!]
「今日から夏休みだからってたるんでるんじゃないの?」
[まだ1日目じゃないか硬いこと言わないでよ]
「ご飯片付けといて仕事に行くから」
[んー 分かったよ 面倒くさいな]
「じゃあ行って来まーす」
人使いが荒い人だな
ブーブー
「もしもし 」
[おー!彰久 やほほー!]
「ん、だようっせえな竜司かよ。朝からテンション高けえな]
[ところでよー今日暇か?遊ぼぜ!
「まぁ暇だからいいけどよ。」
[んじゃ2時間後本町駅前で!]
「あいよ。。。」
-駅前にて-
あんにゃろ おっせえな
30分も待たせやがって
おかけになった電話は電波のー
あいつどうしたんだ?
この時は知るよしもなかったまさかあんな事になるなんて。