いくらはいくら?
いくらはいくら?
百貨店で折々に開催される『~~展』。
地方の物産展に目がない。
『東北展』 『沖縄展』 『イタリア展』 ……。色々あるけれど、やっぱり一番は
『大北海道展』!
九州住まいの田舎者には北海道はでっかいどー! というのはアコガレなのです。
なんってったって、北の大地。
普段お目にかかれない雪の町、雪の国、雪のうまいもの! たまりません。
いくらが食べたくて仕方なかった時に、たまたま『大北海道展』のことを知り、地上一階からエレベーターに乗って8階の催事場まで直行。
目の前にあった海鮮のお店でいくらを買いました。値札も見ずに。
300グラムのパックを一つ。
いくらを300グラム。落ち着いて考えればどれほどの値段になるか見当がつくはず。
しかし私は食べたかったいくらを目の前にタガが外れていました。
「9600円ね」
ショウミナハナシ、目ん玉飛び出るかと思いました。
9600! うっそ、300グラムで!
と思った時に初めて、瓶入りいくらがどれくらい安いのかありがたく思いました。
「けど、もう閉店だから、もう300グラム買ってくれたら8000円でいいよ」
なんという商売上手。それはもう買うに決まっている。
「ついでに、この子持ちイカ300グラムといくらとサケの親子漬け、全部合わせて一万円でどう!?」
つい、買ってしまいました。
だって、だって!
いくらも子持ちイカもサケの親子漬けも冷凍で半年保つっていうんだもん!
帰宅してあまりの出費に、どーんと落ち込みました。
しかし、タッパーに小分けして、300グラムの威力におののきました。
いくら300グラム、熊くらいしか一気食いしねえよ!
小分けにしても、一回分十グラム~多くて二十グラム。それ以上はウエっときて無理です。そう思うと、それほど高い買い物でもない。
ほかほかあったかごはんにいくらを乗っけて食す悦楽よ、ここは極楽か……!
で、300グラムはまるまる冷凍。もう一パックの300グラムは三分の一を冷凍庫に、三分の二を冷蔵庫にドン。
先ほど、冷蔵のいくらを食べ終えましたが、至福の時間でございました。
まあ、お分かりのように我が家のエンゲル係数はバグってるのかと思うほど高いです。貯金はないけど借金はあるよ、福の神は後ろ姿しか知らないけど貧乏神とはよく語り合うよ。そんな感じです。
今年もあと300日を切りました。
この日々をいくらとともに乗り切っていきたいと思います。白ご飯さえあれば、今年は安泰です!
脚気予防にたまには玄米も食べます!
では、今日はこれで。
私の人生、あますところなく、まるまる美味しくいただきます!
ごちそうさまでした!




