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プーアール茶大活躍の巻

プーアール茶大活躍の巻

高コレステロール血症である。

いわゆる生活習慣病の一種だ。動脈硬化や心筋梗塞の原因になるということで服薬している。

が、生活習慣病は生活習慣のせいでかかる病気なわけで、生活習慣を変えねばいくら薬を飲んでも効果はしれている。

生活を変える気などさらさらない。暴飲暴食の日々をすごしている。


だがある日、プーアール茶にはまった。

妹が淹れていたプーアール茶を勝手に飲んでみたら、これが思いのほか美味しかった。

ウーロン茶ほど苦くなく、なにやらまったりとした香りがする。全般的に刺激は低い。

はまると極端に走るタチなもので、しばらく朝から晩までプーアール茶を飲み続けた。利尿作用があるのか、トイレが近くなったが、それもトイレにいくたびに体が軽くなるようで心地よかった。


元来、飽きっぽい性格で、プーアール茶流行りもすぐに去り、私はまた元の暴飲暴食に戻った。

ところが、最近またプーアール茶を飲み始めた。

血液検査の結果がぐんと良くなっていたのだ。

採血があったのがプーアール茶をがぶ飲みしていた頃で、その頃の血圧も低かった。

これは、飲まねば。

以来、朝昼と飲んでいる。夜は暴飲暴食せねばならぬので飲んでいない。


次の採血は三か月後。サラサラ血液になっているだろうとほっくほくしながら日を過ごしている。


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