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蝶と蜜の事件簿

金魚鉢

 蝶が夏祭りですくってきた金魚が玄関先でひらひらと優雅に泳いでいる。

 玄関を開けるたびに、蜜は金魚を見て、懐かしいような、切ないような気持ちに陥る。

 過去のことを思い出すからだ。

 それがつらいと感じたときもあったが、今はもうその感情さえも切なさに埋め尽くされてしまったらしい。

 そんな蜜の背中を、蝶が後ろからドカドカとグーで殴ってきた。

「蜜、そんなとこでぼうっとしないでよ。さっさと入る。蚊に食われちゃうよー」

 狭い団地の玄関だ。もちろん二人同時に玄関から入るなどということはできない。

 一列に並んで後ろで蜜に続いて家に入ろうとしていた蝶が怒鳴るのも頷ける。

「悪い、悪い」

「まったく、蜜ってばなんだか動きが老人化してきたよ、最近」

 何もそこまで言うことないだろう、とばかりに履いていた靴を乱雑に脱ぎ捨て、キッチンへ向かうと、蝶が後ろから重いスーパーの袋をガサガサ言わせながら付いてきた。

 しかし案の定、キッチンの床に袋を置いて、

「あーっ、暑-い!」

 真っ先にお風呂場へと駆け込んでいく。

「こら、蝶。冷蔵庫に入れるものは入れないと、腐るぞ」

「蜜入れといてよ」

 いつもこの調子なのだ。叱っても全然言うことなんか聞かない。

 成長するにつれ、扱いにくくなるって話、本当なんだな。

 蜜はまるで父親のような心境になっている自分に気づいて苦笑した。



 今日は夕方から近所の神社で夏祭りがある。

 一週間ほど前から、その祭りに蝶は学校の友達と集まって行くのだと言っていた。

 最初は反対したものの、十人ほどの団体で行くと聞いて、蜜は渋々OKしたのだった。

 お祭りというと、どうにもガラの悪い男がいそうで女の子だけで行くのも心配だし、だからといって、学校の友達でも男が混ざっているならそれはそれで蜜は不安だったのだ。

 男の方が数が少ないらしいし、大勢で行くというなら、年に一度のことだし。

 確か去年は兄妹二人で行き、蝶が後々ブツブツ文句を言ってうるさかった記憶がある。

 お祭りが学校の近所であるということもあって、蝶のクラスメイトやら知り合いやらがたくさん来ていたらしい。

 六年生にもなって兄と二人でお祭りに来ていたことで、恥ずかしい思いをしたようだ。

 だが、やはり心配な蜜は、実はこっそり付いて行く算段をしていた。



「ねぇ、蜜。あたし七時になったら出るから、それまでに浴衣着せてね」

 お風呂から上がったばかりの蝶が、Tシャツに短パン姿でキッチンに現れるとそう言った。

「え? 七時?」

 時計を見ると、もうすぐ六時になるところだ。

「わかった。メシ食ってくだろ?」

 どうせお祭りに行って綿菓子やらりんご飴やらと食いまくるに決まっているので、蜜は軽いものでも作ってやろうと思っていたのだが。

「んー、いいや。お好み焼きとか焼きそばとか売ってると思うし。みんな食べて来ないかもしんないから」

「そうか? ちょっとだけでも食べて行っとけば?」

「いい」

 蝶のまだ濡れた長い髪からぽたっと雫が落ちた。それを蝶は消すように足の裏で踏みつけた。



 淡い朱色の浴衣を着せてやり、長いふわふわしたくせっ毛の髪を束ねて上にお団子のようにしてやると、蝶はにっこりと振り返った。

「ど? 可愛い?」

「ちょっと立ってみ」

「うん」

 椅子から立ち上がって蝶はくるりと一回転して見せた。

「ちょっと帯が歪んでるな」

 さっと直してやり、嬉しそうにこっちを見ている蝶に微笑み返すと、

「ふふー。蜜もご満悦って感じだね」

 そう言って蝶はもっと嬉しそうに笑った。

「俺がやったんだぞ? ご満悦も何も、毎年やらされてりゃうまくもなるだろ?」

「そういうこと言ってない。蝶が可愛いと蜜も嬉しいでしょって話」

「・・・・・・」

 確かに可愛いが・・・可愛いなら可愛いなりに言動も可愛くなって欲しい。

 とか言ったら怒るだろうから言わないが。

「蝶、可愛い子は自分のこと、自分で可愛いとは言わないと思うぞ、俺は」

「えーっ!? 言うよー。自分が認めてこそ、他人も可愛いと思ってくれるわけよ」

 どういう論理なんだ?

「さてと、私はそろそろ行かなきゃね。待ち合わせ場所、フジマートなんだけど、自転車で五分でも、この浴衣着てたら歩いてだと大分かかりそうだし」

 蝶が浴衣とおそろいのバッグを手にして玄関へ向かう。蜜もそれに付いて行く。

「送ってやろうか?チャリの後ろに乗っけて」

「いいよ、蜜が一緒だとまたみんなうるさいもん」

「うるさいって?」

「・・・・・・いろいろ」

「色々?」

 蝶はさっきまではご機嫌だったのが、なぜか急に不機嫌になってぷいっと顔を背けた。

「お兄ちゃんと一緒に来る子なんかいないのっ! あたし一人で行けるからいい」

「えっ?」

 不機嫌なまま蝶はさっさとドアを開けて行ってしまった。

「なんだよ、送っていこうかって言っただけだろ?」

 一人、蜜はそう呟くしかなかった。



 神社の境内に所狭しと並べられた屋台は、白というより赤っぽいような、オレンジ色のような光に包まれ、人々の熱気で昼間のように暑い。

「あっつー。かき氷食おう、かき氷」

 朝香ちゃんがそう言うと、他のみんなもぞろぞろとかき氷やらフラッペの屋台に群がった。

「そう言えば、なんで今年は蜜さん一緒じゃないのよ?」

 朝香ちゃんは蜜が好きなのだ。本人はただのファンを装っているつもりらしいが、蝶は以前からそのことに気づいていた。

「お兄ちゃん? さぁ。仕事じゃないの?」

 何気なくそう返すと、朝香ちゃんはがっかりしたようにレモンのかき氷にスプーンを突き入れた。

「誘えばよかったのに」

「ヤだよ。なんで友達と来てんのに、わざわざ自分の兄まで誘うの」

「だってさー。せっかくのお祭りだし。それに、蜜さんが来たら蝶以外の子はみんな喜ぶよー」

 それがヤなんだって。とは言い出せず、蝶は無言で自分のブルーハワイのかき氷を口に運んだ。



 蝶が出てってからほぼ三十分。

 蜜は出かける支度を整えて、とはいっても格好は至ってラフな黒いTシャツにジーンズだが、家を出てきた。

 お祭りのある神社まで、自転車で行こうか少し迷ったが、結局徒歩で行くことにした。

 こんなときでもなければ散歩もしないからだ。

 できるだけ蝶に見つからないようにしないとな。

 蜜はそれでも帰りは蝶と一緒に帰る気まんまんだった。

「あれ? 倉敷?」

 いきなり道路沿いの道で話し掛けられて、蜜は振り返った。

「なんだ、清水しみずか」

 近所に住む、高校のときの同級生の清水だった。

 清水は蝶の同級生で友人の朝香ちゃんの姉でもある。

「ちょっと、そのつまらんもん見たって言い方やめてよ」

 実際そうなんだから仕方がない、と口にしようとしたとき、蜜は清水の隣に立っている女性に気がついた。

「ああ、この子あたしの仕事場の友達やねん」

 清水がそう紹介すると、女性は軽く蜜に会釈をして、

鷹野たかのです。はじめまして」と挨拶をした。

「こちらこそ・・・・・・倉敷です」

 よく見ると清水も鷹野さんも浴衣姿だ。

「もしかしてお祭り行くのか?」

 清水にそう話し掛けると、ようやく気づいたか、とばかりに清水は胸を張ってみせた。

「この格好やねんから当たり前やん。あっ!」

 何かに気づいたのか蜜の顔を見てニヤッと笑う。

「あんたもお祭り行くん? うーわっ、さみしー。一人でお祭り?」

 それから何度かうんうんと首を振り、

「ついに妹にまで見放されたか」

 と余計なことまで言ってきた。

「・・・・・・うるさい」

「悲しいなぁ、男一人でお祭りかぁ」

 本当に一言も二言も多い女だ。蜜はムッとして言い返した。

「女二人でお祭りってのも、ある意味さみしいと思うぞ」

 すると、二人の会話にいきなり鷹野さんが割り込んできた。

「あっ、あの・・・・・・、もしよろしかったらご一緒しませんか? ほら、私たちも女二人だと危ないですし、そちらもお一人みたいですから」

 即座に清水が思い切りイヤな顔をする。

「ちょっと、ちょっと、鷹野。こんなん連れてたらいい男も寄ってこーへんで」

 しかし、清水は鷹野さんの顔を見て全てをあきらめた。彼女の目がキラキラ光って蜜を一直線に見つめていたからだ。

 げげっ、あたしは知らんでー、っと心の中で呟き、清水は蜜の肩を軽く叩いた。

「しゃーないから一緒に行ったるわ」

 そのあとすぐに溜め息がもれたが、蜜は何がなんだかわからぬままに、なぜか清水と、その友人の鷹野さんと一緒に神社へ向かうことになってしまっていた。



 人混みの中を掻き分けながら、蜜は蝶を探すべく、辺りを見渡しながら歩いていた。

 その隣りには、浴衣姿の鷹野さんがいつの間にか蜜の腕にからみついている。

 振りほどくわけにもいかず、そのままにしているだけなのだが、清水は背後からそんな二人の心情に気づいているのか我関せず、といった顔で付いていっていた。

 鷹野さんは、蜜にしきりに話し掛けてくる。

「倉敷さん、あれ、懐かしくないですか?」

「綿菓子って口の周りがべたべたになりますよねぇ」

「あっ、ハットリくんのお面。今でもあんなの売ってるんですねぇ」

 などなど。

 蜜は適当に相槌をうっていたのだが、清水はとうとうイヤになったのか、

「ちょっとあたし、あそこの投げ輪してくるわ」

 と一人逃げるように投げ輪の屋台に行ってしまう。

「おいっ・・・・・・」

 この子どうすんだよ、と蜜が慌てて声をかけたが、もちろん無視である。

 取り残された蜜は思わず鷹野さんを見て苦笑してしまった。

 困るどころか彼女はとても嬉しそうに蜜の腕につかまってにっこりと微笑んでいたのだ。

 清水が戻ってくるまで仕方ない、相手してるか。

 蜜がそう思ったとき、少し先の屋台に金魚すくいらしき屋台が見えていた。

「金魚すくいでもする?」

 ヒマつぶしに誘うと、鷹野さんは満面の笑顔で頷いた。



「だからぁ、ヒヨコはダメだってば」

 男子が釣り上げたヒヨコを蝶は貰えないと返し、自分の荷物となった大きな箱を抱えて歩き出した。

 最初は十人ほどいたクラスメイトたちも、いつの間にかはぐれて、蝶は三、四人の子と一緒に歩いていた。

 朝香ちゃんもいなくなってしまって、帰りは一人で帰らなくてはいけないかもしれない。

 蜜に電話して迎えに来てもらおうかな、と思っていた矢先。

 蝶は人ごみの多さで人とぶつかり、エビせんべいのクジで当てた景品を落としてしまった。

「ああっ、もう」

 イライラとそれを拾い上げた瞬間、目の中に見たことのある人影が入ってきた。

「蜜・・・・・・?」

 まさか、ね。

 人違いだろうとは思いつつも、蝶は箱を抱えてクラスメイトたちとは違う方向へ歩き出す。

 しゃがみこんだ姿だが、その背中も横顔も、どう見ても蜜だ。

 ・・・・・・もしかして迎えに来た、とか。

 相変わらず心配性なんだから。

「み――――」

 声を掛けようとしたが、すぐにそれを飲み込むことになった。

 蜜の隣りでしゃがんでいた、青い浴衣の女性が蜜に微笑みかけたのだ。

 それも、親しそうに・・・・・・。

「・・・・・・」

 蜜もその笑顔に嬉しそうに何か言っている。

 もしかして、その人と今年は来るつもりだったから、あたしが友達と行くって言っても反対しなかったんだ。

 どうしよう。

 なぜかいけないものを見たという重い気分に陥ったまま、蝶はもう一度だけ女性を見た。

 屋台の淡い明かりの中で、蜜に話し掛ける唇がピンクに輝いている。

 知らない女性だ。

 蜜が持っていた金魚の入っているらしいお椀を彼女に見せている。

 何よ、デレデレして・・・・・・。

 抱えていた景品を蜜にぶつけてやりたい衝動にかられたが、蝶は箱を抱きしめたままくるりと方向を変えると駆け出した。

 胸の中がざわざわして、コンクリートの表面みたいにざらついている。

 蝶はそのまま、神社の外まで駆け出していた。



 清水が投げ輪の景品のジッポを持って、金魚の屋台にいた二人の元へやってくると、ようやく蜜は鷹野さんから解放された。

「えーっ! もう帰っちゃうんですか?」

 残念そうな顔をしている彼女に、蜜は適当な返事をして二人と別れた。

 急いで蝶を探そうと歩き出すが、またすぐに別の人から声を掛けられてしまった。

「蜜さんっ!!」

「えっ?」

 横から引っ張られて見ると、人ごみに埋もれるような格好で朝香ちゃんが服を掴んでいた。

「朝香ちゃんっ、蝶は?」

 すぐそばにいるのだろうと見回したが、二、三人の子供たちの中に蝶はいない。

「それがね、途中ではぐれちゃったんです」

「はぐれたって、一人ってこと?」

「いえ、それはないと思いますけど。何人かの子と一緒じゃないかな」

「そっか」

「でも、蜜さんも来るんだったら、蝶と一緒に来たらよかったのに。一緒に金魚すくいしたかったな」

 蜜の持っている金魚の袋を見て、朝香ちゃんはそう言った。

 蜜はそうだね、と本心からそう答え、すぐに蝶をまた探すことにして、一緒に周ろうと言ってきた朝香ちゃんを丁重に断った。

 数分神社をくまなく探したが、やはり蝶は見つからない。

 そんなに大きな神社でもないし、帰ったのかと思い始めた蜜はようやく神社を出て、家に向かって歩き始めた。

 帰り道には、家族連れのお祭り帰りの人がたくさん歩いている。中には高校生ぐらいのカップルや、老夫婦などもいて、みんなまだ余韻に浸っているのか嬉しそうだ。

 蜜もなんとなく楽しい気分になっていた。

 道路沿いをずっと帰っていると、途中に小さい公園がある。

 前を通りかかった蜜は何気なしに公園の中を見た。

「・・・・・・蝶?」

 公園のブランコに浴衣姿の蝶が腰掛けていた。

 慌てて中に入り、声を掛ける。

「蝶、こんなとこで何してんだ」

 危ないだろ、と言おうとしたが、蝶があまりにも恨みがましい目でこちらを見ていたので、蜜は思わず固まってしまった。

「な、なんだよ」

「・・・・・・」

 無言でずっと睨んでいる。蜜は困惑したまま近づいて、蝶の前にやって来た。

「公園なんかで座ってたら危ないだろ。もう夜だし、変な男にどっかに連れてかれたらどうすんだよ」

「・・・・・・」

「蝶っ、聞いてんのかっ!?」

「・・・・・・カ」

「ん?なんだよ?」

「み・・・つの・・・・・・バカァッ!!」

 いきなりそう怒鳴られ、蜜は面食らったように口を一瞬ポカンと開けた。

「蜜のせいだよっ!! 好き好んでこんなとこで座ってるわけないでしょっ!」

「えっと、それはどういう・・・・・・」

「どういうもこういうもないっ!」

 頬をハムスターのように膨らませてプリプリと怒っている。

 そこでようやく蜜は蝶の怒っている原因に思い当たった。

「もしかして、俺がお祭り来たから怒ってんのか?」

 しかし、蝶は余計に腹を立てたのか、

「違うっ!!」

 と低い声で答えた。

「じゃあ、なんでそんな怒って・・・・・・」

「わかんないのっ!?」

 わかんないから訊いてるんだろ、とは怖くて言えず、蜜は曖昧な表情になって首を傾げた。

「あーっ、もうっ!!」

 じれったくなったのか、蝶はいきなり座っていたブランコから立ち上がった。

 すると・・・・・・、朱色の浴衣の前がバサッとはだけて金魚のしっぽのようにふわふわした帯がボトッと地面に落ちたのだ。

「ちょっ! 蝶っ!!」

 肩に引っ掛けただけになった浴衣に下着姿で仁王立ちしている蝶に、蜜が唖然とする。

「もうっ! 帯がゆるいからほどけてきちゃったのっ!!」

 そういえば、浴衣を着せている最中、あまりにも蝶が息苦しいやらきつすぎるやらとうるさいので、ゆるめに帯をしていたのだ。

「こんなんじゃ歩けないでしょっ」

 とりあえず、蜜は持っていた金魚の袋を蝶に持たせると、慌てて前全開になってしまった蝶の浴衣を綺麗に直してやった。

 確かにこれじゃあ帰ろうにも帰れない。

「ごめん、ごめん。ちょっとゆるすぎたんだな」

 しかし直してもまだ蝶の機嫌は悪いままで、むくれてそっぽを向いている蝶の後を、蜜は仕方なく黙って付いて帰宅するのだった。



 後日。

 玄関先の水槽の中に、蜜がお祭りですくった金魚が三匹、去年蝶がすくった金魚と一緒になって泳いでいた。

「蝶ーっ、金魚のエサやっといて」

 キッチンで朝食の支度をしている蜜に言われて、蝶は玄関へ行くと水槽の蓋を開けた。

 金魚たちがエサをもらえるとわかったのか浮上してくる。

「ホントに、しぶといぐらい元気よね」

 蝶が毒づきながらエサを巻くと、赤い金魚の中から一匹だけのデメ金がすごい勢いでエサを口に流し込んでいる。

「みーつーーっ、デメちゃんやっぱすっごいよ」

 すると、キッチンで目玉焼きを焼いていた蜜が、

「そりゃそうだろ。清水が追い込んでなんとかすくったヤツだからな」

 と笑う声がして、蝶は一瞬、真顔になって、それから見えないはずのキッチンの方を向くと、抑えきれない笑顔で「なんだぁ」と呟いた。


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