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その頃援軍としてPMCgungnirの副社長である藤(物語の語り部の人)とgungnir1のスナイパー、吉川京介は十人の部下と共にショッピングモールの上空500mのところにステルスヘリで待機していた
「京介どう?いけそう?」
「なんとか。屋上の見張りは、2人特に大型の銃器は無し。いつでもいけるよ。」
「りょ。じゃ十さんと直は京介がスナイプした後すぐさまミアの保護。なんかトラブって宙と離れ離れになったらしい。
ほかのみんなは、テロリストの親玉達のいるショッピングモールの秘密エリアを強襲。オッケー?」
「「「「「「「「「「りょ」」」」」」」」」」」
「軽いよな〜うちってましかたないか?
全員まだ未成年だし。よしじゃ行きましょう。総員用意!マイケルさん高度下げて空中停止。」
「副社長。ロケランは?」
「チャフでどうにかしてそれに、2人だろ?大丈夫な、京介」
「ああもちろん」
京介は、xm109ペイロードを構えヘリのドアをほんの少しあけ狙いをつける。
「ふぅーいきます。」
二発の弾丸がタイムラグをほとんど与えず2人の見張りの眉間に命中した。
「では、2人?」
「りょ。」「オッケー」
十さんと直は、いち早くショッピングモールの屋上に降りそのまま下へおりていった。
「じゃマイケルさん降ろして。」
「りょうかい。」
はぁというため息が前からするのは、気のせいだ。
こうして、PMCgungnirはこの事件に参加した。
それから俺らは、ミアを保護し一度ミアのいたフードコートに集まった。
ミアは、意外にもピンピンしていたので、そこで再び作戦会議が始まった。
と会議の間にPMCgungnirの社員の紹介をしよう。
まずは俺、藤林 隼雄。
俺は、PMCgungnirの副社長を務めており、武道の名家の一つ藤林家の師範代の一人といっても生徒は、子供たちで師範代の中でも一番弱い。
あだ名は、藤 (と思う。)
俺の近くで周りを警戒しているのが、マイケル・ブラック、黒人の二十代の大柄な男性で、今はデザートイーグルを持っている。
それに対象的なのがスナイパーの吉川京介。今はxm109ペイロードをしまい、グロッグ18に切り替えている。
彼は、僕の家の門下生だ。
といってもお互い中学生になるまできがつかなかったが。
まあ、京介が藤林式暗殺術を習っているのに対して、俺は藤林式銃格闘術を習っているのだから仕方が無い。
その隣で、バイソンを片手に持ち、もう片手でスマホの某ライダーヒーローのゲームをしているのが、山川 大阿。
彼もとある事情から藤林式銃格闘術を習っている。
あとは、十さんと直がいる。
2人は、銃を使わず、日本刀で戦うスタイルをとっている。
さてこうして話しているうちに話は纏まったらしい。
その結果。
俺、京介、大阿は、マイケル達を率いジャミング波を出している機械の破壊。
ミア、十さん、直は、宙達と合流その後は、ミアの指揮でここを脱出し、あとは警察と自衛隊に任せることになった。
宙サイド
僕らはあのあとなんとか逃げ切り一階サービスエリアに隠れている。
サービスエリアには発砲されたP40(ピストル)と頭から血を流して倒れている女性従業員が2人いた。
その2人をどかし、なんとか館内放送をかけようとしているが、機械が壊れたのかうまく繋がらない。
「おかしいな〜有線ならいけるはずなのに」
と悩んでいると隣から岡田さんが顔を出して来て「線が切られてるんじゃないの?」
「そうかも、って岡田さん隠れてて、っきた!」
宙の声が聞こえたのかこちらへ一人アサルトライフルを持ったテロリストが来る。
「んん。そのかぁ?」
男は、アサルトライフルを乱射。と同時にスタングレネードを投げてくる。
「2人とも目閉じ、耳を塞いで!」
宙は、2人の頭を抑え目を閉じサービスエリアのカウンターの下にふせた。
と同時に、閃光が弾け暴力的な音がした。
そしてこの時宙は、2人の頭を抑えている
つまり、轟音を直で聞いたということ。
「うううううううううううううくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくくく」
「宙!」
「宙君!」
耳が聞こえない宙。そこに銃撃により壊れた物の破片が降り注ぐ。
「づ!」
破片は宙の皮膚を切り裂き、微量とはいえ少しずつ血が流れていく。
さらに、男はアッドオングレネードを発射した。
「チッ」
カウンターが爆ぜ、三人は吹き飛ばされる。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。」
吹き飛ばされる途中で目を開くと、僕らは上に吹き飛ばされたらしく今天井を破り二階の床に叩きつけられた。
「くそあんにゃろ。やり返してやる」
「やれるもんならやってみな!」
「なっ!」
男はなんと脅威的な脚力で穴を抜け、二階へと跳んできたのだ。
「お前なにもんだ?アニメの中から出てきたのか?」
僕は、2人をさがらせながら軽口をいう。
そうでもしないと、力(')を使わないかぎり倒れてしまいそうだったからだ。
それに男は不敵に笑いながら答えた。
「おいおい。同族それはないぜ!」
言い終わると同時に男は、再び脅威的な脚力で僕との間合いをつめる。
「まじ!?」
宙は、なんとか2人を庇いながらレールガンの引き金を引く。
が、間に合わず男は僕を脅威的なスピードで吹き飛ばし当然2人を巻き込み飛んでいった。
しかし僕らは運が良かった。
その先には、藤、京介、大阿率いるPMCgungnirの部隊がいたのだから。
「ん宙が飛んできた。」
と京介。「おお本当だ〜w」と藤。
「ん?あいつなに?」と大阿。
それに対して僕は苦笑しながら、「まず京介飛んできたってひどくない?あとで覚えとけ!
つぎ藤お前も覚えとけ!
最期大阿あいつ?
僕も詳しくしらないけど『改造人間』らしいよ?」
といったとたんみんなの雰囲気がかわる。
「へぇそうか…おいマイケル!」
「は、はい!」
「お前、岡田さんと舟橋さんを連れてミアの所へいけ。部隊は半分連れていっていい。それとミアに宙のあの力使うって言っといて」
と藤
お前はなんつうか…うんよくミアの許可もなくPMCgungnirの部隊を動かすな…
ああ、あいつ副社長か。
「りょうかい……」
マイケルは、ため息をつきながらも2人を連れて去って行った。
「さて、宙行こうか。」
と藤が、手を差し伸べてきた手をとり立ち上がる。
そこに男が襲いかかる。
男がこちらへいきなり飛んできたのだが、それを藤が迎えうった。
「シッ!」
藤はデザートイーグルで飛んでくる男の軌道を逸らしそこに大阿がここの柱を軽々と持ち上げ振り下ろす。
男は体を捻って回避するが完全には回避できず男の左手が肘でふたつに分かれた。
「グゥァ。おおおおおおお」
しかし男も諦めずに、空中で回転し僕に蹴りをはなつ。
が、遅い。
僕はレールガンを男の頭に向かってうった。
男は、無理して蹴ったためか回避できず、頭から血を流してとんでいく。
「京介とどめ!」
「もちろん!」
そこに京介のxm109ペイロードから放たれた弾丸がとどめをさした。
僕らは、死んだか確認すべく男に近寄ると男は弱々しい声で
「お前名は?」
といった。
「僕は古木 宙。あなたは?」
「ごは。俺は坂野だ。お前は…『改造人間』なのか?」
京介はxm109ペイロードの引き金を引こうとするのを制して、言った。
「ああ、僕は『改造人間』にだよ。」
というと男は笑いながら
「なら仕方ない。俺は『改造人間』だが出来損ないだからな。」
「いや、出来損ないじゃないと思うが」
「そうか…ありがとう。最期に宙。ジャミングしているのはここにいる」
と言い残し死んだ。
『改造人間』について。
『改造人間』とは文字通り。体を改造され脅威的なスペックを持った人間のことである。
もともとは兵士全員に弱めの改造をするはずだったが、超能力者が現れたため、それに対応するための力としてより強い改造が中心となった。
現在の改造も危険で強力な改造が主流である。
文中で今のところ言えるのは、宙、坂野、十さん、直で、京介は目と腕のみを改造している。