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ミアと空の危険な休日  作者: アンパンを作る人
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さて状況を確認しよう。

動揺する2人を落ち着かせミアは言った。

「本当に携帯は使えないようね。」

ミアはスマホを取り出し電話をかけようとするがいつまで経ってもだれもでない。

「お嬢どうする?殺る気なら僕が殺るけど」

僕はショルダーバッグの中をみる。

(レールガン式拳銃、鑑賞用の日本刀が二刀、軍用懐中電灯、閃光玉、音響玉、あとは、小物が多数か…………………………不安だ!)

「そうね。警察が来るのを待っていてもいいけど。でもさ人数次第だけどいけるよね?宙今日は私も戦うからさ」

「お嬢も戦ってくれるなら安心……って戦うなよ、お嬢僕の仕事は何が何でもお嬢の命を守ること。護衛対象に戦わせるわけ無いだろ。」

「ほうほう要約すると『大好きなミアの命は僕が守る』ってこと?」

「そうそうって違ーう!ていうかようやく元に戻ったかお二方」

「ええなんとかね。にしてもどうするの?向こうの人数すら分からないけど?」

「ああおそらく多くて百人位かな。訛りがあったからおそらく外国のテロリスト

多分中国系、武器はおそらくAK47の劣化コピーかな。まあ何とかして外に出たいんだけど」

お嬢は見回っている男三人を指し

「あれね」

「うんまあどうにかするよ。」

といい僕はベルトのバックルの感触を確かめ直す。

(よしとじゃ行きますか「ねえそこのお兄さん達」

「何だガキ!」

「御手洗い行きたいんたけど」

「ああ?っめんどくせえ。チャールズ、おいチャールズ・光!」

チャールズと言われた男は、小走りでこちらへやって来る。

「へいなんです旦那?」

「このガキをトイレまで監視しろ。」

「ええ〜マジすか分かりました。おい着いてこい。」

僕は背に銃を突きつけられ進んでいく。

(やはり華僑かさてそろそろ殺りますか!)

「ねえお兄さん」

「なんだガキ!?」

「死ね」

僕はベルトに仕込んであると極薄の日本刀を抜き一閃男のくびを音も無く切る。

倒れる胴を受け止めトイレの中まで運ぶ。

「さてさて剥ぎ取りタイムスタート。ええと防弾チョッキにシーブスナイフ、マカロフ、AK47の劣化コピーか。じゃシーブスナイフとマカロフ、AK47はいま使うかじゃ行きますか剥ぎ取りタイム終わりー」

僕は極薄の日本刀をしまいAK47を手に取り、トイレから出る。

「なってめえ!」

AK47を間髪入れずに乱射。テロリスト達は、反撃する間もなく血を流して倒れた。

「お嬢終わったけど?」

お嬢達は、ソファの下に蹲っていた。

何かすごい形で。

「お嬢?」

「んひゃい?ああごめん。ちょっと2人共起きて!」

「んむにゃ。ん宙くん。終わったの?」

「ああよく寝てられたな?なんかあったの?」

宙が尋ねると、一人が目を逸らした。

「実は、」

「ストップ!ストップ!ストップ!」

岡田さんがすごい勢いで喚き出した。

「はいはい。で宙。私からも朗報があるのだけど?聞きたい?」

お嬢の顔が急に真剣になる。

「はぁ?まあうん?」

「これを見て」

と言って渡してきたのは、お嬢が仕事(PMCマスケッターズ)のときに使用しているノパソだった。

「ん?なにこれ?」

「このあいだ藤が作った使い捨てのジャミング波防止装置。お陰でなんとかあと三分は、通信が出来るようになったわ。けどさっきの戦闘で私たちのことがばれたかも周りの警戒任せたよ。」

「了解。」

「じゃあいくよ。メール送信。返信きたよ!」

「早!まさか藤たちもこのことを?」

「知ってたみたい。ただ私たちがいることは知らなかったらしいよ。あと十分後来れるって」

「了解。じゃ待つとしますか。っみんなしゃがめ!」

お嬢と岡田さんの頭を抑え伏せる。

その結果。


「……そらなに押し倒してるの?」

「宙くん?」

そうそらが二人を押し倒した形になったのだ。

「違う。違うから!それよりくるぞ!」

ひゅーと腑抜けた音がした後。

ソファが爆ぜた。

当然伏せていた四人も吹き飛ばされ、無かった。

「あぶな!」

インスタント防壁、水をかけるとたちまち大きくなり、使用者を守る防御アイテム。

これを先にミアが準備しておいたのだ。

が、

「ちょっとちょっと。なんか下崩れてない?」

岡田さんがそういうのでみてみると、うん崩れてる。




「ぎゃぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

四人は真っ逆さまにおちていき瓦礫が二階の床を貫き、一階の小麦粉の山の中に叩きつけられる。

「ゴホゴホここは?一階か。みんな大丈夫?」

「なんとか」「ううだいじょうぶ」

これで全員いるかな?

「あれ?ミアは?」

……お嬢がいない!

「くそ!どうすれば「動くな!」へ?」

小麦粉の霧の中からなんとか外を見ると既にアサルトライフルを持ったテロリストに囲まれていた。


次は、いつになるか不明です。

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