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〜想い〜
「付き合って下さい!!!」
「へ?!・・・ってエェ〜!!??」
三岐田美月、吹奏学部所属、年下に恋してました。
今、片思いだと思ってた鈴木俊から告白されてるところ。
美月の頭は真っ白。
「あの・・・返事・・・って、大丈夫??!!」
美月は、あまりの嬉しさに気絶してしまった。俊は、美月をお姫さま抱っこをして保健室へ連れていった。
「(俺・・・のせい??おいッ!俺、何してんだァ!!??)」
お姫さま抱っこしている時はそのことしか頭になかった。
「ん〜・・。えッ??」
美月が目を開くと真っ白の天井とそれから・・・
「鈴木君??!!」
「あの、大丈夫ですか?俺のせいで・・・」
俊は顔を伏せている。
「だッ大丈夫だよッ??!!だから気にしないで!それから・・・何があったんだっけ?」
「だからその、付き合って下さい・・・」