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概念と神  作者: こもりみかん


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1/1

封印

生きる気力が湧かない。

私の神様はすぐに辞めていく。

時間という概念に耐えられなくなったのだからしょうがないこと。

でも、時間そのものである私は逃げることも辞めることもできない。

だから、少しだけムカついた。



神が変わった。今度は珍しく最初から冷たい人だった。初めて会った時言われた言葉は

「お前はただの私の力の源であり、世界を動かす風車だ。生きていればそれでいい。私は神をやめるつもりは微塵もないし、お前と会話を重ねることもない。今からお前を封印する」

 私はまたもムカついた。

 私は規則により私の力を使えない。なのにコイツら神は概念から力を借りてるくせに偉そうだ。

 こんなにムカつくやつは初めて。

 体が動かなくなる。私の体の時間を止めたのだろう。

 自分の力によって封印されるだなんて。

納得いかないまま、意識は薄れていく。

 今度、封印を解いて泣き言をほざいた時はぶん殴ってやる。

 そう決意して。

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