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クロノトリガーのリアリティを改めて問うてみるエッセイ  作者: クロノトリガーの考察に1万時間くらい消費してまってる人


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クロノトリガーの原作をリアリティをもって忠実的にするには

千年祭でマールが空間の歪みに呑み込まれた際に、それを追いかけるクロノだが、冷静に考えると非常に危険な行為である。


ゲームだからこそプレイヤーはクロノの命を粗末に扱い、危険な行動ができるともいえるが、リアリティを追及するならばクロノとマールは知り合ったばかりであり、恋愛も始まってすらいない。安全が保障されてない空間の歪みに命をかけて飛び込むには大きな説得力が必要になるはずで


たとえばルッカの機械が人身事故を起こしたとなると、ルッカが世の中からバッシングを受けて人生が可哀想になるだろうから、友人の為を思ってゲートに飛び込んで助けに向かう事を決意したクロノ


たとえば子供の頃、ルッカに命を救われた思い出があり、命を賭けるべき時がきたら前進する覚悟をしていたクロノ


たとえばマールとは子供の頃に知り合っていて、ルッカとマールも友だちだった。マールとルッカはその事を忘れていて、自分だけ覚えているのが悔しいような恥ずかしいような気持ちで、その事を伝える事ができなかったので伝えたかったクロノ


例えばマールが家出をして千年祭に遊びにきていて、それに同情していた。マールは王家のしきたりが嫌で逃げてきたのだが、その事を一般的な家庭の家出話に比喩して伝えていた為、マールに同情したクロノ


例えばクロノにプレイヤーがジャンクションするシステムになっていて、ゲームを起動した瞬間、クロノの主体性が失われてプレイヤーの意思が優先される。クロノトリガーな世界が現実に存在していて、それを知らないでプレイヤーはクロノ達の人生に関与しているという(開発者がそもそもの黒幕展開)


このようにクロノが命の危険を犯してでもゲートに飛び込むには何らかの後付け設定が必要であり、この場面以外にも色々場面でそれが必要になってくる。


例えば、原作においてマールのペンダントをクロノが持ってゲートに飛び込んだ。事故の原因になったペンダントが手元にないルッカはゲートを開く為の再現実験をすることが難しくなる


原作では何となくのルッカ天才のノリで許されたが、それはコミカルな2Dだから気にならなかっただけであり、リアリティな3Dで想像しようとすれば、どうしても気になってくる。少なくとも制作側の視点においてはキャラを細かく分析してしまいがちになり、ルッカについて考えると解けない難問に向かい合ってるみたいで、疲れ果ててくると思う。


クロノが中世ガルディア城に入場するときもそう。リアリティを前提にするなら、まず武器を持ち込めないだろう。門番に取り上げられるとして門から出るときには返して貰わないといけない。


原作のクロノはリーネの寝室から一人で出て城の出口に向かおうとしている。リーネの寝室にリーネがいない状態で最後に部屋から出てきたのがクロノであるというのを従者達は当然気付くはずである。通常であれば窓からリーネが突き落とされたと勘違いされたり、クロノの正体が魔族で魔法でリーネを隠して誘拐したのではと疑われたりで、直ぐに犯罪容疑をかけられて追いかけられるだろう。


武器を返却して貰う暇がないくらいに切迫した状況に追いやられるとして、もし捕まってしまえばリーネの救出どころではなくなる。武器を諦めて逃げたとしても指名手配犯となってしまう。


この問題を克服するシナリオにするには事前にマールがクロノを入城させる際に特例として武器の携帯を許可させた。王妃の命令とはいえ、兵士でもないクロノに武器の携帯させることは城内の人々から余計な注目を浴びるだろう。武器携帯の問題をクリアしても犯人扱いされて追っ手が迫る問題をどう克服するべきか、課題は山積となる。


何らかのアイデアが必要であるが、これは恐らく数日かけて解けるような問題ではないと思う。


一応、私なりに対応策を見つけていてその物語を過去のnoteに投稿しているが…


量が膨大だし、探すの大変だから。紹介は有料にしとこうか。


私の場合、その解決策を見つけるまでに結果的に5年くらいの時間が掛かってるから、やすやすとは教えくないのである。10万円くらい記事を購入してくれきゃ教える気にはならない。


クロノトリガーではリアリティをもって原作沿いのシナリオを作ろうとすると、原作のリアリティの無さについてが目立ちやすくなってしまい、それを補う為の追加設定が必要になる。そんな場面がやたら多い。


王宮にルッカが入場するときもリアリティを考慮すると普通には入場させて貰えないだろう。最低限、リーネに扮したマールが事前に従者への口添えして『私の知り合いの女性にルッカという人がいるから、彼女が訪ねてきたら、奥の部屋に通すように。』等と言っておかなければならない。しかし、原作の楽観主義者なマールがそのような細かい配慮をするだろうか?


楽観主義者なマールは、マールが自らに課していた演技であり、明るく振る舞わないといけない心理に追いやられていた等の事情が必要になるだろう。


(頑張らないと愛されない )(明るいキャラでいないと誰にも相手にして貰えない)


というコンプレックスを内心に抱えていないといけない。それらしい事情は王家な環境(母の遺言や父親の発言に)ありそうで、ある程度推測できるものの、マールにコンプレックスを吐露させる展開にもっていくのは難しいかもしれない。


コンプレックスはすべからく隠されるものだからこそ、そこにリアリティを求めるほどマールがそれを語る機会はない。マールや王の回想シーンでその一旦を描写したり、マール視点で解説的な描写したり、いずれにせよクロノがそれを知る機会があるとしたら、かなりセンシティブなシーンになるはずで…


そうではなく、やはりマールにはコンプレックスが無い場合。やはりマールは原作な印象通りに純粋な楽観主義者である場合であっても、そこにリアリティある物語(マールが従者にルッカが来ることを伝えていなくてもルッカが平然と王宮にはいれるシナリオ)を作る方法もあるだろう。非常に難しいだろうが…やり方はある。


本来であればリーネ失踪事件は公にもならないかもしれない。これは完全に原作沿いでない展開ではあるが、王宮はリーネ失踪について箝口令を出す方がリアリティがあるだろう。


王妃失踪の情報が外に漏れれば、無関係な人間が身代金を要求してきたりする。これは人質誘拐事件であるならば、真犯人との間での取引が損なわれ、人質が助からなくなる可能性もある。魔族がリーネに成り済ませる世界でもあるので、リーネ行方不明の情報が広まることでリーネに成り済ました魔族が王宮に侵入して王の命を狙うかもしれない。リーネ行方不明はたとえ誘拐事件であっても公にてきないリスクがあるはずで


城外にて人々からリーネの行方を聞き込みをする際にはその名を伏せて容姿の特長のみの情報を頼りに尋ねるしかないだろう。


それらは厳密には原作沿いではないもののリアリティはある。ともすれば原作の方が間違っている可能性も考慮しないといけはい。


つまり、リーネが助けられずマールが生まれなかった現代が誕生した場合において、クロノはマールを取り戻す為の旅をするかもしれないとして、たとえば遥か未来の世界で過去の世界に知識を移動させるような精神ダイブシステムがあるとして、それを利用して過去の自分の行動に影響を与えるとしたら…


同一時間に二つの意識が脳内に展開されるとき、その副作用で記憶や認知に程度の障害が発生するならば、リーネ失踪事件を村人は全く知らないのに村人から失踪事件を聞いたようなつもりになっているクロノができあがる。


このクロノは認知そのものがズレているので、指名手配された記憶もなかったり、城で武器を取り上げられたまま、取り返さずに逃げたとしても、その武器を所持していると思い込んでいるのかもしれない。プレイヤーが壊れたクロノを壊れているとは知らずして観測している可能性リアリティを考慮するという事である。


このように序盤の中世イベント一つをとっても、リアリティを持たせようとすれば、とても難解で複雑な思考が必要になってくる。


リーネが誘拐される原因になった理由についてもだが、そこにリアリティを求めれば求めるほど、樹海で迷子になるような状況に陥ると思う。それっぽいリアリティにたどり着くまでに私の場合、一万時間くらいかかったと思う

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