表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/8

登場人物紹介&第一話「お昼ごはん」

ハジメテ投稿するので至らないところもいっぱいありますが、何卒よろしくお願いします!

            ✿登場人物紹介✿


 姫野ひめの みなと…わんこな高1。千景が大好きで、他の人には褒められても嬉しくない。千景に迫られると犬になる(呪い)。犬種はビションフリーゼ。


 柊野ひらぎの 千景ちかげ…クールな高3。湊が絡んでくるのを最初は鬱陶しがっていたが、最近はまんざらでもない。湊に迫るとき、えっちい雰囲気を醸し出す。


 風神かざかみ 亜蘭あらん…千景の同級生で風神グループの社長令嬢。千景のことが好きで悉く湊を邪魔する。千景と湊のことで情報交換をするため、美凛と仲が良い。 


 ゆずりは 美凛みりん…湊の幼馴染で中3。「みーくん」「りんちゃん」と呼び合う。湊が好きで千景をライバル視している。亜蘭とは仲がいい。よく情報交換をしている。


               ◆◇◆   




 5月の気持ちいい爽やかな朝のこと。俺はある人を見つけ、走り寄った。

 「せんぱーい!!おはようございます!」ある人とは千景先輩のことだ。入学式のとき、好きになった。俗に言う一目惚れってやつ。


 でも、そんな気持ちは先輩には悟られないようにしている。先輩だって男から好かれたら迷惑に決まってる。だって、先輩はノーマルのはずだから。だから、俺はただの後輩を演じる。


 「うるさい。ガキじゃないんだから静かにしろ」「え〜でもぉ、俺は先輩とあえて嬉しいんですよ?」上目遣いで先輩を見る。

 すると、先輩はぷいっと顔を背けた。「っ!」心なしか先輩の耳が赤くなっている気がする。「先輩、どうしたんですか?」「なんでもない」本当になんでもないのかと思っていると、先輩はスタスタと学校に向かっていくところだった。「先輩待ってくださいぃぃ〜!」「だからうるさい」


 お昼休み。俺は先輩とお昼ごはんを食べようと思って先輩の教室に来た。「千景先輩いますか〜?」「ああ、いるよ。ちょっと待って、柊野呼んでくるから」「ありがとうございます!加藤先輩!」今、千景先輩を呼びに行ってくれている人は加藤先輩という人で、俺にも優しく話しかけてくれるいい先輩だ。

 「待たせたな。ほい、柊野」「俺は物じゃない!」このやり取りが本当に羨ましい。後輩の俺じゃ絶対にできない気軽なやり取りだ。「で、何のようだ。」「何だと思います?」「帰る」「まってごめんなさい先輩ちょっと遊びたかっただけなんです〜!本当は先輩とお昼ごはん食べたいだけなんです〜!」ふぃ〜。アブナイアブナイ。危うく一緒にお昼ごはん食べれないとこだった。

 「場所は屋上でいいですか?」「え、暑くないか?」「多分大丈夫ですって!」


 暑い。全然大丈夫じゃなかった。「案外涼しいな」「だいぶ暑いと思いますけど!?」感覚バグってるのかな!?「こんなん楽勝」む、負けてらんない!この暑さに耐えて先輩にいいとこ見せてやる!

 「昼ご飯食べるんだろ?早くしないと時間なくなるぞ?」「はーい!」うう、あっつい。でもここで涼しいとこに行こうとすると時間なくなるもんなぁ。

 「「いただきます」」「卵焼き美味しい!」めっちゃ美味しいんだけど!?あいつ(妹)のと全然違う!流石お母さん!

 「先輩、卵焼きあります?」「あるけど」「交換しましょ!」交換、それは毎回行っている。公平を期すためにおんなじ具材でやるのがルールだ。(←湊が勝手に決めた)(←しかも今回が2回目で1回目はやっていない)「いいよ」うっし、OKだ!やったぁ〜!「先輩の卵焼きしょっぱいんですね!でも美味しい!」「湊のは甘いんだな。これはこれでいけるかも」卵焼き交換成功!よろこんでもらえたみたいで良かった!

 

時間はまだ沢山ある。そう、オトナの事情により昼休みが延長されたのだ。

そうして俺は話を恋バナに持ってった―

第一話(終)

お読みくださりありがとございます!誤字脱字があったら教えてください!

⚠警告⚠

風神さんと杠さんは途中で出てきます、、

先に乗っけちゃったけど許してください、、

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
平和ですねぇ(^_^)v
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ