第1話 気が付いたら高校生になってました
私は大町春寧、今日から高校生の女の子!
つまりわくわくドキドキの毎日がこれから始まるってこと!!
...私はこんなキャラじゃないのに朝から何をやってるのかな
改めて、私は大町春寧、見てわかるか知らないけれどもただのオタクだよ
さっき何やってるんだろうっていったけど正直心当たりしかなかったり。なぜってそれは日常系マンガとかってかわいい子がこんな感じで自己紹介してるから真似してみようかな~なんて思った結果だよ。
やっぱり高校生になったらこういう日常アニメみたいなことしたいよね。実際は屋上入れないことがあったり、現実とだいぶ違うというかなしい現実があるらしいけど...(実際この学校は屋上入れないって合格した後に判明したしね)
まあこんなネガティブな話ばっかりしてても仕方ないし少し前の話をしようかな。
どうしてこの高校に来たかというと普通に中学校時代にオタクし過ぎた代償というのが正直なところ。たぶんオタクしてなかったら
ここ来てないけどその代わり日常系マンガみたいなことをするという楽しみが消えてたって思うと実質結果オーライかな。受験シーズンにも親に隠れて勉強しないでゲーセン行くということができたし。
つまるところ、自分が来たくて来たようなものだしそこまで悲観視してないかな。デメリットがあるとしたらやけに田舎ということと校舎がぼろいってこと。とくに後者、せめて塗装で若作りできないのかなってしみじみ思う。白く塗装するだけどだいぶきれいに見えそうなのに。お金の問題とかあるのだろうけどね。
...ところでいったいどこで話してるかだって?当然家だけれども... だってまだ入学式前だし。というか入学式って正直面倒くさいのよね、校長先生の話とか校長先生の話とか校長先生の話とか... あれをなくすだけで大分時間短縮できると思うけど難しいのかな。お偉いさんのお話って。入学式で校長先生の話聞くくらいならゲームセンターにいってゲームしてたほうがよっぽど有意義な気がする... まぁそのあとのホームルームでオタ友達探すという楽しみがあるだけまだいいか。それに中学校時代の友達の一人も同じ高校に行くから同じクラスになるように今から祈っておいとこうかな。
今日はとりあえずこんな感じかな。これから楽しいオタクライフ&ついでにバイトをしたいと思うよ。