アメジストのナイト
シエル「そんなこともあったね・・・どうかした?」
ルナ「その時の石がね」
アメジストを手のひらに乗せる
シエル「まだ持ってたんだ」
ルナ「・・・みたいだね」
シエル「どうする?送る?」
ルナ「ん・・・呼んでみようか?」
シエル「そう」
魔法を唱える
石が光って人の形に変化する
紫の長い髪
白い服を着て剣を持った少女が立っている
アメジスト「何か?」
ルナ「会ってみようかなって・・・」
アメジスト「・・・そうですか」
ルナ「私のために働いてくれる?」
アメジスト「・・・そうですね・・・まぁ」
ルナ「そう・・・ありがとう」
アメジスト「それだけ?」
ルナ「・・・かな」
アメジスト「そう」
静かに石に姿を変えた
床にアメジストが転がる
ルナ「あなたの持ってるアメジストの子に似てるね」
シエル「かな?・・・たぶん出どころは同じだろうから」
ルナ「なるほど・・・姉妹みたいなものか」
シエル「君も成長したね・・・」
ルナ「まぁねぇ・・・」
今ではルナの方が召喚能力は上かもしれない
シエル「最初に使ったアクアマリンは覚えてる?」
ルナ「忘れられないな・・・あれは」
シエル「だろうね」
あの石はもう手元にはない
ルナ「私を守るために盾になって・・・砕け散ったからな・・・」
シエル「まぁ・・・そのための兵隊だからね・・・お守りみたいなものかな?」
ルナ「人の形で失うのは・・・やっぱり・・・ね」
シエル「そうだね・・・そろそろ行こうか?」
ルナ「隣の街に鉱山があるんだっけ?」
シエル「たまには原石を掘ってみる?」
ルナ「肉体労働は遠慮したいな・・・」
シエル「安心して冗談だから・・・鉱山とは別に遺跡が見つかったらしいの」
ルナ「それの探索?」
シエル「できるといいけど」
荷物を持って歩き出す。




