アクアマリンのポーン
「さてと行きますか?」
「そうだね」
2人は歩き出す。
「きいてもいいかな?」
「どうぞ」
「探している石って何か特別なもの?」
「・・・そうだね・・・知らないの?」
「・・・うん」
「あなた・・・召喚は」
「召喚?」
「・・・そう」
「え・・・っと・・・」
「なんていわれたの?」
「世界を旅して探し物を手伝ってほしい・・・費用は全部だすから・・・だったかな」
「それで、引き受けたの?」
「うん・・・やっぱだめだった?」
「だめでは・・・ないけれど」
「あなたとい一緒ってきいたからね・・・歳も近いし」
「・・・まぁ・・・」
なんて説明したらいいのだろう?
「隣の街まで馬車で移動しましょう」
「はい」
馬車に乗って話の続きをする
「召喚士の話は聞いたことは?」
「・・・宝石の錬金術師みたいなのなら」
「それはどこかの国の童話かな・・・似たようなものだけれど・・・」
「宝石から兵隊を呼び出して戦わせるってお話だった・・・かな」
「まぁ、そんな感じなんだけどね」
「懐かしいな・・・」
「その宝石を探すのがこの仕事なんだけどね・・・」
「は?」
「・・・」
「え?召喚できるの?」
「うん」
「どうやって」
「どうやって?・・・順番に説明が必要かな・・・」
そんな話をしながら隣の街に到着する
宿を取って部屋に荷物を置く
「あなたにも1つ渡しておかないとね」
そういって宝石を渡す
紫の石と水色の石を取り出す
これは・・・アメジストとアクアマリンかな?
「相性があるから試してみて」
アメジストを持って言われた通りの魔法を唱える
石が光る
光っただけで何も起こらない
「そっか・・・そっちは?」
水色の石を掌に載せる
魔法を唱える
石が光って手の上で人の形が浮かぶ
驚いて手から石を落としてしまう
下着姿の女の子が床に転がる
寝ている
「そっか・・・」
「え・・・っと」
「あなたの魔力で召喚するとそうなるってこと」
「はぁ?」
女の子を起こしてみる
水色の短い髪
目を開けて青い目がこちらを確認する
不機嫌そうだった
「なにか?」
まぁ、そういわれてもおかしくはないかもしれない
「え・・・っと、これから・・・」
「私のために戦えとか?」
「う・・・うん、そうなんだけどね」
「なら、もう少し魔力を送ってくれないと・・・むりかな」
「そうなんだ」
「戦えないし・・・あなたを守ることもできない」
「・・・そっか」
「ほかには?」
「・・・」
「戻っていいかな?」
「はい」
女の子は静かに石に姿を変えた
「と、いうことなんだけど」
「はぁ・・・どうしたらいい?」
「やめるか、なれるかのどちらか」
「戦うってなにと?」
「・・・石の奪い合いになると戦うしか」
「・・・あぁ」




