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7話目 聖剣

文章の修正させていただきました。

誤字脱字の修正しました。

毎度毎度にすいません。

この世には、“聖剣”や“聖槍”と呼ばれる剣や槍が存在する。



持ち主を選ぶ剣であり、誰もが使うことが許されているわけではない。

そんな持ち主を選ぶ聖剣や聖槍だが、その制限に比例するように素晴らしい武器である。


聖剣ブレイブと呼ばれる聖剣があるが、剣自体が光属性を帯びており、

魔物や魔族に対して激烈な効果を与えてくれる。


ほかの聖剣にも魔法を打ち消すような効果がある聖剣があったりなど

特殊技能がついたモノが聖剣である。


そんなモノを勇者が持ったらまさに鬼に金棒だ!


そんな聖剣や聖槍が持てる上級職はめちゃめちゃ優位だと言えるのだが、

それは聖剣や聖槍を手に入れることが出来ればという話でもある。


ゲームの中で主人公は、この王国の王太子であり、

手にするのは当然王国が保有する聖剣である。


入手なんて結構簡単なモノである・・・


ほかにも仲間の面々がいるが、それぞれ大貴族に分類されるような人間のため

家宝が聖剣で簡単に入手することが出来る。


まあ、使いこなせるかは簡単ではないにしてもだけど・・・何が言いたいかと言えば・・・




「聖剣なんて普通に売ってるわけないよなぁ~・・・はぁ~・・・。」


もっかのところ一般人である俺が聖剣なんてモノを

購入することなんて出来ないのだ。


そもそも市場とかそこらの店で

普通に聖剣が売られているはずなんてない。


現状で手に入れることが出来る聖剣で思いつくのは、

主人公達が手に入れることが出来る聖剣であり、

それがないと魔王を討伐することが出来ない品物である。




・・・それをモブの俺が入手するわけにはいかないよな・・・


ちなみに強さだけを求めるのであれば、

魔剣と呼ばれるいろんな属性を帯びた剣も存在するし、

他にも魔剣と同じ特性を持つ槍や斧、腕輪なんかがあるのだが、

目下で俺にとって重要な課題として・・・




「聖剣がないから・・・聖騎士の聖剣技が使えない・・・。」


聖騎士は、主人公の取り巻きの中に一人いる。

だから、聖騎士というものがどういうものなのかはわかる。


確かに強さはべらぼうに強く、回復魔法や壁魔法も使えるため壁役もこなせる。

聖剣技と呼ばれる超強力技があるためアタッカーとしても十二分に能力がある。


それなら、勇者いらなくない?


って思うほど、鍛えれば強くなったのが聖騎士だったのだが・・・


その強さの源である聖剣技が使えないのが問題だ・・・


確かにゲームでも実家にあった聖剣を手にした途端、聖剣技を使い始めて、

襲い掛かってきた魔族を瞬殺するのだが・・・




そんな聖剣が普通に転がったりはしてないんですよね!!


何なら、聖騎士の家を盗みに入ろうかと思うのだが、

今後のことを考えるとそんな選択肢はない。


現在、俺は職を宝の持ち腐れにしている状況である。


そして、今後ノースベルトを襲うイベントのことを考えると聖剣技は欲しい。


なくても魔剣でいけるかもしれないけど、

魔族が襲来するのだから、対策に聖剣がほしい。


だけど、そんなに簡単には見つからない・・・


何度もこのループを繰り返した後、深い溜息をつきながら、俺は決意するのだ。

さっき自分に戒めながら言っていたことを破る決意を・・・




「・・・よし、主人公が手に入れる予定の聖剣を手に入れよう!」



・・・倫理的に良くない?って?・・・



モブが何をしてんだって?



歴史が変わるって?



・・・そんなことは気にしてられない!!



だって、王太子しゅじんこうは、王国の家宝の聖剣を手に入れるんだし!



・・・まあ、それがめっちゃショボいので、新しい聖剣を手に入れるのだが・・・



・・・大丈夫!聖剣あれば、勇者認定されるし!



彼の人生には狂いは生じない!・・・はず・・・



なので、将来手にするであろう聖剣は、俺がちょっと拝借しちゃいましょう♪



大丈夫!



俺が黙っておけば、誰も将来勇者が手にする聖剣だとは絶対に思わないし!



何なら、その勇者の身に起こるイベントを

いくつか俺が代わりにヒョイヒョイと

クリアしちゃっても構わない!OK♪



さてそこまで決めたらな・・・思い立ったが吉日だ!



ノースベルトと王都の間にある侯爵が治めている領地へと向かう!




「いざ!ブバルディア領へ!」



気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。


いつも読んでいただきありがとうございます。

是非ともブックマークと評価をよろしくお願いします。

そのワンポチが・・・僕を救います!

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