39話目++ とあるパーティーのその後
+です!
こちらは短い点は、ご了承くださいm(_ _)m
ヒルデと女戦士の前で小躍りしながら、
「あの魔法の伝書なんてあるのかなぁ~、それにあの伝書も……」
と、まだ見ぬこれからの幸せに浸っている魔術師を放っておいて、
ヒルデと女戦士は、コソコソと話していた。
「それよりもヒルデ、その子って……あの子の子供か?」
どうやら女戦士には、思い当たる節があるようで尋ねると、
ヒルデは頬を赤くし、両手で頬を押さえながら、テレテレしながら話す。
「わかる? わかっちゃう?」
「そりゃ~な。どうしてあいつが分からないのかが分からないけどな……。」
「そりゃ~彼女の中では、夫婦になったら子供はコウノトリが
運んできてくれるって信じてるんだからね。
初心な彼女が分かるわけないじゃない。」
「初心ね……見た目が全く初心ではないけどな……。」
女戦士は呆れ混じりな言葉を言いながら、魔術師を見る。
彼女の格好だが、今は季節も暖かいとは言え、
胸元の開いたシャツに足がほとんど隠れていないホットパンツを履いている。
世の中の魔術師に対する180度逆の格好である。
この魔術師がローブを羽織っているのは、本当に極寒の時期しかない。
ちなみにスタイルもよくて、出るとこ出て、引っ込むところが引っ込んでいるスタイルが
露わになるように身体に張り付いているようなシャツを着ているため、
男どもの視線はすべて彼女に注がれるのだが、
彼女はまったく気づいていない。
「まあ、あいつはいいや。で、話は戻して……盛ったのか?」
その言葉にヒルデは力強く頷く。
「盛ったわ。」
傍から聞いていたら思わずぎょっとしたくなるような不遜な言葉が
二人の間から聞こえてくる。
「どのくらい……効果があるんだ?」
女戦士は効果について興味津々のようで、
遠慮なく尋ねるとそれに力強く答えるヒルデ。
「一晩元気で、何度果てても甦るわ。」
「そうか……年齢に関係なく?」
「そこは分からないわね。
ただ言い伝えでは全年齢適応可能っと聞いているわ。」
「なるほど……。」
そんな女戦士にスッとヒルデが薬瓶を渡す。
そして笑顔で鬼のような言葉を言うヒルデ。
「試してみたらいいのよ。それで果てたら本望のはずよ!
それが……
男って言う生き物なのよ!!」
「そうか……そうだよな! ありがとうヒルデ!
私…これで…大好きなおじいちゃんの子供を産むわ!!」
熱い握手を二人でかわす。
ちなみにこのパーティーは、熟れ盛りの女性3人パーティーなのに浮いた話は一切ない。
その理由は簡単で、ヒルデがショタコン、女戦士が枯れ専、魔術師が魔法バカであるためだ。
その後、3人は円満にパーティーを解散させて、その数年後に学園で再会するのだが……
「あれ? 彼女はまだ学園に来てないの?」
ヒルデの疑問に魔術師が顔を真っ赤にさせながら答える。
「ま、まだみたいよ……。」
「子育てが忙しいの?」
「…違うわ…。」
顔を真っ赤にしてそれ以上理由を言わない魔術師。
だが、何度か深呼吸をした後、意を決してその理由を話してくれた。
「おじいちゃんが…その…お、大往生するまでは、実家にいるって言っていたわ。」
その言葉にピン!と来るものがあって、
「…それは…性的な意味で?」
「そうよ! もう! 何であんたらはそんな不埒なのよ!! 信じられへんわ!!」
顔を真っ赤にして顔を両手で覆って
左右に激しく揺れる魔術師を見ながらヒルデが思うのは、
……その左右に激しく揺れるおっぱいが、一番不埒だと思うけどね…
と、決して親友には口に出しては言わないツッコミをしていたのであった。
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ない。
いつも読んでいただきありがとうございます。
是非ともブックマークと評価をよろしくお願いします。
そのワンポチが・・・僕を救います!
いや~、本当にやる気がでますよ!!




