38話目+ ブバルディア侯爵は・・・
+です!
大変短くて申し訳ないです!
一人悦に入っていたためルック子爵は完全に見逃していた。
スノウホワイトが、ルック子爵の傍から離れた時に口ずさんでいたのは、
「あの方は・・・“マコト騎士爵様”だったのですね・・・マコト様・・・。」
小声で呟きながら、ルック子爵の傍を離れていったのである。
目的を果たせてスノウホワイトが満足していたのを
自分と話せたことで満足していたと勘違いしていたのである。
そして、スノウホワイトとしていた会話は、
使用人を通じてブバルディア侯爵にも伝わっており・・・
「・・・なるほどな。典型的な無能な傲慢貴族だな。」
「はい。」
主人の言葉にうなづく使用人。
その使用人に対して、主人であるブバルディア侯爵は、
「あの男は二度と呼ぶな。あのような者とつながりがあると思われるだけで面倒だ。
・・・それよりもどうしてあの男に招待状を送ってしまったのだ?」
「それが・・・スノウホワイト様が興味がごありだったようで・・・
ご依頼されてしまったので、私めが送らせていただきました。」
「珍しいな家令のお前が書くとは・・・
で、なぜスノウホワイトがあいつに送れといったのだ?」
「はい、どうやら以前誘拐された際、救出してくれた者を探していたようです。
お嬢様を助けた後、すぐに消息を絶っておりまして、こちらも探してはみたのですが、
まったく情報を得ることが出来ておりませんでした。」
「・・・そう言うことか。それであの笑みだったということか。名はわかったのか?」
「はい、マコト騎士爵とのことです。」
「そうか・・・いつか恩を返さないといけないなマコト騎士爵に。
名も言わずに立ち去る男・・・そちらこそ騎士として相応しいとは思わないか?」
「その通りでございます。」
「ならば、今後マコト騎士爵がブバルディアや王都に来た際には、
こちらが何かをしたということを気づかれない程度に助力してやれ。
それとマコト騎士爵の動向は逐一と調査しておけ。
何かあった時には、すぐに対応できるようにしておきたい。
少なくとも彼は恩を売ったとは感じてはいないかもしれないが、
娘を助けてくれた恩は、必ず返さなければならないからな。」
「かしこまりました。」
そう言って深々と頭を下げた後、
家令は主人の部屋から立ち去っていたのであった・・・
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。
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