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異世界転生には、夢も希望もございませんでした  作者: Taさん
第二章 宿場町建設競争 
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35話目+ エールからの近況報告3

またまたまたエールからの近況報告です!

短い点はご了承ください。

エールからの近況報告を見て違和感を感じる・・・


今までは一応手紙の体裁を整えて送ってきていたのに

今回は、訂正を無視して送ってきている。


何か問題が発生したのか?


あの二人が拉致されたか?


・・・いや、あの二人に限って言えばありえない。


それにノースベルト家の者からもそんな連絡は

特に届いていなしな・・・


私は、また手紙へと視線を戻す。

この手紙で何を言いたいと言うのだろうか?




たのまれていたことを思い出しました!

ので、ちゃんと報告したいと思います!!

しいて言うのであれば、ご飯が食べたいです。

一度でいいので、ちゃんとご飯が食べたいです。

でも、マコトと俺二人で頑張っていきます!

スイーツでもいいかもしれません。




内容はこれだけだ。

頼まれていたことを思い出したというわりに、

ご飯が食べたいです?



・・・どういうことだ?


眉間にしわを寄せて手紙を睨みつけていたためか

同級生の友人がクスクスと笑って私に近づいて、




「オリヴィア様、眉間眉間。めちゃめちゃしわが寄ってますよ。」


その言葉でハッとして、




「・・・ちょっと訳が分からない手紙が届いてな。」


そう言うと友人に手紙を差し出す。




「見てもいいの?」



「ああ、別に構わない。どう見てもたいした内容は書かれていないからな。」



「じゃあ、拝借して・・・クスクス。」


手紙を受け取り中身を見た途端、笑い始める友人。




「? 何が面白い?」



「いやぁ~、茶目っ気がある手紙だなっと思ってね。」



「茶目っ気? どこにそんなものがある?

 人を小馬鹿にしたような内容だろうに?」


そんな私にまた友人は笑いながら、




「あれ? 気づいてない? 文章の先頭の文字をつなげて読むのよ。」


そう言われて私は先頭の文字だけを読んでいく。




“た・の・し・い・で・す”



・・・エールはとことん私をバカにしているようだな・・・


ヒクヒクと口角を引きつらせながら、

この手紙の内容を理解した。


あいつに優しくする必要などない。


むしろもっと締めつけた方がいいいのだろう。


いや、締めつけるなど生ぬるい!


二度と私に茶目っ気などを向けれないくらいまで

とことん詰めなければならないな!




「・・・顔が人に見せちゃいけない顔になってるけど・・・。

 絶対に悪いことを考えてるでしょう・・・。」


友人からの指摘にニヤリと口角を上げて笑って応え、




「なぁ~に、飼い犬にはそれ相応のしつけが必要だと思ってな。

 ただ、まあ仏の顔も3度までという言葉もある。

 次茶目っ気で送ってきたら・・・

 死んだ方がましと思えるくらいのしつけをしてやる。」



「うふふふ、きっとこの飼い犬は、

 もう一線超えてきてひどい目に合っちゃうと思うなぁ~。」


そんな友人の予想は見事的中することになるのであった。

気づいた点は修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。


いつも読んでいただきありがとうございます。

是非ともブックマークと評価をよろしくお願いします。

そのワンポチが・・・僕を救います!!きっと!

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