19話目 もう一つの不可侵領域
誤字脱字の修正しました!
いつも読みにくくなってしまてすいません!
・・・なぜこんなに誤字脱字が多いのか・・・
「・・・で、その足でもう一か所に向かうんですね・・・。」
「当たり前だろう?まだ移動も含めて1週間ほどしかかかってないんだ!
一か月もある夏休暇なんだから、有意義に使わないとな。」
「・・・なら、ゆっくりご実家で休むのも一つかと思うんですけど・・・。」
「却下だ!!つべこべ言わず、行くぞ!!」
俺が何を言おうとも聞き入れてくれるわけもなく、
首根っこを掴んで引きずるように俺を連れ去っていく。
そして、向かった先は、もう一つの踏み入ってはいけない草原であった。
その草原には竜がおり、この竜が草原に侵入してきた人間を殺していた。
そこまで分かっている理由は簡単で、
何度も竜の討伐に兵や冒険者を派遣しているのだが、
一度も成功には至っていないのである。
竜が居座っている草原は、ノースベルトよりもブバルディア領に近い。
王都やブバルディアは、人口が多いのだが、人が住める土地が狭く、
密集して住んでおり、疫病が発生するたびに大きな災害になっていたのだ。
そのためにもブバルディアから王都に隣接するこの広い領地を
ドラゴンから解放する必要がある。
解放できれば、人口の問題もさらには常に抱えている食料問題も解決することができる。
そのため常日頃から草原を竜から解放したいと思っているのだ。
「・・・で、それを解放したのが、 当時学生だった
“オリヴィア・フォン・ノースベルト”だったって言うのが記憶だったよな・・・。
そのおかげで、この広い草原はオリヴィア平原と呼ばれるようになったのが、
ゲームの世界の名前の由来だった・・・それに参加することになるとは・・・。」
数日馬車に乗って南下した後、目的となる草原へと向かった。
目の前に広がる草原。
風が吹くと草がふわぁ~と揺れていく。
その光景は穏やかな光景にみえるのだが、ここに竜が
住み着いているとは、思えない。
っというか、よくよく考えれば不思議なのは、
目の前に広がる草原は、はるか彼方まで広がっている。
この草原の広さをドラゴン1体が守っているのかぁ?不思議でならないなぁ~。
そんなことを考えながら、草原の入り口?で気持ち良くのんびりと過ごす。
一泊したけど、快適だったな・・・
そんな感想を思いながら、出発の準備を・・・しない?なんで?
それからどれだけ時間が経っても一向に草原に入らない。
オリヴィアに不思議に思って尋ねると、
「ところで、何でここで留まってるんです?」
昨日から草原の入り口にたどり着いている俺たち。
だけど、一向に草原に侵入しようとはしないため俺がオリヴィアに尋ねる。
するとオリヴィアは、ちょっと面倒な顔をする。
「・・・面倒くさいが、他の貴族共を待ってる。」
「・・・?ほかの貴族ってのはどういうこと?」
「どこぞのバカ貴族やそのクソガキに箔をつけるために、
この草原の戦いに参加させようとしてるんだ。」
「・・・そんなことのために?命をかけるのかよ・・・。
ってか、そんな圧力を公爵令嬢にかけるってことは・・・。」
思い当たる節の人物が頭を過る。
ゲーム中の入学時、子息子女が学園を歩いていると
主人公を見てザワザワと騒ぎ立てるイベントがある。
主人公は王太子なのだから当然ザワザワされるのはもちろん分かる。
そこにライバルが現れて、主人公の前に立ちはだかるのだが、
その光景を見た子息子女たちがものすごい歓声をあげるのだ。
その時の歓声が、
「あのオリヴィア平原の英雄たちよ!!」
等の内容を連呼していく。
果てには、
「ああ・・・見れただけで幸せ・・・。」
といって、失神する者、主人公とライバルが並び立つ姿をみて泣き崩れる者までもがいた。
一体なんだこのイベント?いる?
っと思っていたイベントだったけど・・・。
なるほど・・・あいつらここでドラゴン討伐に参加して、
戦って箔がついていたから学生たちや先生から羨望の眼差しで見られたのかよ。
だけど、ゲームだと主人公なんて初期は、
道端にいる魔物にすら苦戦をするレベルだったのに
そんなことできないだろう?っと思っていたんだよなぁ~。
まあ、ゲームの時はゲームの設定だからと言えば、そうなんだけど・・・
「ブレイブ王太子殿下とスター公爵家のガキだ。」
・・・ああぁ・・・やっぱりか・・・主人公とライバルの二人かよ。
確かにオリヴィアがいれば、ドラゴンでも何とかなると思うけど、
それでも決して無事であるとは思えない。
命の危険がある中でわざわざ、
それも二人とも俺と同じ年だから10歳ぐらいってことだろう?
・・・無理やり過ぎやしませんかね・・・
自分のことを棚に上げて、二人のやることが無理だと思っていると、
オリヴィアがため息交じりに、
「・・・あいつら二人とも死なんかな。」
「いやいや、不遜すぎるだろう!?責任が間違いなくくるだろうに!?」
「・・・なら、ここに来るまでに不慮の事故で亡くなってほしいものだ。
そうすれば、私の責任ではないしな。」
「・・・どうしても二人に死んでほしいんだ・・・。」
ため息交じりのオリヴィア。
そんなオリヴィアに代わって、お付きの一人である護衛騎士エールが俺に耳打ちしてくれた。
「二人ともオリヴィア嬢に首ったけなんだよ。
それでやたらと求婚してくるからな・・・。」
・・・なるほど・・・だから、死んでほしいんだな・・・
その後、オリヴィアが徐々に苛立っていく。
その理由は、もちろんあの二人が乗っている馬車が
俺たちの視界に入るようになったのはあるのだが・・・
「・・・あいつらはバカか?おいエール!今からあいつらに、
顔を洗って出直してこい!と伝えろ!」
「それは無理ですよ・・・。第一一応、あれでも王太子殿下ですから、
護衛は引き連れてくるのはおかしな話じゃないでしょう。」
「あれが護衛?お前の目は節穴か!あれは騎士団をまるごと連れてきてるだけだろう!」
「ついでに魔導士団も引き連れてきてますねぇ~。」
「戦争でもするつもりか!?あいつはドラゴン退治のやり方も知らないらしいな。」
「まあ、少数で打ち取るともありますけど、
軍隊を率いて討伐した文献もありますからね。
あながち間違いではないでしょう。
それにあの馬車の護衛の騎士は・・・
少数にした場合も戦力としては申し分ないでしょう。」
「あいつ一人派遣すればいいだろうに。
あんな有象無象どもなど盾に使う以外、使い道なんてないぞ。」
「まあ、しっかりと王太子殿下と公爵家の坊ちゃんを
守ってもらいましょう・・・あれは?」
エールと同じタイミングで気づいたのか、エールが顔をしかめたタイミングで
オリヴィアも顔をしかめる。
その視線の先には、王太子殿下や侯爵(次話では「スター公爵子息」)家の家紋ではなく、
ある宗教の旗を担げる一団がいたのである。
“聖光教団”
この王国で最も信者数が多く、強力な力をもつ宗教である。
時に国王ですら逆らうことが出来ないほどの強権を示すことがある聖光教団。
そんな旗印が近づいてくるとなれば、そんなしかめっ面になるのは仕方がないけど・・・
気づいた点は追加・修正していきます。
拙い文章で申し訳ないです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
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