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13話目 冒険者の一団のリーダー視点

誤字脱字の修正しました!

なかなか確認する機会がとれず・・・

読みにくくてすいません!

「チィ!!」



思わず、舌打ちしてしまう。

常日頃なら、執事やメイド、家庭教師共に叱咤されるのだが、

そんなことを言う面子は、ここに誰もいない。


今は、私がノースベルト公爵家の家督を継ぐために

必要な権利を得るための試練を受けている最中なのだから!



魔力を込めた斧を振るって、目の前にいた騎士を両断する!



一撃でこの鎧を着た木偶の坊を両断できるが、

それでも斧に魔力を込めて振るわないと

簡単にこちらの斧を弾いてくるのでめんどくさい化け物だ。


連れてきている護衛共の剣などは、ことごとく弾かれてしまって、

何の役にも立つことなく、結局は私が斧を振るうしかない状況である。


そんな状況でさらに最悪なことに・・・



眼前にはどこまでも湧いてくる騎士共がいるということだ!




「チィ!!」



また思わず舌打ちをしながら、今日何度目かも分からない魔力を込めて

斧を振るうのであった。そんな中で、




グワッシャン!!!


鈍い音共に目の前にいた騎士を両断したところで、それは起こった。


この手ごわい連中に注意をそがれてしまっていたことに気づいた時には、

手遅れになってしまっていた!!


味方の護衛の一人が騎士の一撃で倒れてしまい、

その護衛に今まさに剣を振り降ろそうとしていたのである!!




「くぅぅう!!!」


護衛の方は、これで命が絶たれると思ってか、

目を閉じてしまって歯を食いしばっていた。


私は必死に斧を振るおうとするのだが、

それよりも早く剣が振り下ろされてしまい・・・




キイィイィイン!!


次の瞬間に目に飛び込んできたのは、

今まさに振り下ろされた剣を剣で反らした光景である!


それも子供が騎士の剣を剣で受けて反らしているのだ!!


どこからこの子はやってきた!?


驚きで声が出ない中、続けて驚きの光景が目に入ってくる!




「どっかへ・・・吹っ飛べよ!!」



そう言うと子供が思いっきり騎士の横っ腹を蹴ると

騎士は吹き飛んでいくのである!!



ありえない!!



他の護衛も驚愕の顔を浮かべているのだ!



だが、その子供はそれだけでは終わらずに私たちを叱咤してくる!




「何を呆けてんだよ!! さっさと立て! 立って走るぞ!!

 すぐに次が来るんだ!! ここはダンジョンなんだから、

 途切れることなくこの騎士の化け物が湧いてくるんだよ!!」



「だ、ダンジョン?」



「せ、聖域の・・・ここが? ・・・な、何を言ってるんだ?」



護衛たちが子供の言葉に動揺しているのだが、

そんな護衛たちを一瞥した後子供が、




「何を言ってんだ? あんたら。

 ダンジョン以外で何でこんなに魔物が湧くんだよ」



「ま、まもの!? あ、アレは騎士では!? ここを守護する騎士ではないのか!?」



驚愕の声を上げる護衛の一人に冷たい目を向けて、




「そんないいもんじゃねえよ。ありゃ~、魔物だ。

 騎士の亡霊の魔物。

 それも質の悪いことに騎士が憑りついているから、

 光魔法も通じないっていう最悪の結果の魔物だよ。

 ってか、そんなことはいいから、とっとと立って、走ってくれるか?

 俺はすぐに走って逃げるけど」



そう言うと子供はこちらから視線をきってとある方向へと走り出そうとしていた。




「どこに向かうのだ?」


そんな子供に思わず声をかけた私に、

一瞥することもなく肩越しに短く言葉を発してくる。




「ダンジョンボスがいる、洗礼の泉に向かう」



その言葉を聞いて護衛も私も驚いてしまう。




「どこか分かってるのか!?」



「ああ、この騎士たちが湧いてくる方角だよ。

 当然そこを守っているのだから、そっちから湧いてきてんだよ。」



何事もないかの如く言い放つが、その言葉に驚いてしまう。


私たちは、この聖域に入ってから、完全に方向感覚を失っていて

どこに行くことも出来なかった。


ただただ迷うことしかできなくなっていたのだ。

迷ったため元に戻ろうとしても

元の入り口に戻ることもできずにいたのだ。


そして、目的地である洗礼の泉になんて行けそうにもない状況に

精神的にも肉体的にも疲弊していたのである。




「ほ、本当か?」



「じゃあ、何で同じ方角から騎士は湧いてきてんだよ?

 このダンジョンは完全に方角の感覚を失わせるようになってんだよ。

 だから、クリアするにはこの方法で方角を探るしかないんだよ」



そう言って、剣を両手に再度持ち直す。

口にしたのは色から見てスタミナポーションだ。

たぶん、本気で走ってそこを目指そうとしているのだろう。


護衛たちと目を合わせる。皆が頷いて、覚悟を決める。




「付いてくるなら付いてきな。

 まあ、付いてこなかったら死ぬだけだけどな」



そう言い放つと駆け出し始めたのだ。

それに従うように私たちはいっせいに後ろから走るのであった。

気づいた点は追加・修正していきます。

拙い文章で申し訳ないです。


いつも読んでいただきありがとうございます!

是非ともブックマークと評価をよろしくお願いします!

そのワンポチが・・・僕を救います!!

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― 新着の感想 ―
[一言] 次から次にトラブル起こって、飽きはしないんだけど混乱する…
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