はじまり
またも駄文
放課後の教室から旅立ち、到着した先は…
言うなればTHE異世界。
蓮は呆然としながらも内心は後悔してはいなかった。
朝が来るたびに絶望するくらい退屈な世界に一生縛られているくらいなら見知らぬ世界も悪くはないだと思っているからだ。そんなことを考えていると、
「神崎さん、どうですか?」
という質問、どうですかなどと聞かれてもどうもこうもない。
「どうですかって、あぁ、異世界だなって感じだな。あとその神崎さんって言うのやめてくれ、レンでいいよ」
流石にずっと苗字て呼ばれるのもしんどい…
「わかりました、レン!まずは基礎からですね!
この世界には各個人が持つ固有の能力が存在します。
それは様々で攻撃、守備、サポートなどあらゆるものが存在します。」
なんだかすごくめんどくさい…
「シーナの能力ってなんなんだ?」
「私ですか?私は治癒特化です。」
「へぇ、治癒系なのか。俺の能力ってどうやったらわかるの?」
「まず、自分の性格を考えてください。そしたら 次はどんな能力を使いたいかイメージしてください。
イメージできたらあとは対処に向かって発動するだけです。」
「わかんねぇけど、やってみるわ」
(現実主義の俺が使いたい魔力。定番の炎だな。
んでもって、剣に炎を纏わせて…切る!)
すると、目の前にあった木が焼き切れている。
「やりましたね、レン!あなたの能力、名づけるなら…炎剣!カッコいいです!」
なるほど、悪くない。多少厨二くさいがよしとしよう。
「では、レン、能力もわかったところで街に行きましょう!」
街か、いいな…行きたい!
「よしっ、行こう!」
こうして二人は近隣の街へと向った
まだまだ続く