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グランドギルド2

前回の諜報ギルド、スパイギルドにしてもよかったんですが、それだと色々限られてしまうので。

秘密裏の情報収拾、操作だけでなく、広告塔みたいなのも諜報の一貫だとおもうからね。

極論いえば、グーグルセンセーも諜報に入ると思う。

うーん、PKについての情報をもらってもねぇ。


「あれって、情報を小出しにして情報の拡散とかねらっているんじゃないのかね?

 俺等が情報貰っても、信憑性のない情報を垂れ流す程度の事しかできないけど、いくつも重なれば噂レベルになるからね。」

運営の考えとしてはこんなところだろうね。

イベントで話が大きくなっているところに、プレイヤー間のより身近な情報を与えて視線を逸らせてるんだろうとおもうよ。

テレビのニュースでも良く使われる手法だよ。


「けど、注意するに越した事はありません。

 ここからの出入り、もっと慎重になるべきですね。

 ・・・・・・周りにトラップでも作っておきましょうか?」

ブックは、おとなしいんだけど、行くときはバッサリと行くからちょっと油断できない。

それに、そのトラップには流石に以前猟師小屋にした時のような条件付けは難しいだろうしね。


「いいんじゃない、けど下手に多数かけると逆に不審がられるとおもうから、最小限にしましょう。

 それとなるべく獣をとるような感じのトラップにしたほうが、この『猟師小屋』のカモフラージュにもなるとおもうわ。」

「ふううむ、それなら問題なかろう。

 ワシらは気をつけていつも通りの事をしていればいいのだな?」

話はまとまったから、締めようかね。

それに、PKってペナルティのランクでもF相当にしかならないし、注意程度で終わらせそうだしね。


「そうだね、トラップを仕掛け終わったら、いつも通りのプレイでいいと思うよ。

 俺達は厄介ごとに首を突っ込む必要はないし、自分達が厄介ごとに巻き込まれた時にはそのときに対応すればいいだけだしね。

 それじゃ、いつも通りーー-。」


「いや、それじゃ困るんだよ。

 せっかくここまで来て色々有益な事が聞けたのに、それを放置なんて僕にはできない。」


ダンジョンか、討伐領域に行こうかと誘おうとしたら、不意にギルドメンバー以外の人物が現れたよ。


---

「やあ、はじめまして。

 ああ、リンバントレットさんだけは現実で会った事がありましたね。

 お父様は元気ですか?」

いきなり現れた男は、整った顔立ちをした、ようするにイケメンってやつだね。

ベアのような似合わないいかさま金髪ではなく、あいつの金髪は妙にさまになっているように見えるね。

リンはお互い知っている人物のようで、普段は見ない睨み付けるような目線を向けているよ。


「うるさいわよ。

 リアルの話を話すのは何もないならマナー違反よ。

 今から運営に連絡いれようかしら。」

「ああ、兄を呼べば事が済みますよ。

 兄はいま、C.R.ONLINEの運営スタッフの一人ですし。

 ちなみに、僕はギルド『達成者』のギルドマスターの一人です。

 お見知りおきを。」

優雅に一礼をするが、とんでもない事をいったね。

ああ、どうしようかな・・・・・・。


「むううう、貴様運営サイドの人間か!

 ワシ等をこのような目にあわせて、何を考えておる!!」

カライガが怒鳴りつける。

やはりまだ、怒りは燻っていたようだね。

けど、怒鳴ってはいても足は踏みとどまっているよ。


「他にも色々聞きたいことがあるし、話が本当なら下手するとこちらがイモ引くことになるよ。

 落ち着いて、まずは話を聞くのが何より最初の一歩だよ。」

カライガの肩・・・・・・だと鎧で分かりにくいから、篭手の部分を押さえて引かせる。


「助かります。

 あなたがギルドマスターのトンさんですか。

 先程も話したとおり『達成者』のギルドマスターの一人、ダーナと申します。」

さっそく疑問をぶつけようと思ったけど、ダーナが遮る。


「質問や疑問はあるとおもいますが、それは僕からの依頼を聞いていただいた場合に限らせてもらいます。

 依頼一つで多くの質問に答えますよ。

 依頼内容はPKに関することとだけ、言っておきましょう。」

なるほど、依頼を直接もってくることもあると。

しかし、それだけに色々確認したい事は多いよ。


「まずは、ギルド内で相談させてもらえませんかね。

 俺なんておかざりのギルドマスターだし、皆がそれでいいのか確認しないといけないですからね。」

「分かりました、30分程待ちましょう。

 ただ、決して損のない依頼だとは言っておきましょう。

 もし、僕が君と同じ立場で、話を聞いていたら絶対受けていますよ。

 それだけは確実です。」


---

ダーナは端っこに移動してもらっている。

すると何をおもったのか、いきなり横になって眠りだしたんだけど、なんだろね?


「あれは庶民の家を堪能しているだけよ。

 気にするだけ損、さっさと話をまとめましょうよ!」

やはり、リンはそこそこダーナの事を知っているようだね。

正直、ちょっと友達にはなりたくないタイプの人種だよ。


「あいつの個人情報は後でいいや。

 それより、あいつの依頼を受けるかどうかだよね。

 正直なところ、受けないという選択肢は無いとおもうんだよね。」

実際、受ける方向しか今のところ対応が難しいよ。


グリズ・リーの話を聞いていただろうし、二大グランドギルドのギルドマスターっていうしね。

それだけでもおなか一杯なのに、お兄さんが運営者の一人って、受けないと怖くて仕方ないよ。


リンとの知り合いでなければ、ハッタリの可能性も考えたんだけど、リンの反応を見る限りはおそらく政治に口出せるくらいの企業人の子供なんだろうね。


・・・・・・そして、30分が経過したよ。


ふう、グランドギルドはプロットにはなかったけど、何とかなりそうだ。

大枠にズレはないと思う。

けど、矛盾はたくさん残ってると思う!

やっぱり、気にしたら書けないからね!!

しかし、酷い話にはならんかったなぁ。

いや、ある意味酷いのか?


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