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『くれくれ君』

『感想クレクレ君』『PTクレクレ君』『お気に入り登録してくれ君』

作者: 聖魔光闇

面白いネタを手に入れてしまいました。

 私は、携帯のメール送信画面に小説のようなモノを書き留め、家族や知人に見て貰って面白いか、面白くないかを聞いていた。


 そんな時だった。携帯のネット機能の中から『小説家を目指す』サイトを見つけた。私は、嬉しくなりすぐに登録した。

 初めは、使い方が分からず悪戦苦闘しながら、その使い方を習得していった。

 私は、暫くそのサイトの中に短編小説や詩を投稿した。

 しかし、サイトの反応は薄く、自分の作品が読まれているのかの確認を行うのが、アクセス数でしかなかった。

 私は、どうにかして感想やPTの反応が欲しかった。

 そして、ある強行手段に出たのだった。


 サイト内の小説を書くスペースに小説を読むと感想を書いたり、PT評価したりしましょうという文章を載せたのだった。

 反応は上々で批判や中傷もあったが、共感を得る感想も寄せられた。

 私は、批判や中傷に負ける事無く、同じような文章を何度も掲載した。

 すると私に批判的ニックネームが付いた。『感想クレクレ君』である。

 当初私は、クレクレ君ではないと反論した。しかしニックネームの数は増えていった。『PTクレクレ君』や『お気に入り登録してくれ君』などである。

 私は、腹が立ち、その方達に一言言ってやろうと文章を書いた。


 そして、半日以上経ってから、私は突如考えが変わった。

 そうなのだ。私は『感想クレクレ君』であり『PTクレクレ君』であり『お気に入り登録してくれ君』なのだと。

 他の著者の作品に対し感想やPT評価、レビューを行って欲しいという気持ちは変わっていない。

 しかし、私も一著者である以上、感想も欲しいしPT評価もして欲しい。レビューもして欲しいし、お気に入り登録もして欲しいという事に気が付いたのだった。

 当たり前の事なのに、気が付かなかった自分に腹が立った。でも、私にニックネームをくれた方達へ悪い事を言ったという気持ちになった。

 私はそう考えると無い知恵を使い、またそれを今度は小説のような形で訴える事にした。

 そうする事で何かが変わるとは思っていなかったが、これは面白いネタだと思った。

 歴史は紐解くと、人間のもがきや、あがきが所々に見られる。だから歴史書は面白いという方もいるらしい。だから、私はそのヒストリーを簡易文章形式小説として、投稿する事にした。

 投稿した文章にはどんな批判がくるのだろう。どんな感想がくるのだろうと思うと、今からワクワクする。


 そうです。私は他の著者の感想やPT評価、レビューを書いて下さいとお願いしている『感想クレクレ君』『PTクレクレ君』『レビュークレクレ君』『お気に入り登録してくれ君』です。

 いろいろなニックネームをありがとうございます。

 そして、これからもよろしくお願いします。




 さぁ! どんな感想や批判がくるかな。ワクワク! ドキドキ!




ニックネームをありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] なんじゃこりゃって口に出して言ってしまいました。ご要望どおりの感想です。 ポイントもつけさせて頂きました。 感想は150文字も出てこないので諦めました。すみません。
2015/10/25 22:39 退会済み
管理
[良い点] まとまりのある良い文章ですね。 [一言] 思わず感想を書きたくなりました。 このサイトに書き込むの初めてですよ。 クレクレさん、批判の方々、今までのやり取りを感心しながら読んでいました。…
[一言]  とても素敵な切り返しだと思います^^  投げられるものを全て打ち返していると、相手もまた返してきます。けれどそれを全て受け止めて、抱え込んでしまえば、いずれ相手は投げるものがなくなってし…
感想一覧
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