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その2 冬木 唯

俺がいつも早く起きても家を出るのが8時5分になってしまう。

ちくしょうこれも全部、楓のせいだ!

なんて声に出したら音速の壁を越えた右ストレートが俺の腹に容赦なく突き刺さるのでいえない。

不幸な話だ。



俺の通う高校 志野高 は、はっきり言ってバカの集まりだ。

なんで俺がこんなバカ高に通っているのかは、バカだからだ。自分で言っていて悲しくなる。

まあ俺はこの高校に通う理由はわかる。だが、なんで楓がこの高校に通っているのかわからない。

あいつたしか中学に時いつもベスト3にはいっていたのになんでここに通う理由がわからない。

志野高始まって以来の秀才と聞く。一人で志野高の偏差値を上げたといわれている。



なんでこんなことを言っているのかと言うと、早い話全校生徒からひいきされている。

先生からもひいきされている。

遅刻しても何にも言われない。


だが、俺は全校生徒や先生からみると普通の生徒なので遅刻したらクラスの前で正座される。

現在進行形で・・。






「お前はいいよな・・。誰にも文句言われないで堂々と遅刻出来るもんな。」


「だったらクロも死に物狂いで勉強してつうか死んで私の足元這いつくばってなさい。」


「今の言葉で俺のガラスの心は砕け散って悲惨なことになってるよ。」


「・・・楓。・・あんまりクロ虐めてはダメ。」


「冬木様!!ありがとうございます。その言葉だけで生きていける気がします。」


そこに立っていたのは、中学からの友達(俺の心のオアシス) 冬木 唯 だ。

基本、無口またそこがいいだけどとてもいい人でなんといってもきゃわいい!!!!!!!

整った顔立ち。

ちょっとつり目で、小顔で、カールのかかったショートヘアー。

なぜか髪が銀髪なのかは知らないけど、とっても似合っていて。

身長も俺の好みの俺の肩まで(156cm)で、・・・・・・・。

まあ、冬木さんのことを褒めてたらその日一日が終わってしまう。


「いいの。クロは私のために生まれてきて私のために死ぬのだから。」


誰がお前のために生まれて死ぬか!!

冬木さんなんか言ってやって!そして、臆病な俺を許して。


「・・・そうなの?」


え!そんなわけないですよ。


「そうよ。実はこんなことされてクロ喜んでいるの。」


誰が喜ぶか!!俺はMじゃない!!!


「え!・・・・そうなの。」


「ち、違うよ。冬木様俺はMじゃないんだ。」


だからそんな悲しい目で見ないで!


「・・・クロが喜ぶなら私・・・」


「え!何、俺が喜ぶなら何!?」


「アホなことしてないで次の授業始まるよ。」


お前がもちこんだ話じゃないか!!



これからサブタイトル書きたいと思います。



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