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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

エイリアン・アブダクション

作者: くまのこ

 お父さんが、出張のお土産だと言って「ある生き物」をくれました。

 早速、透明なケースに入れて飼うことにしました。

 その生き物は、頭だけに毛が生えているという変わった姿をしています。

 なでてあげると「タスケテ」「コワイ」「イタイ」と鳴き声をあげます。

 ケースの隅で震えている姿が、かわいいです。

 ペット用のエサを置いてあげたけど、食べてくれません。

 おいしくないのかな? それとも、おなかが空いていないのかな?

 仲良くなりたいので、生き物を手に載せて遊んであげました。

 運動したら、おなかも空くよね?

 生き物は、「ヤメテ」「コロサナイデ」と鳴き声をあげながら、飛びはねて喜んでいました。

 ……と、思っていたら、生き物は、僕の手から逃げて、床に落ちてしまいました。

 思っていたよりも、活発な生き物だったみたいです。

 僕は生き物を慌てて拾い上げたけれど、動かなくなっていました。

 せっかく、お父さんにもらった生き物なのに……

 僕は、がっかりしたのと、お父さんに怒られるかもしれないと思ったのとで、しょんぼりしていました。

 でも、お父さんは怒ったりせず「欲しければ、また持ってきてあげるよ」と言ってくれました。

 お父さんは優しいから大好きです。

 生き物、今度は、うまく飼えるといいな。

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