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睦月のタイムトラベラー  作者: しゃけ
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White3番隊

〜神様の情報〜


ブラッディ・ブルはWhite3番隊の電話部隊で電話は「電(魔法により)話(せる装置)」の略


電魔法=雷魔法だけどね。





「ブラッディー!!!」


 朝礼のあと散々ミドリにこってりとしぼられ、更に自分が所属する3番隊の隊長コラーダ・アプリコットにしぼられたブラッディは、隊室に戻るところで後ろから話しかけられた。


「エル!」


 彼女はエル・ディアブロ。ブラッディと同じWhite3番隊所属で黒縁メガネに赤いおさげ髪が可愛い少女だ。

 エルはニヤニヤしながらブラッディの隣に並んだ。


「ブラッディ、まーた怒られてたね。昨日寝てないの?」

「寝てない…ってこともないんだけど…何故か眠くなってしまうの。」


 なんでかしら、とブラッディはふわふわとしたピンクの髪を揺らしかしげる。


「今日こそ早く寝た方がいいよ。」

「ええ、そうするわ。」


 エルの助言にブラッディはゆったりと微笑んだ。








 「はい、お電話ありがとうございます。January White3番隊、ブラッディ・ブルでございます。」


 軍事組織とひとことに言っても戦闘だけではない。街の見回りや、取り締まりもおこなっている。


「…街の呑み屋での喧嘩の仲裁ですね。かしこまりました。今向かいます。……失礼致します。」


 今回の依頼は呑み屋の喧嘩の仲裁。このような小さなことも軍部の仕事。しかも電話依頼は電話を取ったものが向かう決まりになっていた。


「アプリコット隊長。」


 ブラッディはデスクで仕事をしていた隊長であるコラーダに声をかける。


「北部一番街の呑み屋にて喧嘩が発生致しました。仲裁に行ってまいります。」


 そこまで言ったところでコラーダは顔をあげる。


「了解。頼んだ。」


 そう言ってブラッディを北部一番街のワープポートへ飛ばした。

 隊室の予定一覧には、ブラッディ 北部一番街と刻まれていた。





神様のつぶやき@kamikami

ブラッディ・ブル

1月16日の誕生日酒で「無邪気な人柄と優雅さが融合した人」

エル・ディアブロ

1月21日の誕生日酒で「新しいものに敏感な心の持ち主」

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