表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
睦月のタイムトラベラー  作者: しゃけ
16/18

北部五番街

〜神様の情報〜


一応ひとりひとりスキルをもっているよ






 3人は北部五番街の関所辺りにテレポートした。


 出国チェックを受けて関所を通る。


 そのまま山の中腹まで足を進めると、



 ギャアオオオオオン

  ギャアオオオオオン




アウルベアのつがいがいた。


 「アレですね。」


 キッスが2体を見つけて呟く。


「そうだね、とりあえずキッスちゃん一撃行けるかな?」


 グラスは手にボックスを出現させながらキッスに頼む。


「分かりました。……トドメはアイズさんお願いしますね。」

「了解。」


 キッスはアイズを返答を確認し、手を組んで祈り始めた。


「バクは夢見る。世界に暗黒が溢れる日々を。



 ――――――悪夢(ナイトメア)。」



 悪夢(ナイトメア)。キッスのスキルで祈った相手に悪夢を見させることができると言うもの。詠唱の段階で程度を調節することができ、軽いものは10分程度、重いものは三日三晩(うな)されるものもあった。

今回詠唱したのは1時間程度である。


 グガギャ……

  ガキャ……


 2体のアウルベアは意識を失う。


「……gift。我に与えよ。」


 すかさずグラスは詠唱し、手に持つ箱の中に毒薬を出現させた。緑色に輝いている。


「寝てる間に頼みますよ。」


 そしてその毒薬の瓶をグラスはアイズに手渡した。

 それを受け取ったアイズは、


「わかっている。焦らせないでくれたまえ。



 ――――さて。そろそろかな。」


 と頷き、アウルベアたちの元へ駆け出した。




「ナル・ジュラーレ・クラウン・クルーン……」


 アイズは走りながら詠唱をする。


「……ハンスブルスト・パリアッチョ!ジャグリング!!!」


 10m以内になったところで詠唱を終えると、アイズの手元にあった2本の瓶がクルクル回りながら光って消えた。


 


 




神様のつぶやき@kamikami


アイズの詠唱はいろんな国の言葉が混ざってるよ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ