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睦月のタイムトラベラー  作者: しゃけ
11/18

2番隊電話部隊

〜神様の情報〜


ティアラはキッズ、ティーン、フレッシュ、ミドル、レディの部門があるよ。各世代の1番美しい人に贈られるよ。






「あー、おかしい。さて、皆に紹介しなくてはならないわね。ブロウ、入ってきなさいな。」


 大いに笑ったマンゴヤンは目に溜まった涙を拭いて、隊室の後ろの方にあるドアに声をかけた。


 その声を合図に、ブロウはドアを開けた。




 

 コツ、コツ、コツ……




 全員が見守る中、ブロウはマンゴヤンの隣に立つ。


 マンゴヤンが頷いた為、


「初めまして。ブロウ・サムです。よろしくお願いします。」


 ブロウは自己紹介してお辞儀した。


「ブロウは電話部隊に入ってもらうわ。ファジー、教育お願いね。」

「分かりましたわ、隊長。」


 ファジー・ネーブルが了承して朝礼は終了した。








「さて、自己紹介から始めるわね。」


 入口に1番近い4人席にファジー、アラスカ、ブロウは座る。


「私はファジー・ネーブル。貴女の教育担当をするわ。」


 ファジーは胸に手を当ててオレンジの髪を揺らし優雅に微笑む。

 ブロウは黙って小さく頭を下げた。


「わたくしはアラスカ・グリーンよ。」


 アラスカは席を立ち、腰まである白い髪を靡かせて名乗った。頭の頂点にはティアラが輝いている。


「この世界にはティアラ持ちは何人もいるけれど、わたくしはティアラを持ってる自分を誇りに思っているわ。」


 緑色の目に強い意志を宿して、ブロウをじっと見た。


「……よろしくお願いします。」


 ブロウもじっと見返すと、急にキリッとした表情からアラスカは表情を和らげる。


「いい目をしてるわ。わたくしのお姉さまにしてあげます!」

「ええ!?」


 ファジーは微笑みながら見守っていた。





神様のつぶやき@kamikami


アラスカ・グリーン


1月2日の誕生日酒でカクテル言葉は「優雅で純粋な心の幼き者」

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