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11 side?
ットットっと木の根を乗り越え飛び移る
「・・・・!」「・・・」
話し声が聞こえるため静かに少しづつ近づき
少し距離はあるが獣人である俺達の目と耳では
充分確認出来る位置で様子を伺う
…腕に思いっきり囲いこんでるけど
意識はしっかりしてそうだn・・・・っぶはッ
アルベルトがすげー匂い嗅いでんだけど!
スハスハ言ってるぞあいつっ
力の限り嗅いでやがる…っっ
お?デレた。
んで下向いて?
あっ怪我してんのか?
ってお前今見てんの絶対服の隙間から
見えてる脚だろっっ
あっ俺がいるの気付いたな
笑いが耐えきれなかった。
っっっぶはっ
必死に隠しやがったっっ
しかも自分の匂いが染み付いてるマントで...!
しかももう抱き抱えてるじゃねーか、
ちゃんと合意だろうな?
見つめすぎ。
見つめすぎだから!
気づいたならちゃんとこっちも気にしてね。
お前、普段は何事にも落ち着いた物腰の
あのアルベルトだよな...?!
っはっっもう、だめだ、っっくっはっっ
っふーっっ
「おーい、そろそろいい?大丈夫だった??」
大丈夫なのはなんとなくわかるけど。
ちゃんと戻っておいでねアルベルトくん。
んで、俺が笑い死にそうでもう限界だったんだ。




