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67話 ネネコの水浴び

 俺とネネコは、宿屋の裏手にある井戸にやって来た。


「ここだな」


「わぁ……」


 ネネコが感動の声を上げる。

 いや、何の変哲もない井戸なんだがな。

 奴隷として不自由な生活をしていた彼女には、こんな井戸でも新鮮だったりするのだろうか?


「え、えっと……」


 ネネコがチラチラとこちらを見てくる。


「どうした? 遠慮なく水を浴びるといい」


「で、でも……アタシは奴隷で……。その、ご主人様のお目汚しになるんじゃないかなって」


「そんなことか」


 俺はため息をつく。


「ネネコは奴隷だが、それ以前に女の子だろ? 俺にはちゃんとした女性にしか見えない。だから、恥ずかしがることは何もない」


 ……ん?

 いや、それはどうだろう?

 言っている途中で、自分が変なことを言っていることに気がついた。

 奴隷ではなく女性なら、それはそれで恥ずかしいんじゃないか?


「あっ……」


 ネネコの顔が真っ赤に染まる。


「じゃ、じゃあ……お言葉に甘えて」


 ネネコが服を脱ぎ始める。

 ふむ……。

 まだ子どもだと思っていたが、意外に出るところは出ているな。

 それに、下の毛も少し生え始めているようだ。


「きゃああ!?」


 突然、ネネコが悲鳴を上げた。


「どうした?」


 俺はそう尋ねる。

 しかし、ネネコはあわてふためくばかりで答えない。

 代わりに彼女が指差したのは……。


「あー……。すまん。そういうつもりはなかったんだが」


 俺は顔をそらしながら謝る。


「こ、これが男の人の……。こんなふうになるのですね……」


 ネネコは呆然とつぶやく。

 そう。

 俺のモノがビッグになってしまっていたのだ。

 ズボンがテントのようになっている。

 フィーナやエミリーはいい女だが、こういう初々しい少女もそれはそれでいいものだ。


「ご、ご奉仕致します……!」


 ネネコが真剣な顔で言う。


「いや、今はいい」


「ええ……。でも……」


 ネネコが腰をモジモジさせる。

 ……ふむ。

 なるほどな。

 俺に対して奉仕したいという思いも嘘ではないのだろうが、それ以上に性に対する興味の方が強いらしい。


「わかった。それならば、俺がお前の体を洗ってやる」


「ええっ!? そ、そんな……。恐れ多いですよぉ……。それに、恥ずかしい……」


 ネネコは顔を赤くしてうつむく。


「遠慮するな。俺がいいと言っているのだ」


「で、ですけど……」


「ほら、来い」


「あ……」


 俺はネネコの手を引き、井戸の側に立たせる。

 そして、井戸水を頭からかける。


「冷たいですぅ……。ひゃう……」


 ネネコが冷たさに震えながらも、声を漏らす。

 俺はネネコの背後に回り、彼女の背中を流す。

 石鹸を泡立て、優しく擦っていく。


「んっ……」


 時折ネネコがピクッと反応している。

 可愛い反応をするものだ。

 つい、いたずら心が芽生える。

 俺は右手でネネコの胸に触れる。


「やんっ……」


 ネネコが身をよじる。


「どうした?」


 俺はしらばっくれて、そのままネネコの小さな乳首をつまむ。


「ふぁっ……! ダメ……そこは……あんっ……」


「ふむ。ここは特に念入りにしないといけないな」


「ち、違います……あ……そこ……気持ち……よく……なっちゃう……の」


 ネネコはもう立っていられないようで、その場にへたり込む。


「さすがに、ここでするわけにはいかないが……。このままでは可愛そうだな」


 中途半端に興奮させておいて、放置するのは可哀想である。

 ここは、もう少しサービスしてやることにするか。

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