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伝説を創る旅人 〜目指せ世界最高の人生〜  作者: 闇白
第1章 〜旅の始まりとスキルの可能性〜
1/1

1話

初投稿ですので温かい目で見守っていただけると幸いです。

自分が描きたかった小説を書いてみました。

これから連載頑張っていきますので応援よろしくお願いします。

ディリームヘイン


世界神クランノールによって生み出されたこの世界は人間族[ヒュマ二]・獣人族[ビスター]・森妖精族[エルフ]・土妖精族[ドワーフ]・魔人族[デモン]の五大種族と精霊・魔物といった生物が存在する。そして6つの国が存在しており、そのうち3つをヒュマ二が統治しており残りの3つのうちビスターとデモンが1つずつ、エルフとドワーフが共に1つの国を統治している


そして俺{アムルス}はヒュマ二が統治する国のうち最も大きな国である〔ベリオット帝国〕の小さな村で15年間過ごしてきた




「はぁ…やっとだ。明日になれば俺も《オリジナルスキル》がもらえるんだ。これまでの何もできない生活ともおさらばできる。本当に楽しみだな」



ディリームヘインに生きる全種族と魔物は皆1つの例外無しにステータスを持っている。

そして、五大種族と精霊だけは二種類の《スキル》を生まれたときと16歳になったときに世界神から授けられる。この2つはそれぞれ違った呼ばれ方をしていて最初にもらう能力は《オリジナルスキル》、2つ目にもらう能力が《ギフトスキル》という。 この2つの違いは『誰が創ったか』で区別される《オリジナルスキル》は世界神から授けられたスキルの種を元に自分自身で創るものに対し、《ギフトスキル》は世界神が創ったスキルそのものを授けられるものを指す

ちなみに、俺のステータスはこうなっている




アムルス ♂


種族:人間族[ヒュマ二]

称号:ーーー

状態:正常

体力: 26 / 26

魔力: 8 / 8

攻力: 15

速さ 9

器用: 6


《スキル》

・空の容器(うつわ)(受け入れ保管する)



称号とはある特別な職業に就いたり、偉業を成し遂げたときにつくもので、ステータスに大きな影響を及ぼすという

体力が0になると死んでしまう。右の数値が最大値を左が現在のものを示している

魔力が多ければ魔法を撃つ回数を増やしたり、一度の魔法にこめる魔力を増やして強力な一撃を放つことができる。数値の表示は体力のものと同じである

攻力が高ければ高いほど、一度の攻撃で対象に与えるダメージが大きくなる

速さが上がれば移動する速度があがる

器用が高いとそれだけスキル補正以外で魔法を覚える速度や詠唱速度、剣技や槍技といった闘技を覚える速度と完成度が上がる。もちろん、日常生活で使う様々なことにも関係してくる




俺のステータス値は戦闘をすることのない平均的な男性のものより高いくらいのものだ。まあ、俺は近い年代の中では一番鍛えているから当然ではあるな。

……だが、


「なんなんだよ“空の容器(うつわ)”って。ほとんど無能の力とか。赤ん坊の頃の自分に役立つスキルを創れって言ってやりたいよ」

「昔のこと、しかも意識がないときのことをいつまでも掘り返してんじゃねぇよアムルス」

「お前も同じスキルを持ったら愚痴の1つや2つ言いたくなるよ。まあ、お前のスキルはどっちも英雄が持つようなスキルだもんな。楽観的にもなるよな」



俺の隣を歩くライトグレーの髪をもつイケメンの名前はウォーガン。小さいときから一緒に育ってきた同い年の幼馴染で“不屈逆転”と“剣の極み”のスキルを持つ、物語の主人公のように恵まれたやつだ。また、このスキルのおかげでウォーガンはこの国の騎士になるための試験を免除されている

天は二物を与えずと言うがあれは嘘だったようだ

そして、今のウォーガンのステータスはこうだ




ウォーガン ♂


種族:人間族[ヒュマ二]

称号:ーーー

状態:正常

体力: 35 / 35

魔力: 4

攻力: 50

速さ: 14

器用: 4


《スキル》

・不屈逆転 (その心屈することなく反撃の力とす)

・剣の極み (剣の全てを知りいずれ頂きとなる)



スキルの副次効果で体力と攻力と速さが上がっているらしい。ほとんど鍛えてないのにこれだから本当にスキルの効果は大きいことがわかる。ていうか、いくらなんでも攻力高すぎるだろ


「まあ、いよいよ16歳になるんだ。明日俺は本当の意味で人生がスタートするんだろうな」


そう。俺は明日で16歳になるのだ。戦闘系の《ギフトスキル》がもらえれば今よりも高いステータスになることができるだろう

…もっとも、効果の高いスキルをもらえればだが



「じゃあ、俺はそろそろ午後の鍛錬があるから帰るとするか。明日会ったらなんのスキルを授かったか教えてくれよ」

「おう、また明日なウォーガン」





「ただいまー。帰ったよ母さん。父さんは出かけてるの?」

「おかえりなさいアムルス。お父さんは今、村の外に現れたサイズウルフの群れを戦闘スキル持ちの人たちと一緒に討伐しに行ってるわよ」



俺の家は父{ラージオ}と母{エレメア}と俺の3人家族だ。父は“間読み”と“槍術 中”のスキルを、母は“親愛の右手”と“料理 大”のスキルを持っている。

父は村の中でかなりの腕前をもつ人で、今回のような魔物が現れたときの討伐や食肉を調達することを仕事としている。

母の《オリジナルスキル》は自分と親しい存在に対して防御無視と特攻の攻撃を与えることができるものだ。

…つまり、母さんの拳骨はとても痛いんので、怒らせる訳にはいかないのです。はい



「 今日は《ギフトスキル》を授かる準備のために早めに寝るのよ」

「わかった」



《ギフトスキル》を授かるときは長時間意識が無い状態でなければならないため、16歳になる前日は早めに寝なくてはいけないのだ






〜そして次の日〜







「ん?…………スキルは?!」



目覚めた俺は直ぐに自分のステータスを確認した



アムルス ♂


種族:人間族[ヒュマ二]

称号:ーーー

状態:正常

体力: 26 / 26

魔力: 8

攻力: 15

速さ: 9

器用: 6


《スキル》

・空の容器(うつわ)

学習吸収(学び身にする)(………)

不定期投稿ですが、最低でも月一で投稿できるように頑張ります

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