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管理者は世界から逃げ出した   作者: ヨロイ
一章 黒王篇
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6話 征服王アレキサンドロスと合流。

北壁の黒王軍本陣

黒い服を着て、帽子をかぶった男、その男の名はラスプーチン。

そいつが


「黒王様、ジャンヌダルクがやられました。」


「だれにやられた?」


「それがわかりません。」


「どういうことだラスプーチン。」


「織田軍から突然でてきた男によって殺されたとのことです。」


そういい、あの時の出来事を黒王に話した。そのはなしは横にいたアナスタシアや、石田三成もいた。

そこへ突然黒いもやもやが出てきた。


そのくろいもやもやから黒い、鎧をきた魔族がでてきた

当然ラスプーチンは警戒するが黒王は


「何用かねラグシェルム殿」


「黒王さま、こいつがラグシェルムですか!」


「あぁ、そうだ。魔王幹部の中でも最強クラス、元魔王のミハエルの実の息子であり、近衛兵師団団長でありながら私設部隊をもち、私設部隊は魔王軍本隊と同等の力を持つ。」


そんな大物がなぜ来たのか?その理由を答えた。


「黒王よ。人間を本当に滅ぼす気なのか?」


「ああ。人間は滅すべきものだ。」


「知っているだろが、魔界は人間への復讐ということで統一できた。だが人間が滅べばまた魔界で争いになるかもしれん。ほどほどにしろ。それと、」


すこし声をあげ


「あまり人間を舐めない方がいいぞ。父を殺したのは人間だったからな。」


そういい、静かに消えていった。


「舐めないさ。だから丁寧に、きちんと殺す。一人残らず殺す。絶対殺す。どこまで逃げても追いかけて殺す。殺す殺す殺す。」


「恐ろしや黒王様、」


とつぶやくラスプーチン。


「ラスプーチン」


「なんですかアナスタシア皇女?」


「義経はどこいったの?」


「義経はカルネア王国を攻略してくるなんて言ってたぞ。」


「私は日本人が一番嫌いだわ。あんな田舎の島で何百年も仲間同士で殺しあってた民族よ。そんな国に私たちロシア帝国は負けた。」


「今はそのことは置いておきましょう。では進軍と行きましょうか。先鋒に私と石田三成で、私は信長軍をつぶします。三成はアレキサンドロス軍を。アナスタシア皇女は黒王様と一緒に後から来てください。」


~~~~~~~


バール王国南壁の内側。

見事黒王軍を撃退した信長軍は兵を壁の内側にいれ、バール王国王都付近まできた。だが王都を黒王軍が包囲していた。王都から南に30kmはなれていたため詳しい状況はわからない。だが


「なんだあれ?あの巨体は?」


信長の言う通り、あの巨体は何なんだ?そうおもうエギルに


「あれは巨人です。巨人まで黒王軍にいるなんて。」


そういうスズ。

なんでも巨人は普通、魔界の一番北に住んでいて、群れをつくらないらしい。


「黒王って、一体何者だよ。あ、なんか新しい魔法習得してる。」


どうやら先ほどの戦闘で新しい魔法を覚えたみたいだ。


「ほう、たしか(あやかし)の術だよな。どんなやつだ?」


「えーと、広範囲全体魔法攻撃、天体魔法だと。」


「ならあそこで試し撃ちしてみろよ。ちょうどいい的だぁ。」


「さっすが信長、魔法名は、シランスロット。え、発動条件あんの?」


一部の魔法には発動条件がある。その条件を満たしていないと使えない。

で、その発動条件は、


「ポーズかよ。」


仕方なく左手を地面につけ、右手を上にあげ、顔は地面を見る。

この姿勢地味にしんどい。というかこれどっかで見たことがあるぞこのポーズ。

で、最後に


「七つの星に裁かれよ! シランスロット!」


と叫んだ。が何も起きない。ものすっごく恥ずかしい。


「なんにも起きねぇぞ。」


「ご主人様!天から何か振ってきます!」


ミレの指す方向、空からなにかでかいものが、いや、隕石が落ちてきた。そう理解したとたん誰かが、


「衝撃に備えろ!」


といい、みんな伏せた。


その一分後、天変地異の音がした。



音がやんだのでそっと起き上がると、そこには黒王軍はいなくなっていた。王都はかろうじて残っていた。


「なにこれ?」


そうつぶやいたエギルは突然、体が動かなくなった。どうやらこの魔法は使うとしばらく体が動かなくなるようだ。


「妹よ。俺を運んでいってくれ。動けなくなった。魔法の反動みたいだ。」


それを聞いた妹は笑って、


「断る!」


「え、なんで?」


「だってにぃ、体重い。」


「レベル補正で力持ちになっているのに?」


「それでもいや。触りたくない。」


「ひど!なくよ俺。」


「引きこもり童貞無職なんてさわったら感染するじゃない」


「何が?」


「ダメ男が」


「お前兄にむかってひどいこと言うな。俺死ぬよ。」


実の兄にむかってこんなこと言うやつが果たして妹なのだろうか。


「なら私が運びます。」


というミシェル。


「何やってんだお前ら。さっさと行くぞ。あ、もしかしてお前、動けないのか。ならうまで運んでやる。」


ミシェルの声が聞こえてなかった信長は俺をそのまま馬まで運び、乗せた。そして王都についた。


~~~~~~


バール王国王都。王都にいた民間人、貴族はすべて脱出し、ゴーストタウンみたいになっていた。

だが、王都にはアレキサンドロス軍がいた。アレキサンドロスにあった。


「久しいな信長。」


「おう、アレキ、なんだっけ?」


「アレキサンドロスだ。何回呼べばわかる?」


「憶えられんわい。」


あれ?知り合いなのかと思い、聞いてみた。すると


「ああ、信長とはな、ルーデン建国時に知り合った仲だ。」


「ああ。こいつは馬鹿じゃないのか?と思うたわ最初。なんだってこの世界の情報を知るために国をつくったんだからな。」


「さすが征服王。」


「信長にいわれとぉないのぉ。信長だって、その種子島?つくるためにエルフとドワーフをくっつけたんだからな。おまけに多部族連合国家つくるだなんていってたんだがな。」


さすが銃大好き信長だな。


「でも()せないのがひとつある。 なぜお前が王にならない?」


信長は帝国内に特別自治区をつくり、その自治区の主は、真田信繁となっている。

そのことに疑問はあった。

その質問に対し信長はさみし気な顔で


「俺はぁ、大将には向いているかもしれんが、領主には向いていないんだわ。 本能寺の時に真っ先に疑ったのは、 息子だ。だが、その息子は俺のために立派に散ったそうだ。こんな奴は王になってはいけねぇ。」


そういった。


「そうなのか。にしても信長よ。お主、反乱されすぎじゃねーか?」


謀反されまくった大名ランキングつくったら一位とれそうなくらい謀反されまくうているからな。


「謀反なれしたわ。本能寺でもな、謀反なれしたおかげで逃げ回っていたらこっちにきたようなものじゃ。そうだのぉ、弟から二回と勝家と林、浅井、松永二回、荒木、波多野..」


「信長よ。どうやればそんなに謀反されるんだ?」


「人の心を理解できなかった。ただそれだけだ。俺の50年はすべて無駄だったってことさ。」


悲しそうにいった。


「なぁアレキサンドロス、あんた自分の過去の話してないだろ。ここに来る前なにしてたんだよ。」


「それか。なぁに、ただペルシアを征服する。アジアの奴隷解放。ただそれだけの話だ。ついでに散歩もしただけだ。」


「ちなみにその散歩で得た領土は歴史上二番目に大きい国となったぞ。」


と付け加える俺。


「まじかよ。一位はどこだ?」


「一位はモンゴル帝国。ユーラシア大陸ほぼ半分征服した国だよ。信長だって知ってるだろ?元と言えばさ。」


「まじかよ。元寇か。」


「それよりあのー、黒王軍どうすんですか?」


とスズが介入する。


「それか。それなら決戦の地は決まっておるわ。」


と笑う信長。


「ほう、決戦の地とは?」


信長は地図を出して、


「ここよ。このミネルバ渓谷よ。」



ミネルバ平原。周りを高い山々に囲まれた深い渓谷であり、北から王都にはいるにはここしか通れない。そしてなにより、


「ここで大軍は不利さ。さらに~この渓谷の上から石などを落とすと。ただこの崖がもう少し緩かったら桶狭間みたいなことできるんだがな。」


「ふはは。ここはノブに任せておくか。わしとハンニバルらは王都で待機しておくよ。なにか必要なものがあれば言ってくれ。届けるから。」


「アレキサンドロスさん、なら俺からの頼み聞いてくれますか?あと信長も。」


「?なんじゃ?」


一呼吸ついて、


「じつは例の銃を量産するのに手伝って欲しいのです。」

真田信繁・・・帝国領の多部族連合自治区の領主となっている。

大坂で家康をあと一歩のところまで追いつめた、日本一の兵(ひのもといちのつわもの)といわれている。

真っ赤な鎧を着ている。

アレキサンドロス・・・六将軍のひとり。征服王という二つ名まである。

部下に愛されており、帝国をつくった男でもあるが、政治には向いていないため皇帝の座を捨てた。

本人曰く、ただこの世界の情報が知りたいために国をつくったんだと。

第6次魔界戦争に参加したこともある。

ハンニバルバルカ・・・雷光と呼ばれた男であり、ただ今歳のせいでぼけている。だが、アレキサンドロスの補助をしている。アレキサンドロスは、「これは落とせないな」と言った城に対し、攻略法をつぶやいているという。もう80歳を超えているとかいないとか。

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