表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/9

完璧なタイムマシン

まばゆい閃光と共に突然四角い箱が現れると中から中年男性が飛び出してきた。


「ちわ! 僕は博士の作った完璧なタイムマシンに乗って30年前からやってきたナイスガイだよ! ほうほうここが未来の世界か」


中年男性は街を散策する。


「スゲー変わったな。30年でここまで変わる……ウニ空飛んでるし……30年の間にウニが空を飛ばなきゃならんことがあったん……

あっ! かわいい子発見」


中年は女の子のもとへ走る


「ゼハァゼハァ、ヘイ彼女かわいいね~! 僕とありゃりゃんしない……って逃げられた。そうかダサい服着てるからだな。ここ未来だし」


中年は公園を見つけるとベンチに腰をおろした


「ふぅ未来は空気が薄いのかな。少し走ったくらいでえらい疲れ……にら泳いでるし。噴水の中でにら泳いでるよホントかよ

だいたいにらって泳げんの?

この30年の間ににらが泳がなきゃならんことがあったん……おっ」


中年は公園の先に洋服屋を発見した。


「未来のショップか……せっかくだし覗いてみるか」


洋服屋の前にたどり着くとウインドーに映る中年の姿を見て愕然とする。


「だっ誰だこのおっさん」


ウインドーに映る自分の姿に中年は悲鳴をあげた


「僕はまだ17だぞ」


完璧なタイムマシン……30年後にきた彼はきっちり30年分歳をとっていましたとさ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ