projectnumberzero
僕らは、友人の家に集まってTRPGをしたんだ。
TRPG...とわいってもこれは友人のオリジナルのもので、初日のほとんどは説明だった。
「それじゃ、始めるよ。マスターは私。サブはJでいいね?」
「構わないよ~」
「じゃあ、Bからね」
「名前順とかじゃないのか?」
「君が主人公枠の一族になっているからね」
「ああ、そうか」
「最初が嫌ならば、最後でもいいんやで」
「いや、最初でいい」
カラコロ...6d1→1
「ん、なにを振った?」
「秘密だ。それじゃあ本当に始めさせてもらう。」
舞台は150年。バイクが十年前に走り出して、軍を捨てた時代。都の一角での話です。
「えーと、時代的には?」
「今現在を創造して頂ければいいよ」
話がそれたが、ないものといったら車、飛行機、戦車、テレビってところだろう。パソコン、携帯、インターネットは普通にある。
「連絡に苦はないのか」
「まあこれがなければ詰まるところもあるかもしれんしな」
この時代を駆使して怪奇事件や、時代を勧めて行ってくれ。
「なんだか投げやりだな」
「ボクマダー?」
「ああ、もうやるよ」
ベイズは都の上流階級の地域に住む来族の人間だ。