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桶狭間の残滓

なんとか今日中に間に合った。

 




 ――今川軍本隊壊滅――



 その知らせを受けた鷲津砦の朝比奈泰朝は我を疑った。

 ありえない。

 仮に本陣が織田軍の襲撃を受けたとしても、三千にも満たない兵など簡単に撃退できるはずである。

 そして、相手は尾張のおおうつけ。『海道一の弓取り』といわれた義元がそんな小物に敗れるなど、彼には想像もつかなかった。

 だが、現実として情報は陣中にばら撒かれ、兵たちに酷い動揺が広がってしまっている。中には既に逃げ出した者もいるようだ。

 さらに一部では義元が討ち取られたという情報も流れ、上級武者には失神して倒れてしまうものまで出る有様だった。


(誤報だ、そうに違いない)


 そうやって自らの脳内に強く言い聞かせても、それを肯定できる要素は何もない。

 織田方の策略である可能性はもちろん考えたが、この情報を持ってきた伝令は自分と顔見知りの人物。間違いなく今川家の者だ。

 織田家の細作さいさく――たとえば滝川や梁田あたりの――でないことは間違いない。

 つまり、どれほど信じたくなくても、彼に考えうるすべての要素が、今川本隊の敗走が真実であることを裏付けていた。


 そう結論づけた泰朝の行動は早かった。

 丸根砦の松平元康と大高城の鵜殿長照に伝令を送り、至急沓掛に撤退する準備を整える。

 せっかく救援した大高城は放棄することになってしまうが、下手にこの場に踏みとどまっても、動揺が広がり浮足立った部隊では本隊を倒して勢いづく織田軍の前では歯が立たないに決まっている。

 無駄な被害を出す前にとっとと逃げ出した方がいい。


 自分は一軍の大将だ。兵たちの命を預かる身なのだ。迂闊な決断はできない。


 救援を待ち望む鳴海城を事実上見捨てることになる罪悪感をそう誤魔化しながら、泰朝は残った兵をまとめると鷲津砦を放棄して逃げ出した。

 途中で松平元康、鵜殿長照の両将と合流した泰朝は、織田家の本拠・尾張清洲の方角を睨みつつ、沓掛への短い敗走を始める。



 鵜殿・朝比奈両隊は、出陣してきたときの整然さをまるで保っていなかった。

 足軽たちの目は沈み、今にも死にそうな顔をして沓掛城への道をひたすらに走っている。彼らを先導する騎馬武者も同様の雰囲気である。

 唯一、出陣時と同様の姿を保っているのは松平元康の兵だけ。だが、彼らの表情を見る限り内心は鵜殿・朝比奈両隊と変わらないのだろう。

 見る者の哀愁を誘い、落ち武者狩りがあれば真っ先に狙われそうな悲惨な姿に泰朝の心は大きく傷つく。


(常勝の筈の今川軍が、どうしてこんな目にっ……!)


 彼はそんな光景を見ながら、いつの日か織田家への雪辱を晴らすことを誓うのだった。






 ~鵜殿さんちの氏長君・目指せ譜代大名~






 沓掛城評定の間。

 一昨日、この部屋に集った家臣たちの過半数が桶狭間に果てるなどと誰が予想したであろうか。

 がらがらになってしまった部屋の上座で、今川義元は一人自我亡失として座り呆けていた。


 生ける屍。


 今の彼は、正にそのような状態にあった

 顔はあり得ないほどに窶れ、表情には疲れしか見えない。昨日までの威厳は彼方へと消え去り、もはや生きる望みすら失ってしまったかのように見えた。

 心配した家臣の殆どが励まそうと声を懸けるが、彼は無言で頷くばかり。『海道一の弓取り』と呼ばれたその威厳と風貌を取り戻すことは二度と出来ないかのようにも思えてしまう。


「大殿!大殿はご無事かっ!」

「ただ今戻りましたぞ」


 そこへ大高城からの撤退を終えた泰朝・長照・元康、おまけに朝比奈輝勝が飛び込んできた。

 義元の身を案じるあまり、彼らはドタバタと慌ただしい音を立てて評定の間になだれ込む。

 その場にいたその他の家臣は騒がしさに辟易とするが、彼らの心中も泰朝らと同じである。苦みの籠った視線を向けはしても、咎めることはしなかった。

 そして、彼らは義元の惨状を一目見て残らず絶句した。


「お、大殿」

「なんということじゃ」

「おいたわしいお姿を……」

「……」


 あの義元がこのような姿になるなど信じられない。否、信じたくないのだろう。

 全員が全員、愕然とした表情で目を見開き義元の方を見つめている。


 一人たりとも言葉を発することはできない。

 ただ義元の独り言だけが、静けさを保つ部屋の中に響いている。




「……よく戻ったの、四人とも。信濃と五郎八郎はおらぬかの」


 暫くして、義元がようやく我に返ったのか目の前で唖然としている四将に声を懸けた。

 力が籠っておらず、震えてしまっている声。

 先日この部屋で発した、威厳に満ちたそれと同じ口から発せられたとは思えないほどの弱弱しい声だった。


「……われら、沓掛に至るまで当家の敗残兵をできる限り回収して参りましたが、お二人の姿は確認できませんでした」

「……左様か」


 何とか平常心を保っていた元康が答えるが、義元は一言だけ頷くと再び蹲ってしまう。


 それを見た長照は内心で激しい不安に駆られる。 

 このままではまずい。何とかしなければ。せっかく大殿は生き延びることができたのだ。この調子では埒が明かない。

 桶狭間の大敗によって戦力を失った今川家は、今後大きな危機に直面するだろう。

 織田家の逆襲。国内の反今川勢力の一斉蜂起。

 いまだ経験の薄い若様では、これらに適切に対応できるとは思わない。

 そして、対処法を間違えれば、間違いなく当家の力は大幅に後退する。

 勢力の均衡が崩れれば、同盟を結んでいるとはいえ武田・北条がどう動くかわからない。特に武田などは盟約破りの常習犯だ。少しでも隙を見せれば、間違いなく甲斐から駿河になだれ込むだろう。

 そうならないためにも、大殿には無理にでも立ち直って貰わなければならぬ。

 長照は決心すると、義元の説得を開始する。骨折り損になるとわかっていても、彼にはやるしかないのだ。


「大殿」

「……」

「大殿のお気持ちも痛いほど理解できます。ですが、ここで大殿が斃れられたら誰が当家を支えるのですか」

「……」


 義元は微動だにしない。それでも長照は諦めずに言葉を続けていく。


「真に失礼ながら、未だ経験の薄い若様ではこの乱世を生き延びることは出来ませぬ。織田や武田に攻め込まれ、当家は消え去ってしまうでしょう」

「長門殿ッ!言葉が過ぎるぞッ!」


 長照の話に野次を飛ばしたのは、この部屋の片隅で丸まっていた孕石主水であった。

 彼はその細い体を存分に震わせ怒声を放つ。長照に対して遺恨のある彼はこの機会に恨みをすべてぶつける心算なのだろう。


「数百年の歴史を持った我が家が織田や武田などという得体のしれぬ家に滅ぼされるだとッ!?今川家の一門に迎えられたぐらいでいい気になりおってッ!三河の田舎者の分際で。恥を知れ、痴れ者ッ!」


 確かに長照の言葉は臣下としては行き過ぎたものだ。

 だが、それは義元を立ち直らせようとしての諫言だということはこの場にいる主水以外の全ての人間は理解していたし、だからこそ主水以外の人間は長照の言葉を咎めなかったのだ。


「各々方、どうなされたッ!この無礼者に何か言ってやりなされッ!」

「……」


 室内の人間から凄まじい形相で睨まれていることにも気づかず、主水は一人で激高し聞くに堪えない罵声を散らしていく。

 そして、その罵詈雑言が一区切りした時の事だった。


「いい加減にしろ、主水」


 いままで無言だった泰朝がいかった。

 能面のような表情で罵声の元凶を見つめている。その表情に気圧された主水は、内心で怖れながらも彼に反論を始めた。


「び、備中殿はこの不忠者の肩を持つのかッ!見損ないましたぞッ!」

「……」


 呆れた。

 前々から了見が狭く器の小さい男だったが、まさかここまでだったとは。

 不忠とも取れる発言をせざるを得なかった長照の心中をまるで理解していない。

 いや、仮にも一門である元康や長照にたいしてこうも簡単に暴言を吐ける人間なのだ。この男には思慮深さと言うものがまるでないのかもしれない。

 泰朝は内心でやり場のない怒りを溜め込む。


 だが、直後にそれは爆発することにる。


「ふん、言葉も出ないようですなッ!だいたい貴殿は親の七光りでこの場にいるようなものであろう。軽々しく口を挟むでない。だいたい、朝比奈家も朝比奈家じゃ。功臣だか何だか知らぬが、代々でかい顔をしおってッ!」


 主水は自分が優位に立ったと勘違いしたのか、今度は泰朝や朝比奈家に対する暴言を吐き始めたのである。

 泰朝にとってこれは看過できるものではなかった。自分だけが非難されるのならまだ我慢できる。悔しいが、主水の言う通り自分はまだ若造だ。

 だが、先祖代々の忠勤と一族そのものを侮辱されたことは彼にとって、そしてここにいる朝比奈輝勝にとっては耐え難い侮辱だった。

 泰朝、そして輝勝が鬼のような形相を主水に向ける。

 だが、主水はそれにも気づかない。自分の罵声という名の演説に聞き惚れているのか、朝比奈家への侮辱をやめることなく続けていく。


「黙れ、貴様如きに言われる筋合いは無いわ!長門守殿の心中も知らずに!これ以上その汚い口を開いてみよ!叩っ斬るぞ!」

「ひッ」


 ついに泰朝の怒りが爆発した。普段冷静な彼からは想像できないような大声で主水を怒鳴りつける。

 突然怒鳴られた主水は怯む。だが、泰朝に対する罵詈雑言をやめようとはしなかった。


「若造に何を言われようとも恐ろしくとも何ともないわッ!わしは貴様が元服する以前から忠勤に励んでおったのだッ!」

「ふん。仮にも御一門である長門守殿や次郎三郎殿に易々と暴言を吐ける貴様に忠誠心があるとは思えぬな」

「なにいッ!」


 お互いに掛け言葉受け言葉。

 評定の間、しかも主君の目の前であるにも関わらず二人は怒鳴りあっている。

 長照は二人の論争をその耳で聞きながら、義元に必死に訴えかける。


「大殿、どうぞお助け下され。我ら大殿の目が届かぬだけでこの有様でございます」

「……」


 義元は何も言わない。何か考えているようにも見える。

 じっと床を見つめ、膝の上で握った拳がぴくぴくと動いている。

 畳み掛けるなら今しかない。


「大殿が何時までもこのような姿では、家臣たちは皆悲しみます。桶狭間に散った家臣たちの仇は一体誰がとるのですか!大殿以外に考えられませぬ」

「……!」


 義元が反応した。手を顎に当て考える姿勢を取り出した。

 背後では相変わらず二人の怒声が響いているが、長照にはもはや気にならない。

 義元が自らに指示を出すのを今か今かと待っている。隣にいる元康は何を考えているのかよく分らないが、彼も期待に満ちた目で義元を眺めている。


「長門。鳴海城はどうなっておる……」


 ついに義元は言葉を発した。相変わらず弱弱しい声ではあるが、確かに長照には聞こえた。


「はっ、未だ落城してはおりませぬ」

「……左様か」


 義元はそういうと、未だに怒鳴りあう二人に顔を向ける。

 一括して黙らせるつもりなのだろう。

 顔はやつれたままだが、その表情には力が籠っている。


「……両者ともやめよ。こんなところで争ってどうする。織田方に利するだけだ」

『!』


 二人ははっとして自らの主君の方に向き直った。

 おそらくすっかり忘れていたのだろうが、主君の目前であったのだ。とんでもない無礼である。

 慌てて平伏する。

 泰朝の方はそうでもないが、主水の方はがたがたと震え、今にも気絶してしまいそうである。


「申し訳ありませぬ、大殿」

「ッ!」

「……両者ともこの場は矛を収めよ。不満があれば、あとでわしが裁可いたす」

『はっ』

「うむ」


 両者が引き下がったのを確認した義元は評定の間を見回し、居並ぶ家臣たちに堂々とした口調で声をかけた。

 しわがれてしまっており疲れも見える声だが、はっきりと聞こえる。


「……皆、心配をかけたの。だが、何とか大丈夫じゃ」

「大殿……」

「……わが軍の士気ではこれ以上の継戦は不可能。すぐに駿府に引き返す」

「な、鳴海はどうなされますか」

「……織田方に停戦を請う使者を出す。五郎兵衛を見捨てるわけにはいかぬ」


 そういった義元の表情には悔しさが見て取れる。

 決戦ともいうべき戦で負けている以上、此方が大幅に譲歩しなければならないのは確実だ。

 仮に講和がなったとしても、尾張国内における今川氏の影響力はほぼゼロになってしまう。

 何十年もかけて得たものを失うのは流石の義元でも辛いのだろう。


「美作、頼めるか」

「はっ。この之政、大役を仰せつかったからには、一命に変えてでも成し遂げまする」


 織田方の使者に任じられたのは、庵原美作守之政。桶狭間参戦武将で数少ない生き残りである。


「条件その他はすべてそなたに一任する」

「ははっ。武者震いがしますな」


「次郎三郎」

「……はっ」


 続いて義元は長照の隣に坐す元康に声をかけた。元康の方は何とも言えない表情をしている。

 事実上の負け戦である以上、戦功が評される可能性は低い。三河を返してもらえる訳が無い。

 ところが、義元の口から飛び出したのは彼の予想とは真逆の言葉であった。


「……大高城への兵糧入れ及び、丸根砦の攻略見事であった。そなたは岡崎に返り、織田軍に備えるが良い」

「!あ、ありがたき幸せにございます」


 元康は平伏する。流石の彼にも予想外の出来事だったのだろう。

 声は嬉しさに張りあがり、今にも泣きそうな表情をしている。


「……なに、約束だったからの」


 勿論、義元も完全な善意というわけではない。

 元康はここ数年、将として目覚ましい才覚を持っていることを数々の戦功によって証明してきた。

 今川方の最前線とも言うべき岡崎で、織田軍を食い止められるのは彼しかいないと判断したのだろう。それに、もともと岡崎は彼らの本拠地である。地の利のある人間の方が防衛しやすいに決まっている。

 勿論織田方に寝返る可能性も無いわけではないが、一敗地マミれたとはいえ織田軍と今川軍ではまだ総戦力では今川の方が上だ。それをまともに判断できない元康ではあるまい。


「岡崎に戻り次第、軍備を整えて織田軍に備えまする」

「……うむ。次は」

「お待ちくださいっ!」


 義元がそう言いかけた時だった。異を唱える者が一人。ガリガリに痩せ細った体に、目立つ白髪。

 致命的に空気の読めない男・孕石主水祐元泰である。


「その男、三河岡崎に戻せば織田家に寝返りますぞッ!ご再考を」

「……主水。わしは次郎三郎の忠誠を疑ってはおらぬ」

「ですがッ!拙者の予感はそう告げておりまするッ!どうかッ、ご再考をッ!」

「……」


 義元が否定したにも関わらず、主水はしつこく食い下がる。

 その執着ぶりに、ついに義元が怒った。


「いい加減にせよ、主水!確たる証拠があるわけでもなく、己の感だけで次郎三郎の忠節を疑うとは言語道断じゃ!」

「し、しかしッ!」

「しかしも案山子もない。先ほどもそうじゃ。貴様はわしを気遣った長門の諫言にすら暴言を向けたな。そればかりか、朝比奈家の功にすら暴言を吐きおった」


 まわりの家臣たちが一斉に主水に対して冷ややかな視線を向ける。それに居た堪れなくなったのか、主水は骨ばった背を丸めた。

 だが。


「……まだ話は終わっておらぬぞ。とにかく、貴様の態度増長も甚だしい。今すぐにここから出て行け。駿府に帰って謹慎しておれ。正式な沙汰はおって致す」

「ぐおおおおオオオッ」


 その裁可にショックを受けたのだろう。主水は背を丸めたまま、ものすごい勢いで部屋を飛び出していってしまった。


「……」


 それを確認した義元は、再び家臣たちを見回した。


「奴には厳しい処分を下す。長門、改めて礼を申すぞ」

「もったいなきお言葉にございます」

「……さて、桶狭間で散った者たちの遺族にも何かを用意してやらねばならぬな。だが、まずは駿府に帰らねば。評定はこれで終わりじゃ。皆の者、撤退の準備をいたせ」

『はっ』


 その言葉を聞いた家臣たちは、ぞろぞろと部屋を出て行った。

 残っているのは義元だけである。


「……わしももう長くはないかもしれぬな」


 上座に一人残った彼は、一言そう呟いた。

 家臣たちの前では平常を装っていたが、未だに精神的ショックからは立ち直っていない。

 評定中もボロを出さないようにするのに必死だったのだ。これから先、いつどこでどんなミスをするか分らない。

 今回の敗戦で失ったものは大きすぎた。当家の威信、将、兵、領地、そして自らの健康。

 自分がいつ倒れてもいいように家中の体制を万全なものにしておかなければならぬ。国外出兵はしばらくお預けだ。

 そのためには氏真を鍛え上げなければならぬな。


 義元はそう決意すると、これからの苦難を思い、軽くため息を吐いたのだった。




 数日後。

 鳴海・大高・沓掛三城の引き渡しと、尾張国内からの今川軍完全撤退を条件に織田家との間でひとまずの講和が実現する。

 だが、今川方の織田家に対する復讐心は強く、また織田家の側も今川家を警戒し続けている。


 この講和がいつまで続くものなのか。

 それは未来の知識を持った氏長にも予想できそうにないことだった。







展開が強引かもしれませんね

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