5話 教育って、難しい。
ごめんなさいいい!
文字数少ないです!
あと、13日の木曜日受験日ですうううう!!
応援してください、、、、
オネガイシマス、、
大人しく乳母の乳を吸う私、クリスチーヌは、気分がどん底にまで落ちていた。
死んだかと思えば転生してて、しかもその先が乙女ゲーの作中で断罪される悪役令嬢だなんて。
普通に考えて神は人の心というものが無いんじゃないんだろうか?
私が死んだのだってトラックの運転手が赤信号を無視したせいで私はなにも悪くないのに。
同情して悪役令嬢なんかじゃなくてヒロインに転生させてくれればよかったのに。
って思ってた。
「クリスチーヌ!絵本を読んであげるよ」
にっこりと微笑むエディー。
ああ。天使はここにいました。
「にーちゃありがとー」
「お礼が言えるだなんて偉いねクリスチーヌは」
「えへへー」
まだこの体は小さいから滑舌は終わってるが、それも含めて私は可愛い。(?)
なんてったってクリスチーヌは性格こそ終わってるが、容姿はすんばらしく美少女なのだ。
今はまだ生まれて間もないけど。
でもそれはエディーにも共通してて、容姿だけはいいのだ。
でも皆さん見てくださいこの天使の笑顔を。
すべての悩みが吹っ飛ぶくらいです。
ゲームで散々見てきたうざいエディーは何処に居るのでしょうか?
とにかく、こんなにきゃわいいエディーがあんな性格わるいやつになるなんて信じられないんだよ。
この笑顔を守るには、そう。
エディーが性格悪くなる要素をすべてへし折るのみ!!
.*・゜ .゜・*.
今日も今日とてエディーと遊んでいると、私たちの部屋に母親らしき人が様子を見に来た。
なんでも業務で忙しいからこうやってすきま時間でしか私たちに会えないんだと。
そして私は思った。
『ゲームの中のエディーとクリスチーヌの性格がねじ曲がった原因それじゃね?』と。
だってこの部屋基本的に2人きり。強いて言うなら世話係のメイドさんがすこしいるぐらい。
そもそもメイドさん自身、教育の経験がなく、また私たちの立場が上すぎて扱いに苦戦していたのがある。
そのためすこし距離が置かれていたし、頻繁に会ってくれないことにより、『皆に愛されているヒロイン』に嫉妬したんじゃないかなって。
まあ、あくまで推測なんだけどね。
「クリスチーヌちゃん、すっごく難しい顔してるわね。眉間にシワがよってるわ。」
ああ、いかんいかん表情に出てしまっていた。
「えへへー」
「でも、やっぱりクリスチーヌちゃんってお利口さんよねぇ。もう喋れるようになっちゃったし。」
よしよしと私の頭を撫でる。
撫でられて嬉しい。が、そんな幸せな時間もずに終わる。
「奥様、そろそろ、、」
「、、そうね。わかったわ。クリスチーヌちゃん、あと寝てるエディー。戻るわね。」
「はぁい」
がちゃり、とドアを閉める音に寂しく感じる。
前世ではこれとは比べ物にならない酷い扱いを受けてた私は、たった1分だけの優しい温もりがとても幸せに感じる。
だからこそ、寂しい。
〝クリスチーヌ〟とエディーの気持ちが、少しわかった気がする。
子供にとっては、親の温もりが1番だもの。
受験さえ終われば、もっと書けるんですよ?