第20話 憧れ
今回はカイロ視点です。
休日が終わり、あのときの事件も王都でニュースになっていた。
それは、学園でも同じことだった。
朝、学園の廊下を歩いているとあの夜の事件の話でいっぱいだった。
「おはようございます」
「おお、おはよう、カイロ」
「おはようございます、カイロ、今日は早いんですね」
教室に入ると、すでにいた、ノストアさんとオルムさんがいた。
「ええ…………それで、何の話をしていたのですか?」
「ああ、この間の事件のこと話していて」
「この間の事件ですか」
「そうです、まさか王都に魔族がいると思わないではないですか」
「やっぱり、先に行ってた、ノストア、オルム、おはよう」
「おはよう」
ぼくたちが話していると、リリアとジュリさんがやって来た。
「おはようございます、2人とも」
「おうよ、おはよう、お前ら何か知ってるか」
「この間の事件ですか?」
「おう、そうよ」
「わ、私はあんまり知らないかなー」
ぼくとリリアは事件が起きた次の日にクレカさんから事件の内容を聞いていた。この事件は表向きには魔族の誘拐事件だと、報道されているため、真相を知っているリリアは気まずそうに返していた。
「R」
ジュリさんが急にRと言った。
「R? 何ですか、それは?」
「あんまり、知らない、けれど、お母さんが言ってた」
ジュリさんはRについてはよくわかっておらず、ただ言っただけだったので、ばれたのだと思ったけど、ばれてなかったので安心した。
「何か知ってそうだね、カイロ」
「ん?」
ぼくは声をかけられた方に向くとフレンさんがいた。
「フレン、おっはよう」
「おはよう………………ふふっ、だんまりってことは知ってることでいい?」
「いや、ぼくは何も知りませんよ」
「本当かなぁ?」
「ええ、本当ですよ」
「はぁ………なら信じますよ」
ぼくが淡々と返して言ったため、フレンさんを納得してないようすだったけど、あきらめてくれた。
「おい、お前ら、席に座れ」
パルソーナ先生がやってきた。
「お前ら、休日に魔族が起こした事件の影響により、こらから、本格的に魔族との戦いにそなえて鍛えることになった」
たしか、魔族との戦いを想定する授業はまだまだあとだったと思うけど、この間の事件によって、いつ魔族からの襲撃が起きてもおかしくないから、今から行うのですかね。
「パルソーナ先生、この間の事件ってどう言う事件だったのですか?」
「………………」
クラスメイトの1人が質問していた。けれども、先生は答えずに沈黙していた。
「パルソーナ先生、事件の真相を言ったらどうですの?」
クラスが沈黙している状態の中、それを壊したのはクレカさんだった。先生はため息を吐いた。
「本当にいいんだな、アンダー」
「ええ」
先生はクレカさんに確認を取った。
「なら、あの事件のことを説明するぞ」
先生は事件の真相について話していた。
「何か質問はあるか?」
説明をし終わったあとに質問があるか聞いていた。
「なら、Rってなんですか?」
1つの質問が飛び出した。
「それは私もよくわかってない」
「なら、わたくしが知っていることをお話ししましょうか?」
「頼んだ、アンダー」
先生とクレカさんが交代した。
「なら、お話ししますわ、まず、Rは灰色髪でキツネの仮面をつけている人で、たぶん男の人だと思いますわ。そして、強さに関してわ規格外に強いですわ、魔王の直属の軍を相手に一方的にぼこせるのですの」
「あの戦争を終わらした人」
クレカさんがRのことについて説明し終わったあと、ジュリさんが急を言い出した。
「フォグミストどう言うことだ?」
「いや、その人、戦争を終わらした人に似ている」
先生はジュリさんの言葉に反応して聞いていた。
「たしかに、ぼくもーRって名乗る人が戦争を終わらしたって聞いたことがあるよー」
今度はノアさんが反応した。
その後も、Rについて話していたが、ただの強者たど、認識していたこと以外進んでいなかった。
「よし、話はここまでだ、次は今度の予定を話していく」
先生がそう言うとクラスが先生に注目した。
「これからは私とカルトリアの2つのグループで授業を行っていく、上の順位から6人ずつ、このくじを引いていけ、赤色のくじなら私で、青色のくじならカルトリアの方だ」
そう言われたら、次々とくじを引いていった。
ちなみにぼくは青色でカルトリア先生のグループになった。
「今日はここまでだ、明日からはしばらく指定された戦闘服で来い」
今日の授業が終わり、ぼくはリリアといっしょに白寮の帰っていった。
「ロウコンド先輩、魔族を想定する授業って何をするですか?」
夜ごはんのとき、ルイさんがロウコンド先輩に質問していた。
「え!? 早いね〜、え〜と一言で言うと連携とかの訓練かな」
ぼくはロウコンド先輩は何か隠しているだと思ったので、連携だけの訓練ではないと思った。
「なぇークレカ、Rについてもっと詳しく教えてよー」
「わかったですから、そんなにいすをゆらさないでくれませんか」
ノアさんがクレカさんにRについて聞いていた。
「ねぇ、ノアさん、何でそんなにRのことが気になるのですか?」
ぼくは気になったことを聞いた。
「Rって圧倒的な力を持っているじゃん、ぼくもそれぐらい強くなりたいのー」
「それは憧れているってことですの?」
「うん、簡単に言うとそう言うことだねー」
憧れか…………
ぼくはノアさんの思いに1つのことを思っていた。
広告の下にある[☆☆☆☆☆]を[★★★★★]にしていただけると嬉しいです。
更新の励みになりますのでどうかお願いします。
ブックマークもいただけると本当に嬉しいです。




