第13話 目的
「思ったより、早く戦闘が始まりましたね」
目的地に向かっていると、ところどころで戦闘音が聞こえてきた。
「では、早めに向かいましょうか」
スピードを上げていった。
「ここですね」
ぼくは目的の場所につくと、足で地面を掘って、土のようすを見ていた。
「このぐらいの土なら………ある程度暴れてもそんなに影響しないでしょう」
他の土地よりか、安定していて、土によって足をとられることはない場所だった。
「あっちにいる人はその内にあの場所にいく、まずは、こっちの方に集中していかないと」
ぼくは目によって、グループ試験場にいる人が全ている場所がわかり、用がある人の場所を確認していた。
すると
ズルルルルーーーー
ぼくを見つけて、足でブレーキをかけて、止まって、砂埃がたった。そこには、ルイさんがいた。
やっときましたか。
「どうも、ルイさん」
「やあ、カイロ」
「全員1人行動ですか………おもしろい作戦ですね」
「!?」
1番のグループの人たちは全員1人1人で行動しているので、そのことを伝えるとルイさんはなぜ、こちらの作戦が相手側にバレているのかびっくりしている
「おしゃべりはここまでにして、そろそろ始めましょうか」
「うんそうだね…………………ん? なんですかその黒い剣は?」
ルイさんはぼくがさっき魔力で作った剣に見たことがないようすで聞いてきた。
「ただ、魔力で作った剣ですよ、黒色には気にしないでください」
「つまり、魔力剣ってことだよね?」
「そう、とらえてもらって構いません」
ルイさんがぼくの方に近づいて、剣を横に振ってきた、ぼくは剣が振られる前に前方にジャンプして、ルイさんの後頭部を左手で押して、地面と逆さのまま、距離をとった。
「ふん」
離れていくぼくにルイさんは、すみやかに近づき、剣を振ってきた。
カキィンーー
ぼくは攻撃をかわすではなく、今度は剣で受け止めた。1度おもっきりぶつかったあと、両者、1度剣を引き、今度は何度も剣が交差した。交差した剣の衝撃で、周りにあった木や地面には、斬撃のあとが切り込まれていった。
ぼくは1度おもっきり、ルイさんが持っている剣に振った。すると、ルイさんは体勢をじゃっかん崩したのをぼくは見逃さず、体を回転させて、左足でおもっきり、ルイさんをぶっ飛ばして、ぼくは地面に着地した。ルイさんは地面を転がり、途中で受け身をとって、立っていた。
「いくよ」
「ん!?」
ぼくがもうスピードで近づいたので、ルイさんは驚いて、剣を降ってきたので、左手で剣の軌道を変えて、右膝で蹴った。
しかし、その右膝をルイさんは左手で押さえてきた。そして、ぼくは剣で刺そうとしたら、後ろに回避していった。
はぁ〜、反射で避けているのですか…………
「すごいですね」
「ん?」
「気づいてないんですか、あのぼくからの攻撃を全て反射で返していることですよ」
苦笑いしながら、聞いたら、ルイさんはわかってないようすだった。
「(まだですね)勝負はここからですよ」
「ええ、戦いはここから……だよ」
「…………」
ルイさんが持っている剣から炎が出ていた。ぼくは無言のまま、近づいて行った。
「ふう」
ぼくは、息をついて、上から剣を振ってきた、ルイさんの剣をほんのわずかで避けた。
「!?」
「おらっよ」
ルイさんの剣を片足で押さえて、もう片方の足で蹴った。後ろに飛んで、体勢を崩したので、体勢を直す暇を与えずに追撃をしにいった。
「くっううう」
なんとか体勢が悪い状態で剣を受け止めたので、苦しそうな声を上げていた。
「こんなものですか?」
「まだまだぁーーーーー」
剣からさらに炎が出てきた、それを見て、ぼくは後方に下がった。もう、いいな。
「え?! どこにいくの?」
ぼくが急にどこかに向かっていったので、ルイさんはわけがわからなくなってきた。
「決着をつけたかったら、ついてきてください」
ルイさんはぼくを追ってきた。よし、狙い通り。
『火炎斬』
炎の斬撃を何度も飛ばしてきた。
ぼくはかわしたり、剣で受け流したらした。
『ファイヤーバード』
火の鳥がこちらに向かって飛んできた。
「上がれ」
小さな声でそう言うと、火の鳥が上にいった。
「破裂………ゆがめ」
火の鳥が中心から、破裂していった。
『複製』
魔力で自分にそっくりな存在を作った。そして、ぼくは他の場所に隠れて、ルイさんは複製したぼくを追っていき、地面の中にある洞窟に入っていった。
「さて、ここからが本当の勝負ですよ、ぼくを楽しましてくださいね」
ぼくは洞窟の中に入っていった。そして、洞窟の入り口を閉じていった。
side ルイ
「せいや!」
わたしは洞窟の中に入って、違和感があった、カイロが弱くなっていた。最初に戦っていたときは、強かったのに、今は弱かった。
「これって………」
原因はすぐにわかった、カイロがどろどろの物質? いや魔力に変わっていった。
「え?! いつの間に入れ替わった!!」
わたしはあのときに戦っていたカイロが本物ならば、いつのまに変わったのかわからなかった。
「ん?」
奥の方から足跡が聞こえてきた。
「ルイ?」
「アルマ!! どうしてここに?」
「えっと……洞窟があったから……誰か居るかもって思って…………ルイは?」
「わたしはカイロを追ってきた」
「カイロを? 誰か来るよ」
わたしはアルマが指した方を見ると見覚えがある人が歩いてきていた。
「ルイさん、アルマさん、ここからが本当の戦いですよ」
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