第11話 変化
今回はリリア視点となっています。
「ねぇ、リリア、あれって」
私は自分の位置に向かっているとジュリが話しかけてきた。
「あって何のこと?」
「カイロに言った言葉」
「あーあれのことかー」
私は人差し指を頬に当てたあと、唇の前にそのまま持ってきた。
「それは、見てたらわかるよ」
ジュリの目の前で小声で言った。
「………むうっ」
なぁ!!!
ジュリが頬を膨らませいる。
明らかに何か納得していない顔をしていた。
しかし、そのときの顔は可愛かった。
「そ、そんな顔をしても、ないしょ」
普段の口下手なときとのギャップがすごかった。
「ジュリ、行こ」
「え?!……ちょ、ちょ、ちょっと待ってよ」
ジュリはどんどんと進んでいったそのあとを私は焦って追っていった。
「ジュリ、準備運動はしたほうがいいよ」
「うん」
私はテストのため、軽く運動をして、万全の状態にしている。
ジュリは何もしてなかったので、準備運動したらって言ったら、私を見ながら行っていた。
見とけよカイロ、あれから、私は変わっていっているから。
私は上を見ながら思った。
しばらく待っていると先生の声が聞こえてきた。
「聞こえているな、よし、全員位置についたな、では、第1試合、1番対3番のグループテストを始める……………では始め」
テストが始まった。私とジュリは3番がいる方へ走っていった。
オリマーがたてた作戦はこうだった。
まず、基本的に2人1組になって行動することで、前衛、中衛、後衛で分かれて、前衛には、速いスピードで戦うことができる人で、中衛は魔法攻撃が得意だったり、どっしりと待ち構える戦闘スタイルの人で、後衛は全体への指示が出せる人、回復魔法が得意な人や中衛の援護に回ることができる人が配置された。私とジュリは素早く行動できることが評価されて、前衛に配置された。そして、ピンチになったら、すぐに逃げることだった。
これ、だいぶ欠陥な作戦かしら?
私はこの作戦の穴に気づいた。もし、カイロのような圧倒的な力を持っているやつと出会ったらどうするのだろうと思った。
オリマーっていい人っぽいけど、何か自分の実力を信じすぎているって言うか、自分より強い人を見たことがないっていう雰囲気だったな。
私はオリマーに対しての不満を思っていて、まだ、外を知らない子どもみたいな人なんだなと思った。
「ジュリ、止まって」
「え?!」
私は周辺視野のおかげで相手がいることに気づいたので、私といっしょに走っているジュリに動くのをやめてもらった。
「どうしたの?」
「ジュリ、相手のチームがいる気をつけて」
「え?!うん、わかった」
私がジュリに相手がいると言うとジュリはいつでも戦闘ができるように周りを警戒した。
「おらよ」
そう掛け声と共に剣が私に向かって飛んできた。私は最低限の動きで剣をかわした。
かわした剣を見ると奥の木に剣の先の部分が刺さっていた。
『水の槍』
私は周辺視野で木の後ろに隠れている人に向かって、軽く魔法を放った。
『風盾』
私が軽く放った魔法は他の魔法によってかき消されたが魔法によってなくなった方を見ると私とジュリの相手がいた。
「よお、リリア、ジュリ」
「お久しぶりです」
「うん」
相手が2人でノストアとオルムだった。
「リリア、ここで、戦う?」
「あぁ?戦うに決まっているだろ」
「ええ、戦いましょう」
ジュリは好戦的ではなかったけど、ノストアとオルムは好戦的だったようだった。私はノストアが好戦的な性格をしているのは知っていたけど、オルムがそんなに積極的に戦うと言っていたびっくりした。
「リリア!!」
しばらく考えていると、ジュリが焦ったように私の肩を揺らしてきた。
私の進化もここならカイロに見せつけらるな。
「ジュリ、ここで戦うよ」
「うん」
「いいな、そうこなくっちゃな」
私がジュリに戦うといったら、すぐに戦闘する体勢をとっていた。
『ハリケーンガン』
オルムは私たちに向かって、風のトルネードを撃ってきたが、私たちはよけて、私はそのままオルムの方に走った。
『水乱の撃』
私はいつもだったら、ランダムに放っているけど、今回は私の周りに浮かした状態でオルムの方に行った。
「グ!!」
私はそのまま拳でアッパー攻撃をした。
『水楽加変』
私はジャンプして、上に吹っ飛んだオルム追った。そして、私はオルムに周りの水を使って追撃をしていった。
『撃闘』
ノストアが私に向かって攻撃をしてきたけど、私は攻撃してきた腕をつかみ、ノストアを下に突き落とした。
「ジュリーー」
「うん」
受け身をとったノストアをジュリがダガーで切りにいった。
私はオルムに攻撃していった。
「このときを待っていましたよ」
「え?」
体勢を整えたオルムが急におかしなことをいったので私は疑問に思った。
『ハリケーンガン』
オルムは私がいないところに向かって魔法を放っていた。
「まさか!!」
私は魔法が放たれいる方を見るとジュリとノストアが戦闘していた。
「ジュリ危ない!!」
「え!!」
「おせえよ」
「がはっ」
ジュリはオルムが放った魔法に直撃して、奥の木にぶつかった。
「ジュリ!!」
私はすぐにジュリのもとに駆け寄った。
「ジュリ大丈夫?」
「う、うん………だ、大丈夫………まだ、戦えるよ」
私が油断しなかったら、ジュリもダメージを負わなかった。
「ごめん、私のミスでジュリはここで休んでいて、あとは私がノストアとオルムを倒すから」
「でもぉ」
「ジュリ、安心して私にまかせて」
「うん」
私はとびっきりな笑顔で、優しく言ったら、ジュリは納得してくれた。
「待って」
私がノストアとオルムがいる方に向かっていくとジュリが止めたきた。
「なに?」
「頑張ってね、リリア」
「うん」
ジュリはとびっきりな笑顔で言ってきた。私はそれに返すように笑顔で答えた。
「リリアだけかぁ?」
「ええ、そうよ」
「舐めているのですか?」
「ううん、舐めてないよ」
私が2人のところに行って、戦闘準備を始めた。
「じゃあ、始めようか」
私がそう言うとノストアとオルムも構えてきた。どうやら私が本気なんだと気づいている様子だった。
『四想天化』
私は4属性の魔力を身にまとった。
「『夕蒼』『輝剣』」
私は2つを剣を出して、2人の方に向かっていった。
『ハリケーンガン』
「ほいっと」
私は剣で軽々と魔法を切った。
そして、私は輝剣を離して、左足で蹴り上げた。
『撃闘』
『ウォーターグラウンド』
私は左からくるノストアに反応して、ながらかける前に地面に魔法を放って、ノストアの体勢を崩した。
私は魔力を足にためて高速で移動した。
「なぁ!!」
オルムが高速で目の前に現れている私に驚いている。
『風水一閃』
私はオルムを切った。
「ちっ」
こっちにノストアが向かおうとしているところにノストアの目の前に輝剣が地面に刺さった。
「あっぶな」
「もう終わりだよ」
「はあ?」
私が言った言葉にノストアは何が何かわからないような顔をしていた。
『水火爆破』
輝剣を軸にして、爆破が起こり、ノストアはその爆破に巻き込まれて気絶した。
カイロ、これが、新たな私だ!! 前みたいな魔法をぶっぱするだけじゃない、この目と4属性の魔力を合わせた新たなスタイルで強くなっていく。
私は空を見ながら、カイロに対して思った。そしてその後、ジュリのところに向かった。
「リリア、おつかれ」
「ありがとう、ジュリ」
ジュリのところに向かうと笑顔で返してくれた。
「リリア、強かったね」
「うん、私、毎日鍛えているから」
するとそのとき、
「第1試合終了、1番対3番の試合は1番の勝利」
試合が終了した。
「立っている者はそのまま帰ってこい、私は気絶した者を運ぶから」
先生がそう言うと、気絶した、ノストアやオルムを見るとすでに運ばれていた。
「リリア、戻ろ」
「うん、ジュリ、立てる?」
「うん」
私とジュリはカイロやフレンが観戦しているところに戻っていった。
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