第9話 魔法
昨日の夜、空を見ているとテラス先輩とイノ先輩が話しかけてきた。用があるのはテラス先輩だけのようでイノ先輩はついてきただけだった。テラス先輩の様子を見ると、不安という気持ちが多くあるように見えた。しかし、ぼくはそこに干渉するつもりはなく、イノ先輩が何とかしてくれると思った。
今朝、テラス先輩は昨日の夜の出来事が何もなかったように接してきた。しかし、その顔には何か思っている顔だったけど、ぼくはスルーしてリリアといっしょにぼくたちの教室に向かってきた。
「ねぇーカイロ、今日から授業だね、楽しみだねー」
「そうですね、この学園は強い戦士を生み出すための学園で、王国で1番の学園だから、期待大ですね」
「そうそう、私は1番したい、授業はね……………やっぱり魔法かな〜?」
「そうなんですか?」
「うん、私はもっと精度の良い魔法を使いこなしたいからね」
「ふーん、いいんじゃないですか」
「……むうっ」
リリアは頬を膨らませている。
ぼくは苦笑いで返した。
「………あーもういい……………そういうカイロはどうなのよ」
「ぼくは基礎を固めるような授業をしたいですかね」
「やっぱり、基礎ってそんなに大切なの?」
「はい、そうですよ、基礎は1番大事ですよ」
ぼくはリリアの対して、基礎がどれだけ大切なのかを教えていった。
「も、もう、大丈夫、それよりか、教室に早く行こうか」
リリアが走って、ぼくたちの教室に向かって行ったので、ぼくもそのあとをついていった。
「ジュリ、フレンおっはよう」
「おはようございます、ジュリさん、フレンさん」
「おはよう、リリア、カイロ」
「おはー、カイロ、リリア」
教室につくとジュリさんとフレンさんがいた。
「来るの早いのですね」
「いやー今日から、正式に授業を受けられるでしょ」
「フレンもなの!」
「ど、どうしたの?」
「いやー私も今日が楽しみでね、朝早く起きることができたの」
だから、朝起きたら、すでにリリアが起きていたのかと、ぼくのなかで納得していた。
リリアはフレンの手をつかんで話していたので、フレンさんは苦笑いしながら、答えていたし、ジュリさんもじゃっかん引いているようすだった。
「リリア、テンション、高い」
すると、リリアはおとなしくなった。
ぼくたちはしゃべっていると途中からノストアさんやオルムさんが教室にやってきた。しばらくすると先生が入ってきて、授業が始まった。
「教室は魔法について勉強していくぞ」
今日は魔法だったようで、となりを見るとリリアが嬉しそうな顔をしていた。
「では、まず魔法とは何かを説明していく」
黒板に魔法の説明を大雑把に書いていった。
「この世界では、初めに四大魔法っていうのが存在している、それが何かわかるか?……じゃあカンファードレット答えろ」
「はい」
先生は黒髪黒目の男の子を当てた。
「まず、四大魔法とは、火、水、風、土の4属性のことをです」
「そうだ、攻撃的な魔法が多い火、防御的な魔法が多い土、スピードが速い風、使い勝手が良い水だな」
先生がそれぞれの属性の説明をしていったが、ぼくにはそれが全て正しいことではないと思った。
「そして、このクラスではその四大魔法のそれぞれの属性のトップの四大令嬢がいる、そいつらの家系はそれぞれの属性に特化している、聞きたいことがあったら、アドバイスをもらいたかったら、彼女たちから聞くことも1つの手だ」
先生が四大魔法のついでに四大令嬢の説明をしていた。
「その他にも、雷や氷、霧などの属性もあるが、そのなかでもめずらしい属性も多くある、それは光と闇だ」
「どうしてめずらしいのですか?」
「いい質問だ、フォンテーヌ」
水色髪で金と空色のオッドアイの女の子、フォンテーヌさんが先生に対して、質問をしていた。
「まず、光と闇の魔法を持っている人が滅多にいないことだ。基本的に四大魔法以外の魔法は派生した魔法と言われている。しかし、光と闇については四大魔法の派生とは言われていなくて、突然に生まれてきた魔法だからだ」
光と闇の魔法がどんなものなのか説明していった。
「次の授業は魔法の練習をするため、魔法訓練場に来い」
先生が授業が終わると次の授業の連絡をして、教室からあとにした。
ぼくたちも魔法訓練場に向かっていった。
「そういえば、ジュリって誰と同じ部屋になったの?」
「なにそれ?」
「そういえば、カイロは知らなかっただね」
リリアは寮の説明をしてきた。白寮以外の寮では、2人で1つの部屋を使うらしい
「で、ジュリ、誰といっしょなの?」
「フレンと」
「よかったじゃん、知っている人で」
ジュリが知り合いといっしょだったのでリリアは嬉しそうな顔をしていた。
ぼくは何で嬉しいそうな顔をしているのか疑問に思った。
「では、始めるぞ2人1組になれ」
授業が始まると先生がペアを作れっといってきた。
ぼくはフレンと組んでいた。
「フレンさんって魔法が得意のなんだよね」
「うん、そうだね、カイロは?」
「ぼくはあんまり、魔法は得意ではないな」
ぼくは基本的に使える魔法はなく、魔力を具現化させることができるぐらいだった。しかし、バレるのはリスクがあるため、得意ではないと言った。
「では、お互いに魔力の精度を見ていけ」
ぼくは魔力の精度に関しては得意分野やけど、完璧にしすぎるとよくないので、いつもよりか、悪い精度で授業を受けていった。
フレンさんは言うと魔力の精度だけなら、化け物を使っていないリリアよりか、遥かに上だった。
その後も授業を受けていった。
◇◇◇
放課後になってぼくは魔力精度を鍛えていた。その後、夜ごはん食べたり、お風呂に入ったあと、ぼくは自室に戻ってきていた。
そして、リリアがぼくの部屋に遊びに来ていた。
「で、何のようですか?」
「今日の授業のとき、魔法のことについて、何か思っていたでしょ」
「そんな顔してたのですか?」
「うん、してた、で、どんなことなの?」
ぼくは思っていることが顔に出ていたらしい、その顔をリリアに見られていた。
「ぼくはこの世界での魔法への考えは正しくないと思います」
「え?なんで?」
ぼくが言っな言葉にリリアは目を丸くして聞いていた。
「火が攻撃的な属性ではないし、土が防御的な属性ではないし、風や水だって、それぞれ別のことに使える属性だと思っている、ぼくはこの世で魔法に関して大事なことは魔力精度と魔力の応用だと思います」
「どうして、魔力精度はわかるけど、魔力の応用はなんでですか?」
「例えば、魔力を足の方に集中させて高速で移動したり、魔力を体の1番に通して体を硬くしたりすることができます」
リリアは真剣にぼくの話を聞いていた。
「そう言うことなら、火で水を蒸発させたり、土で押し潰したりすることも、応用に入るの?」
「それも応用ですね、そう言う応用のことは魔法の創造力と言いまして、案外大事になってきますよ」
「つまり、創造力も充分に大切ってことだよね」
「そうですね、魔法に関しては創造力があるほど、さまざまな選択をできるようになってきますね」
その後も、ぼくとリリアは魔法のことについて話していた。
「じゃあ、今日はありがとうね、カイロ、いい勉強になったよ、おやすみ」
「おやすみなさい」
リリアはリリアの自室に帰っていった。
ぼくはベットの上で寝転んだ。
リリアがどんなに成長をするのか、楽しみになってきたしたね、待ってますよ、上の世界で。
ぼくはそんなことを考えたいった。
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