その他の自称天皇
【佐藤天皇】
本名、佐藤英壱郎。元憲兵。戦後の日本ではGHQが危険と判断した人間を公職追放したのだが、その対象に自分の名がなかったことを不服としあえて安徳天皇の子孫を名乗ってGHQに目をつけられようとした。日本人は皆天皇の子孫だという主張をする。
【葛尾天皇】
本名、松本忠致。熊沢天皇がご先祖の信雅王が潜伏していた地を探して辿り着いた福島県葛尾村で巡り合った人。伝承では長慶天皇の子孫らしい。熊沢と協力して後南朝の史跡を探した。熊沢からはあなたも南朝後胤です、とお墨付きを与えられた。
【熊沢天皇?】
本名、熊沢里吉。闇物資として石炭を流していたため逮捕される。警察の取り調べで熊沢家宗家の人間だと名乗るが、名字がたまたま同じだっただけで後南朝研究に心血注いだ熊沢家とは関係ないようだ。
【外村天皇】
本名、外村光陽。後醍醐天皇の子孫を名乗る。昭和天皇の行幸のとき、あの天皇は偽物だ、などと叫んだため群衆に袋叩きにあう。その後、日本共和党から衆議院選挙に出馬するが惨敗。
【竹原天皇】
本名不明。南朝後胤だと主張。後醍醐天皇にゆかりのある奈良県吉野の如意輪寺を自分の皇居だと勝手に決めた。
【法の天皇】
本名不明。「法の天皇」という文字で染めた半纏を着ていた。
【国憲天皇】
本名不明。野良着を着て数珠を持って歩き回っていた。
【仙海天皇】
本名、田宮仙海。後醍醐天皇の子孫を名乗る。自称天皇総員会議を提唱して、日本全国を行脚した。
【安川天皇】
仮名、安川守。霊元天皇の皇子だったが、お家騒動から逃れるため野に下ったその子孫だと主張。
【明治天皇】
本名、とどろき一夫。淡路島の三原郡の人。昭和23年生まれ。明治天皇を自称し精神病院に入院していたが、平成2年に兵庫知事選挙に出馬する。
【小野寺天皇】
本名、小野寺直。東武皇帝の曾孫であると名乗る。また、真の日蓮正宗の後継者の日了法皇であるとも名乗り、後醍醐天皇より三種の神器の勾玉を代々受け継いでいるとも言う。それに関する本を出版しているが信憑性に関しては不明。
【天祐天皇】
神奈川県にある子之神社の齋主は、南朝正統の小倉宮家で代々継いでおり、後亀山天皇から受け継いだ三種の神器が伝わっているという。
【大衛天皇/平安天皇ヨシュア】
勝信貴。伊信貴。真世界宗教連合会内ダビデ王統研究会顧問/相談役。陽成天皇の孫の源為朝の子孫を名乗る。イスラエルダビデの子孫であるとも名乗る。現在の皇室を偽物だと言い、自分の正統性を主張しているが、認められていないらしい。この人物のブログを少し読んでみたが何を言っているかわからなかった。
【後綏靖天皇】
本名、岡山和憲。天皇靖仁であると名乗る。豊臣藤吉郎秀吉であるとも名乗る。PCインストラクターらしい。