嫌いなものは嫌い
地元の宣伝動画が十数日前に公開されたのですが、私の嫌いな人物が起用されていました。
「悪名は無名に勝る」とはよくぞ言ったもので、詳細を紹介すると動画の再生回数が増えますので、敢えて伏せます。
私個人の好き嫌いで自治体の取り組みに苦言を呈すのも無理筋ではありますが、その人物は万人向けの人物ではありません。
過去には外国人に対する差別発言や、スポーツ選手の栄誉を讃える場面でその偉業に水を差す発言をしたりして、何度となく炎上を繰り返している問題が多い人物でもあります。つまり反省できない人物です。
一方で「歯に衣着せぬ発言が心地良い」と評価される方もいらっしゃいます。
私個人としては、地元の印象を悪くするような人物起用には疑問しかありません。自治体職員にありがちな「メディアに出演しているから大丈夫だろう」という安直かつ、暗愚な選考過程があったのかもしれません。
私のように「嫌いな人物だから動画再生しない」とする方々もいらっしゃるでしょうから、税金の使い途としては大失敗だったと言えるでしょう。
それともご本人同様、自治体が炎上芸でも狙ったのだとすれば愚の骨頂です。どうして地元出身の著名人を起用しないのか、企画立案からして頭の悪い出来事にしか見えません。
かつてこけら落としに無名の外国人を呼んだことで批判を浴びた中部国際空港ですが、話題にならなかっただけで地元出身の著名人を呼んでいました。今回の地元自治体の企画では「ゆかり」の人物と役人が動画に登場するらしいのですが、地元の良いところを地元住民や出身者に語らせない時点で、我が県には何の魅力もないと思われるでしょう。
しかも中には動物に魅力を語らせるとか、県民を小馬鹿にしているとしか思えないような内容もあって、不愉快極まりないです。この動物を使った宣伝も国民を馬鹿にしているとして炎上しそうになったこともあるのですが。
炎上芸人や動物を起用するぐらいなら、もっと好感度の高い著名人を起用するか、地元の紹介に力を入れている人物を起用すれば良かったのに、としか思いません。
この先、あの嫌いな輩のポスターを県内外で目にするかと思うとウンザリします。ご本人が不祥事でも起こしてお蔵入りになればいいのに。
ポスターの出来映えも酷いもので、下手すると私以外の県民が苦情を入れる可能性すらあります。地元メディアが広報していないのは、県民受けが悪いとメディアも思っている証拠です。
本当に、こういう具合に我が県の役人には調査能力がないので、情報発信力も低いのです。時流に乗れないが故に落ちぶれるのは何度となく経験しているはずなのですが。
なお当該文章におきましては、侮辱や誹謗中傷の意図は全くありません。仮に侮辱や名誉毀損と捉えられるならば、表現の自由を侵害する行為ですから、残念でなりません。