底辺新人なろう作家が初めて悪役令嬢モノを書いてみた感想(エッセイ)
アクセス数も評価ももらえない。新人底辺なろう作家が禁断(?)の「悪役令嬢モノ」に手を出した顛末記――。
「テンプレ万歳!」
需要があるか分からないのですが、いわゆる「悪役令嬢」モノを初めて書いてみた感想を書いてみます。
ちなみに、私は「目が覚めたらTSして乙女ゲームの悪役令嬢になっていた……!? しかも断罪イベント中ですの!? ~前世プレイしてたVRMMOで剣聖スキルマスターしていたので死亡フラグ回避余裕でした~」という作品を最近書かせていただきました。
「なろう作家」としての実力・実績はほぼ0。
完成させた作品も1作品(8話完結)くらいの者でした。
まず、悪役令嬢モノを書いてみようと思ったそもそもの動機ですが、「自分が書いた小説を他の人に読まれたい!」というこの一言につきます。
いままで数少ないですが、自分で小説を投稿してみて、ぜんっぜん読まれなかったので(アクセス数自体ほとんどない)ちょっと寂しかったので、そこから「読まれるためには」を勉強し始ました。
色々情報を探ってみたところ、「なろう」で読まれやすいテンプレの選択肢としては、
・異世界転生モノ
・悪役令嬢モノ
あたりかなー、と見当を付けてみたのですが、悪役令嬢モノは私の中で「女性作家」様たちの聖域と位置付けており、選択肢から外されていました。
その他、いろいろと苦労されている、なろうの先輩方のエッセイなど勉強させていただき、重要なのは「タイトル」と「あらすじ」である事。
あと、「作品個別に作者名を設定しない」「1話にまとめる文字数」など、有難い助言をいただきました。
そんなこんなで、色々と勉強させていただいていたところ、どこのサイト様か失念してしまった(大変申し訳無いっす/汗)のですが、テンプレの良さについて次の2つを上げていました。
【テンプレの良さ】
・(読者目線)誰もが知る安心感
・(作者目線)自分だったらどう料理するか
↑これを見たとき、つい「悪役令嬢モノを自分だったらどう料理するのか」と考えてしまいました。
すると、「自分だったら、前世で剣聖スキル持ちだったので、無双してざまぁさせるなあ」と不思議と料理する案が湧いてきました。
思い付いてしまったら書きたくて堪らなくなってしまいました。
しかし、じっと我慢して書き始める前にいくつか面白そうな悪役令嬢モノを読んでみました。
他の人はどう料理しているのか見てみよう作戦です。
とりあえず、悪役令嬢モノは面白い作品が多い事がわかりました。
みなさん、個性ある料理されてます。
すごいです。
次に「悪役令嬢」と「剣聖スキル」でざっと検索かけてみました。
一通り探した限りでは見つかりませんでした。
(もし、先に同じネタで書いている方がいたらごめんなさい!)
という訳で、思わず野郎なのに悪役令嬢モノを書いてしまった次第です。
最初は短編のつもりで書き始めたのですが、気づいたら設定まで含めて18,000文字超。
貴重なアドバイス(※)もいただいたことで、5話程度にまとめて連載小説(完結)という形で投稿させていただきました。
※……当初、短編のつもりで書き始めていたので、16,000文字くらいの長さを1話とする暴挙に出ておりました(大汗)
私のなろう作家としての実力が高まった訳では決して無いので、読まれた方の評価はいままで通り少ないではありますが、アクセス数は今までで一番いただきました。
もちろん、これまで勉強してきた、タイトルの付け方やあらすじの書き方について学んだことも生かされたと思います。
色々教えてくれた先輩方ありがとうございます!
また続けられるモチベが湧いてきました。
そんなわけで、初めて悪役令嬢モノを書いてみた感想は「とても楽しかった」です。
まだ書いたことがないなろう作家の皆さま、ぜひあなたも「悪役令嬢」書いてみませんか。
私の「初めて悪役令嬢モノを書いてみた感想」は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
(追記)
感想欄でいただいたご感想に返信文を考えていましたら、こんな言葉が天から降りてきたので、エッセイ本文にも転記してみます。
「テンプレとは、なろう公式と読者から与えられた『お題』である。このお題を『自分ならどう料理するか』。思い付いたら書くべし!」