orange
太陽より出血する光線あおく、
が、しかして、
血走らせる目、
カーテンのうちにて。
渉猟すアニマ、色欲とりどり花畑、
百万弗なナオンの體、
あやしいピンクな動画で眺むる、
朝、
そうして
息すい、
息はき、
オレンジ色のパッケイジ、開け。
飼っている、御いぬ様、に、差し上げた
こだわりビーフジャーキー・ロング
にかんじる輪廻、ひえらるきー、
わたくしと、いぬ、それに
ビーフちゃんの
間の川、差異、深き深き、
かくも暗黙知、な、
捨象、深し。不可視の深し淵の
透いた
闇。
嗚呼、
それに臆してはならないし、
ひき肉は、
たまに使うと料理にベンリであるし
神は頁をめくる手を止めない、
退嬰と体液、盈月と空隙、
どれもがみな
廻り巡る。廻り周る。ヘルとヘヴン。
ぼーい
みーつ
がーる
神の手のまわりを、歩み歩む次第。
ま、
この話は終わりだ、
太歳ちう、妖怪図鑑に出ていた怪異は、
地に巣くう肉の沼で
マグマさながら、
形をもたぬ、
凶兆であるが。
地表の下には、魔が伏していて、そのことに
わたくしらは、目を瞑っている。
ふぎ・みっつう・なう、self neglect
大酒、アルキ・スマホ。
マーマレード並みの自我。
クェスチョンと無言の山。
マァケットにて手にとりし、
生き物の肉のミンチであるとか。
まあ良いさ精神世界のさふぁいやの森
かむさびた蒼古を
往く最深奥に
一つ目の樹木、
一本目という意ではなく、
眼球を一個、そなえた、木が佇立してい
それは、るびぃ色の睛をしている、
あ
鮮明な神経で。
いやに。
幽明な幻覚を。
視ている。
幻覚
視ている
幻覚
視ている
幻覚
視て
幻
視て
幻
視て
幻
まぼろし
まほろば
ぬばたま
鳥獣戯画
肉と人と獣の輪廻
三原色みつどもえ
ファントム
こぶたちゃん
彫りもの
死の糊塗
ポルノ
了。