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初めての学級活動

始業式の次の日の昼休み、俺は相変わらず恭平と奈々との3人グループでご飯を食べていた



「健~、ポッキー食べる?」

お菓子が大好きな奈々は相変わらずバッグの中に何かしら入ってる、たまにレアなお菓子とかも持ってくるので嬉しかったりする


「お前あいかわらずだなぁ、お菓子はいけないんだぞ」


とか言いながら俺はしっかりポッキーをもらう、甘くておいしいんだ

先生に見つからないようにばれなければ問題は無い


「お弁当と一緒に持ってきたんだし、デザートだよぉ」


あ、いいなぁ俺にもと言いながら恭平も入ってくる、3人で楽しく話しをしている

この日常に物足りなさはない、親友の恭平がいて、片思いの奈々がいて、今年は3人で騒げると思うと楽しみだ

ただ、それ以外にも気になる子がいる、恭平の前の席の子、昨日帰り際に話しかけられ一緒に帰ることにした、可愛いというより肌が透き通っていて綺麗だなと感じた


本人は知ってるようだった、だから俺は聞けなかった、相手の反応から会ったことがあるはずだった

恭平に聞けば分かると思ったが何か勘ぐられるのが恥ずかしくて、結局そのままだ


昼休みを終わる鐘が聞こえた、午後の授業が始まる、今日はまだ2日目なので気が楽だ、しかも学級活動という名目でクラスの中を深めたり、学園祭とかの準備とかしたりする時間だ、半分遊びのようなものだ

先生がクラスに入ってきて、教室の中が静かになる、起立、礼、という日直の声が響く


「よし、じゃあ学活ということで初めての人も多いだろうから、とりあえず自己紹介でもしてもらうか」


あぁってことは知ることが出来る、ありがとう先生と心の中で感謝した

そして順々に回ってくる、


「篠田麻美です、趣味は読書です、よろしくお願いします」


短いな、かなり大人しい感じの子だ、隣の奈々とは逆タイプのようだ

それにしても麻美んとか呼んだらなれなれしすぎるな、最初は篠田さんと控えめに話しかけよう

話題とかどうすればいいのか、あの自己紹介じゃ何も拾えないぞ

そんなことを考えてるうちに自分の番が来た


「えっと、宮永健です、気軽にたけちゃんって呼んでね、嫌いなことは勉強です、好きな子は奈々ちゃんです」


「たけちゃん素直だなぁ、で三森は誰が好きなんだ?」

先生がリアクションを返してくれた、これできっと笑いが取れるだろう

ここで健、好きだよとか言われたら跳びはねて喜ぶだろう



「ん~私は恭平かな、背が高い男子ってかっこいいもんね」

そう言われるとショックだ、確かに俺より背が高くてかっこいいのは認める、だがショックだ



「え~じゃあ俺が好きなやつは篠田かなぁ」

なんだと、恭平と篠田って仲良いのかな、そこで話しを振るってことはそうなんだろうか

後で教えてほしい、帰りにファミレスとか寄って2人で話したいなと思う

どうせ放課後暇だろうし、帰りがけに誘うことにした


「じゃあ私が好きなのは・・・たけちゃんかなぁ・・・なんて」


なんてはいらないってか嬉しい、冗談でもそう言ってくれたことは嬉しい

もっと追究したいところだ、帰りがけに3人でファミレス行こうかな、俺の心は簡単に揺れていた


「いや、お前らの一方通行な、誰かが振り返ればそれで綺麗に収まるのにな」

先生ナイスツッコミです、ほんと打ち合わせなくてもこんな会話が成り立つ辺り、ノリが良いのは嬉しい

きっと俺らが一番笑いを取ることが出来ただろう、そんな騒がしい学活は自己紹介と雑談で幕を閉じた



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