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恭平とのお昼


3月14日

ガトーショコラを奈々ちゃんと作って、無事に恭平へとプレゼントをした日から1ヶ月が過ぎた

初めてチョコを作って喜んでもらえて嬉しかった、なんかこの1年思い返すとチョコっとだけ変われた気がした

クラスの男子と話せることなんてあの時は考えてなかった、ましてや別のクラスの子と親しくなるなんて


今はお昼休みの時間、ご飯を食べながらまったりしてる、隣には恭平がいる、場所は相変わらず屋上だ

人気が少なくのんびりできる、寒いけども、何気に気に入っている


「篠田、この前はチョコありがとな、これ手作りじゃないけどお返し」


「あ、ありがとう、そういえばさ奈々ちゃんからは貰ったの?」


「うん、お前と同じやつもらったよ、まさか奈々に教えてもらうとはな」


あぁつまりもらったのは義理チョコだったのか、やっぱり本命は宮永君にあげたのかな

彼とはほぼ話してない、いつも奈々ちゃんといて話が弾むのは奈々ちゃんで、全然近づけないでいた


「うん、偶然会ってね、奈々ちゃんてすごく可愛いし、優しいよね」


「そうだな、それに頑張り屋だし、健と仲良いし」


「それは嫉妬?」

そう聞くと首を縦に振った、どうやら中学の頃は3人とも同じクラスで仲良く遊んでたらしい

恭平も健も、奈々ちゃんのことが好きだったらしいがお互いに手を出さず3人仲良くいようと2人で約束をした、だから定番の卒業式の日に告白とかボタンとかも渡されなかった、そして高校に入り、恭平だけクラスが分かれて少し不利な状況になった、話しを聞く限りそんな感じだ


「まぁでもチョコ貰えたんだし、少しは話せてるんでしょ?」


「ほんとに少しだけどな、最近あの2人は仲良く帰ってるし、昼休みはお前と飯だし」


「なにそれ、私、悪者みたいじゃん」


「あはは、冗談だよ、お前と飯食うのも楽しいからな」

そうでなきゃ毎日一緒に食べるわけないか


「来週終業式だけど2年になっても同じクラスだといいな」

ふと恭平が呟いた、気が付けば来週で1年が終わり4月からは新学期だ

もし、恭平と同じクラスなら

「そうすればまた、勉強教えれるもんね」


「もし違うクラスになってもまた、昼飯一緒に食おうぜ」

どうやら違うクラスになっても問題なさそうだ

私が今まで必死に勉強してきたのも、友達も出来ずに勉強したことも無駄ではないようだ

新たな繋がりとして始まった、たとえクラスが分かれたとしても1度出来た繋がりはそう簡単には消えないようだ

その後も恭平と楽しい昼休みを過ごした、私はまた同じクラスになれますようにと願った




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